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zoom RSS 館長一家、パリ自然史博物館で迷子になる。

<<   作成日時 : 2018/07/25 15:01   >>

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夏休み真っ最中であります。夏休みの宿題に追われるお子様もいらっしゃることでしょう。その一環で、子供の博物館巡りにお付き合いされる親御さんも多いでしょうね。

そこで、2009年7月13日、館長一家がまだパリにいた頃に書かれた日記を転載。パリ自然史博物館を訪れたときのものです。何かの参考に(ならんだろ・笑)なれば幸い。

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実は、パリ自然史博物館(Museum National D'Histoire Naturelle,Jardin des Plantes)に見学に行ったのは、随分前の話になります。その記録が今頃にまでずれ込んだのは、とにかくここの敷地面積が広すぎるせいでございます (笑)。とてもじゃないですが、1度や2度の訪問で全て見て回れるほどの規模じゃないんですもの。なので、何回かに分けて記録していこうと思っています。

ここには、メインの会場となる、生物の進化の過程を追って展示したGrande Galerie de l'Evolutionの大きな建物以外にも、現存生物と古生物の骨格標本や化石等を展示したGaleries d'Anatomie comparee & de Paleontologieなど、大小様々な博物館が立ち並びます。その上、広い植物園には各種ハーブが栽培され、その隣には動物園まで設置されている念の入れよう。まさしく“自然史博物館”の名に恥じない規模でありますね。
私たちが見学できたのはそのうちの一部に過ぎないのですが、記憶が薄れてしまわないうちに、印象に残った部分だけでも記録しておきます。

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まず向かったのは、メインのGrande Galerie de l'Evolution。ここには、常設展示の他にも、3ヶ月おきに変えられる特別展示場もあります。私たちが観たのはクジラに関する展示でした。ところが非常に残念なことに、Grande Galerie de l'Evolution館内ではフラッシュ撮影が一切禁止されていた上に、館内全般がたいそう薄暗く、私のへっぽこカメラ技術では到底綺麗な写真が撮れないと判断しました。従って、ここに関する画像はなし。
まあ、ざっと観た感じでは、“展示”に対する日本人の感覚とフランス人の感覚の違いのせいでしょうかね、一体何を基準にこの順序で展示しているのか理解に苦しむ点が多々ありました。パリ事情に通じた人の話によると、デパートなどの展示を仕事にしているプロが、参考にするためによく見学に来るのだそうで。まあそう言われれば、確かに展示の方法は、日本の同種の博物館とは根本的に異なり、独創的であったように感じましたね。建物のシックな内観と相まって、とてもオシャレな展示になっていたと思います。間接照明の効果も抜群で、博物館というよりは、どこかの由緒あるホテルのロビーにでもいるかのよう。通路も贅沢に広く取ってあるので、ゆっくりと展示を眺めることが出来ます。館内の一角にはカフェもございましたね。私たちが見学していたとき目についたのは、ご老齢の見学客が多かったこと。その辺りにも配慮した構造になっているのかもしれませんね。

「ね〜、恐竜の化石見たいよ〜」
子豆たちのあからさまに不満な声を聞き入れ(笑)、次に向かったのがGaleries d'Anatomie comparee & de Paleontologieの建物です。

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その前に腹ごしらえでもしようじゃないかということで、植物園にも通じる庭園を眺めながら遅いランチをとりました。

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広大な敷地内では、ここを散歩コースにしている人たちや、ランニングコースにしている人たちも大勢いました。

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ちなみに、この芝生の中には入ってはいけません(笑)。知らずにこの中で寝転んでいた人たちが、警備員のおっさんに怒られていましたよ。

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ああっ!せっかくいいアングルなのに、館長の指が写り込んでしもうた!痛恨のミス。

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Galeries d'Anatomie comparee & de Paleontologie、略して骨ホネ博物館(略になっとらん)。さりげなく建っていますが、この建物自体にも古い歴史がしみ込んでいて、大変に価値のあるものになっているのです。

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今年は、「種の起源」を著した悲運の生物学者チャールズ・ダーウィンが誕生して、ちょうど200年目を迎えます。ここでも、“Darwin2009”というテーマが掲げられていました。

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建物の前には、恐竜のレプリカなんぞが置かれていて、子豆ズ早くも大喜び(笑)。さあ、館内に入ってみましょう。

うわー!骨がこっちに向かって走ってくるー!

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1階部分には、現存する哺乳動物のありとあらゆる状態の骨格標本が、冗談抜きで通路を狭めるほど並べられています。ええ、骨の隣には、内臓等のホルマリン漬けがナチュラルに(無造作に・笑)展示されていて、ぎょっとさせられます。

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美術学校の生徒さんたちでしょうかね、熱心にスケッチをとっている姿を大勢見かけましたよ。

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階段ですらも、なかなかいい雰囲気です。

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2階部分には、子豆ズお待ちかねの古生物の化石標本がずらりと。

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状態の良い化石標本はケース内に収められていました。

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発掘された化石の一部を手がかりに、全体像が再現されたもの。やっぱ、骨はこうでなくっちゃね(笑)。

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子豆1号は、恐竜の名前の当てっこをしておりました。ちなみに館長ですが、生物科出身であるにもかかわらず、ほぼちんぷんかんぷんでございましたわい(爆)。

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「まんもしゅ〜まんもしゅ〜」子豆2号を興奮の坩堝に叩き込んだ(笑)、マンモスさん。

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この化石天国の上にも、大学の研究室を思わせる部屋がありました。標本の作り方や化石の保存の仕方、分類の仕方等が、順を追って解説されていましたよ。

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地味な展示なんですが、アンモナイトなどの化石のコレクションも大量に置かれていました。贅沢です。


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