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zoom RSS “Jupiter Ascending”は今のハリウッドが思い描く未来の映画だよ。

<<   作成日時 : 2014/11/15 17:14   >>

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…信じないだろうけどね。


こないだ、久し振りにVimeoで短編映画を漁っておりましたら、来年5月22日全米公開のジョージ・クルーニー、ブリット・ロバートソン主演SFアドベンチャー映画『Tomorrowland』(ブラッド・バード監督、ヒュー・ローリー共演)や「トロン・レガシー」(2010年)、「プロメテウス」(2012年)、「エンダーのゲーム」(2014年公開)等々でコンセプト・デザイナーとして働いた経験を持つデヴィッド・レヴィ David Levyの初の短編Sci-Fi監督作品が投稿され、Vimeoスタッフによってピックアップされていました。

“PLUG”というタイトルの、たった一人の少女を残して全ての人類が滅亡したと思われる核戦争後の地球の謎に迫るお話です。例によって例のごとくアポカリプティックな世界観、絶望とヒューマノイド型ロボットが支配するワイルドかつデンジャラスなビジュアル等は、「スター・ウォーズ」など70年代に流行ったレトロ感覚満載のSF映画にオマージュを捧げたデザインとなっています。彼が「プロメテウス」や「トロン・レガシー」に参加したアーティストだと聞けば、ああなるほどなあと頷ける映像でしょうね。

彼のページに飛んでみたところ、最近のSF作品の傾向として、例えば「猿の惑星」新シリーズのように、緻密且つ精密、作られた映像をどこまでも本物に近づけるためのCGやSFX技術が最先端をひた走る作品と、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のように、70年代の懐かしいSF映画のノリを再現したような、ちょっぴりレトロなイメージとビジュアルを売りにした作品の両派が台頭しているとか。

映像に関しても技術革新が進み、ここへきて流行の傾向が回帰し始めているのかもしれません。例のマーベルが(笑)、アメコミ原作のお話を大量に映画に焼き直し、ハリウッド自体も、過去作のリメイクだのプリクエールだのを作り過ぎているという事情も、まあ、あるにはあるのでしょうが(笑)、ちょっぴりレトロなビジュアルというのは、現在ちょっとしたブームになっているのかもしれませんね。


Jupiter Ascending - Official Trailer 3 [HD]

ワーナーから、ウチのショーン・ビーンも出ていますところの(善人役です念のため)ウォーシャウスキー姉弟監督SF大作『Jupiter Ascending』の新しい映像が公開されていましたので、見てみました。

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うーん、結構いい線いってると思うんだけどなあ。

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地球と宇宙を巻き込んだ壮大なSF叙事詩的なお話なのに、代々続くめっさ古風な王家やら、地球支配を目論む腹黒い王子様が出てきたり、気分はまるで「ゲーム・オブ・スローンズ」と「スター・ウォーズ」合体版。

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ごく普通の地球人の娘かと思っていたらなんと地球を救う救世主というのか、そういう偉い女性の生まれ変わりでしたよ、どうしましょってな感じのまるでジブリ・アニメみたいな可愛い主人公が出てきたり。

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その主人公(の処女性)を守るのは、裏街道を歩いてきたちょいワルな運動神経戦闘能力抜群のいい男だったり、主人公の保護者兼教育係はウチのショーン・ビーン演じるところのお人好しのおっさん忠臣だったり。

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権謀術数渦巻く主人公の世界の連中が、どいつもこいつも腹に一物持ってやがるような信用できねえクズばっかりだったり。腹黒王子の手下は、ドラゴンなのかダイナソーなのかイマイチはっきりしないキメラだったりするし。

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主人公が推定バージンなので、入浴シーンとかお色気担当は腹黒王子様の役目だったり。未来の地球のビジョンは程よく荒んだ感じの近未来、でも支配者階級の連中のいる天上世界は、レトロと未来が融合したかのような、目にも鮮やかなビジュアルだったり。…ところで、『The Theory of Everything』でのホーキング博士の演技、トレーラーを見ただけでも鳥肌が立つぐらい素晴らしいと感じました。お豆も、レッドメインさんがオスカーにノミネートされることを切にお祈りしておりますよ。

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面白そうぢゃんよ???

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ハリウッドよ、これが君らの思い描く未来の映画だ。

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何が気に入らんというのか、ハリウッドよ。

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君らが今現在目の色変えて作ってる映画を省みてみ?この『Jupiter Ascending』を2月公開にずらす程、そんな大した映画を作ってんのか、君らは?言っちゃ悪いけどさ、君らが今作ってる作品の中で、一体何本の作品が、“失敗”の烙印を押されたこの作品より良く出来てるだろうね?来年の映画界がホント見物だわ。


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