テーマ:映画

Kadおっちゃん、我が道を行く。

Kad Merad(本名:Kaddour Merad) キャッド・メラッド 1964年3月27日生まれ アルジェリア出身 現在46歳のこのむさいルックスのおっさんは、只今フランスで絶大なる人気を誇るコメディアンなのであーる。そして、わたくし、豆酢館長のツボにもしっくりはまっているおっさんなのであーる。 アル…
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「コッホ先生と僕らの革命 Der Ganz Groe Traum」…追記しました。

本日のお題は、「コッホ先生と僕らの革命 Der ganz grosse Traum」。 ドイツ版「いまを生きる」と称される本作、ドイツに初めて“サッカー”という概念を持ち込んだ、ドイツ・サッカーの父“コンラート・コッホ先生”の伝記映画ですね。ドイツ・サッカーの黎明期を探ると同時に、19世紀末のドイツでは当たり前でもあった、厳格…
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「もうひとりの息子 Le fils de l'autre」Part2 (解説)

2012年に開催された東京国際映画祭は、この、ロレーヌ・レヴィ監督の長編第3作目にあたる「もうひとりの息子」にグランプリと最優秀監督賞を与えました。 もうひとりの息子 [DVD]Amazonアソシエイト by 今作がフランス人監督(ユダヤ系)の手によるフランス映画であり、だからこそ、イスラエルとパレスチナという複雑な遺…
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「もうひとりの息子 Le fils de l'autre」Part1 (ストーリー)

“もう一人の僕へ。君は君が選んだ人生を成功させろ。僕は僕の選んだ道で絶対に成功してみせる” 「もうひとりの息子 Le fils de l'autre」(2012年製作) 製作:ヴィルジニー・ラコンブ他。 監督:ロレーヌ・レヴィ 原案:ノアム・フィトゥッシ 脚本:ロレーヌ・レヴィ&ナタリー・ソージェン&ノアム・フィトゥッ…
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「暗殺の森 Il Conformista」或いは卑怯者の憂鬱。

デジタル・リマスター版で蘇った、ベルナルド・ベルトルッチ監督の傑作「暗殺の森 Il Conformista」を見てきた。よもやこの作品を、リフレッシュされた美麗映像で、しかも大きなスクリーンで再見できる日が来ようとは思わなかった。普段は何かと、煩わしい厄介事を私たちの日常生活にもたらすデジタルの世ではあるが、こんな時は流石にその凄みを実…
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ゾンビの絨毯。ー「ワールド・ウォー Z World War Z」

お盆休みもとうに終わりまして、情け容赦なく通常モードでお仕事の日々が戻ってきた方も沢山いらっしゃると思います。朝夕は少し凌ぎやすい気候になったとはいえ、日中の暑さはまだまだ尋常じゃござんせん。夏の間の疲労が蓄積された身体は、病気にもかかりやすいものです。皆さん、お気をつけくださいませね。 お盆休みの間、我らザ・豆ーズは二つの水…
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私からハロウィンの呪いをこめて(笑)―「ハロウィン Halloween」

昔々私が住んでいたマンションには、片田舎に住んでるただの専業主婦だというのに、かなり気位の高いセレブ志向の奥様連中が多数とぐろを巻いておりました。まあ、転勤族ばかりの家庭が入居していましたから、“前住んでたところではああだった、こうだった”と、以前の生活の華やかな側面を再現することに必死だったんですねえ。その気持ちはわからんでもないが、…
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「メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー Metallica Through The Never」追記完了!

第41回International Emmy Awards(国際エミー賞)でうちのショーン・ビーンが価値ある最優秀男優賞を獲得した時、私はといえば、IMAXシアターでこっそりヘドバンの真っ最中でありました(笑)。 “生きてるか?” “生きてるってどんな感じだ?” 「メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー Metallica…
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死せる魂との対話―「Solus」(short film animated)

フランス生まれの哀感漂うショートアニメーション映画です。細部まで緻密に作りこまれた、非常に完成度の高い美麗なCGで綴られる近未来の物語は、しかしあまりに根源的な悲しみを揺さぶります。 “Solus” Solus from Solus LeFilm on Vimeo. 「SOLUS」 監督:Robin Bersot&…
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人の世の哀しみと喜び-「ブラック・ビューティー/黒馬物語 Black Beauty」

僕の目には、人間の喜びと哀しみが見えている。 「ブラック・ビューティー/黒馬物語 Black Beauty」(1994年製作・劇場未公開) 監督:キャロライン・トンプソン Caroline Thompson 製作:ピーター・マクレガー=スコット&ロバート・W・シャピロ 原作:アンナ・シュウエル「黒馬物語」 脚本:キャロ…
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何処にもいない貴方―「アイム・ノット・ゼア I'm not There」

どれほど悠久の世紀が流れるのか 山が海となるには どれほど人は生きねばならぬのか ほんとに自由になれるために どれほど首をかしげねばならぬのか 何もみてないというために その答えは 風に吹かれて 誰にもつかめない ―“風に吹かれて Blowin' In The Wind”から一部抜粋 (アルバム「Free Wheelin…
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終末の中のバベルの塔―「The Origin of Creatures」

【バベルの塔】 元々人々は同じ一つの言語を共有してコミュニティーを作り、一緒に暮らしていた。肌の色や顔立ちが違っていても、皆同じ言葉をしゃべっていたから争いが起こることもなく、彼らが形成する社会は繁栄し、技術も進化し、文明も高度に発達した。ところが、生活が豊かになって力を得るようになると、彼らは慢心し、父なる神を侮るようになった。誇り…
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3人の男に受け継がれた鎮魂歌―「ウォー・レクイエムWar Requiem」Part2

第3章ジャーマン Derek Jarman “この映画の主題の一つは、卑しむべき戦争がその罪を清められることだ。でも、現代においてこのミサ曲にはエイズに対する共鳴の気持ちが含まれていることも、私には分かっていた。だから私は心の中で、この映画を昨年(エイズで)死んだ私の友人達に捧げた。つまり、これは私自身のエイズ映画と言うことも出来…
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3人の男に受け継がれた鎮魂歌―「ウォー・レクイエムWar Requiem」Part1

“親愛なるブリテン様、ご持論ではレクイエムには素晴らしい歴史があるとのことですが、世にレクイエムはもう十二分にあるのではないでしょうか。また、ウィルフレッド・オーウェンの詩をつけたとしても、大勢には受けないと我々は考えます”―デレク・ジャーマン著「ラスト・オブ・イングランド」より抜粋 「ウォー・レクイエム War Requie…
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「天使が隣で眠る夜Regarde les hommes tomber」―ジャック・オディアール監督

孤独な魂が寄り添う夜。 「天使が隣で眠る夜 Regarde les hommes tomber」(1994年製作) 監督:ジャック・オーディアール 製作:フランク・ル・ウィタ&マルク・ド・ベイセル 製作総指揮:ディディエ・オードパン 脚本:アラン・ル・アンリ&ジャック・オーディアール 原作:テリー・ホワイト「真夜中の相棒…
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繭の外へ―「Caterpillar」(short film)

自らを真に理解する過程で、人は時に自身を見失うことがある。 “Caterpillar” CATERPILLAR from David Field on Vimeo. 「Caterpillar」(2012年) 監督&製作:David Field 出演:Leslie Bornstein Angela Mar…
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マスター・オブ・無精髭―フランコ・ネロ Franco Nero

8年程前、映画館で観たラブ・ロマンス映画「ジュリエットからの手紙」で、フランコ・ネロ Franco Neroを久しぶりに観た。ロレンツォを演じるフランコの佇まいは、めっきり白髪の増えた頭髪同様、若い頃の野生丸出しのセックス・アピールがちょうど良い塩梅に熟成され、酸いも甘いも噛み分けた老齢の男の悲哀と懐の深さを感じさせていた。 …
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“鋼鉄の男”の作り方―「アイアンマン Iron Man」

「アイアンマン Iron Man」は、フランス語バージョンで観ても、やっぱり面白かったよ…。 「アイアンマン Iron Man」(2008年製作) 監督:ジョン・ファヴロー Jon Favreau 製作:アヴィ・アラッド&ケヴィン・フェイグ キャラクター創造:スタン・リー他。 脚本:マーク・ファーガス他。 撮影:マシュー…
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リトル・ビーンズとMr.ビーン LittleBeans & Mr. Bean

2012年に書いた、名作TVシリーズ「Mr.ビーン Bean」に関する記事を再掲します。可愛い盛りだった(過去形・爆)子豆たちのイラスト付きでっせ♪ (*´꒳`*) (*´꒳`*) (*´꒳`*) (*´꒳`*) 以下、2012年の記事の再掲 (*´꒳`*)…
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「カッコーの巣の上で One Flew Over the Cuckoo's Nest」 Part 2

「カッコーの巣の上で One Flew Over the Cuckoo's Nest」の感想です。観る度に違った感想が生まれる、重層的な人間ドラマ。私達に深く思考することを求めてくる、真の傑作だと思います。その魅力は、製作から早40年近くの年月が経過しても、一向に色褪せません。 「カッコーの巣の上で」のリバイバル上映を観てきた…
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「カッコーの巣の上で One Flew Over the Cuckoo's Nest」 Part 1

“体制”とそれに反抗する一個人との戦いを、精神病院における非人道的な管理体制と、それに隷属させられる患者とを対比させることにより象徴的に描いた、アメリカン・ニューシネマ最後の傑作。まずはストーリーのご紹介から。 しかしこの映画「カッコーの巣の上で」には、ホロコーストによって家族を喪い、大戦後の故国を覆った全体主義を辛くも生き延びた…
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美しく、哀しき「怪談 Kwaidan」(1964年)小林正樹監督

追記しましたよ。 Finished additionally writing. 恐怖というのは、人間が持つ本能の中でも最も原始的なものの一つです。恐怖小説やホラー映画の類いが、人類の文化の片隅でひっそりと、しかし絶えることなく存続してきたのは、恐怖が人間の感情の根幹にしっかりと結びついているからでしょう。 私自身は、“私達が何を…
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「ストレンジャー・ザン・パラダイス Stranger Than Paradise」

何も変わらないように見えて何かが為す術もなく変わってゆく、この不条理なるモノクロームの世界。 「ストレンジャー・ザン・パラダイス Stranger Than Paradise」(1984年) 監督:ジム・ジャームッシュ Jim Jarmusch 製作:サラ・ドライヴァー 製作総指揮:オトー・グローケンバーガー 脚本:…
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戦いを捨てた戦士―「ディーパンの闘い Dheepan」

スリランカ内戦 Sri Lanka Civil War(1983年~2009年) イギリス統治下にあったスリランカでは、総人口のうち2割弱を占める少数民族のタミル人住民を優遇する分割統治政策がとられていた。1948年にセイロン(現スリランカ)が独立すると、翌年にはこれまでの反動からタミル系住民の選挙権が剥奪された。1956年、総人…
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「リバー・ランズ・スルー・イット」―ロバート・レッドフォード監督

かつて、およそ全てのアメリカ人が理想とする美男の典型は、若き日のロバート・レッドフォードでした。今は“美の基準”も多様化し、個々の観客が美しいと感じる俳優のタイプも多岐にわたるようになりました。どんな人が見ても魅力的だと感じる俳優、女優さんはほとんどいないでしょうね。 20代から30代にかけてのブラッド・ピットの俳優としての才能を…
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エリザベス・テイラー Elizabeth Taylor, life of big love.

“伝説的ハリウッド女優であり、優れたビジネスウーマンであり、またリスクを恐れぬ社会活動家でもあった偉大なる女性エリザベス・テイラーは2011年3月23日ロスの病院シーダーズ・サイナイ医療センターで息を引き取った。幾度にも渡る結婚で得た4人の子供たち―マイケル・ワイルディング、クリストファー・ワイルディング、リザ・トッド、マリア・バートン…
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氷が溶けるほど激しく舞って―「俺たちフィギュアスケーター」

たとえ何が起こっても、氷の上では華麗に舞うぜっ!…これが俺たちの生きる道。 「俺たちフィギュアスケーター Blades of Glory」(2007年製作) 監督:ウィル・スペック&ジョシュ・ゴードン 製作:ベン・スティラー&スチュアート・コーンフェルド&ジョン・ジェイコブス 製作総指揮:マーティ・ユーイング 原案:ジ…
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「ターナー、光に愛を求めて Mr. Turner」

「ターナー、光に愛を求めて Mr. Turner」が私の町で劇場公開されたのは、2015年に入ってからだった。この伝記映画は、英国の名匠マイク・リー Mike Leigh監督が12年の歳月をかけて練り上げたという、名匠念願にして入魂の企画である。作品そのものは2014年に完成し、世界中の映画祭でのお披露目を経て海の向こうでは同年中に…
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信念が正しいとは限らない…「裏切りのサーカス Tinker Tailor Soldier Spy」

最後にゲイリー・オールドマンの面白いインタビュー動画を追記しています。大変に濃い内容のディスカッションになっているので、ぜひご覧になってくださいね。 名古屋における「裏切りのサーカス Tinker Tailor Soldier Spy」の劇場公開は、2012年7月下旬からやっと始まったかと思いきや、たった2週間の上映でとっとと…
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謎めいた貴女―シルヴァーナ・マンガーノSilvana Mangano

人生を二度生きた、ある貴婦人の肖像 シルヴァーナ・マンガーノ Silvana Mangano 1930年4月23日生まれ 1989年12月16日没(スペイン、マドリード) イタリアのローマ出身 1930年に、シチリア鉄道の車掌を勤めた父親と、英国籍の母親のもとにローマで生まれた。幼い頃から踊りの才能を見せ、7歳…
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