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zoom RSS 映画が始まるまでお散歩道。

<<   作成日時 : 2014/09/14 14:58   >>

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まだまだ日中は暑くて汗ばむ日が続きますが、たまには外に出てぶらぶら歩いてみるのもいいもんですね。あちこちで赤トンボを見かけるようになり、季節は確実に秋に移行中ですからね。


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昨日、ちょくちょく映画を見にくる街で、映画開始までの時間を利用して写真を何枚か撮ってみました。風情のある街並みで、いつか散歩写真を撮りたいと思っていたのですが、これまでは映画を観て帰るだけで精一杯だったんですよ。


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分かる人には分かってしまう写真(笑)。日本の伝統芸能の火を絶やしたくないという願いは、この街でも根強いです。伝統芸能に敷居の高さを感じるのはなにも若い世代に限ったことではなく、経済的な理由から公演を見るのを断念せざるを得ない、私達中年世代も同じなんですね。伝統芸能にあまり馴染みのない観客と伝統芸能の世界をどうやって結びつけていけばよいか、その問題を解決しないことには前進できないと思っています。


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古いものと新しいもの、日本らしい光景と西洋的な光景などが雑多に交じり合う空間。それらがお互いに軋轢を引き起こしている様子までも、日常生活の中に強引に取り込んで一種の個性にしてしまうのは、私は日本人の面白い気質だと思うんですけどね。私達は今までそうやって社会の変化、変容を受け入れ、それに順応してきたはず。これからだってそれは可能なんですよ。“かつての美しい日本を取り戻そう!”と狂ったように連呼する人たちに言いたいのは、私達はこれまでに一度たりとも“変化すること”を恐れたことはないよってことですな。もちろん、流れ流されるまま、変化に流されてしまってはいかんと私も思います。日々変わりつつも、私達の中にある核になる部分は変えようがないですからね。


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古い建物が近代的ビル群の中にぽつんと建っていても、私達は奇妙だと思わないでしょ?それがごく当たり前の風景だと考える。今は確かに日本社会はカオス状態で、これまで溜めに溜めていた膿が噴き出している最中であり、この混乱した状況に恐怖を感じる人も多いでしょう。でもいつかは、このカオスも落ち着きます。その時に、私達が望んでいた安定とは違う意味で、違う場所で、日本社会が固定されてしまったということにならないように、今は
怖くても目を開けていようと思っています。


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地方都市にも“演劇”文化を根付かせたいなら、まずは劇場を作るべし。私はまだ足を踏み入れたことがないのですが、この街にも“ミュージカル専用劇場”なるものがございましてな。いつかは入ってみたいものです。


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昨日は、ウェス・アンダーソン監督との脚本での共同作業がつとに知られる、ノア・バームバック監督(「イカとクジラ」)の2012年製作の作品「フランシス・ハ Frances Ha」を観てきました。作品完成から2年を経ての、やっとこさどっこいさの日本公開。いやあ、しかし。これは良い作品でありました。待ってた甲斐があったというもの。本当に、お世辞にも素敵とは言いがたい、いい年ぶっこいて(アラサー)限りなくダメな女性フランシスの、あっちでぶつかりこっちで転び、ダメ押しに頭から落下して初めて、わだかまりやしがらみから脱却し、見事に独り立ちするまでの軌跡を、クライマックスに向けてどんどん加速していく映像の疾走感と高揚感と共に体感する映画。良い体験だった。上映時間を、私達観客もフランシスと一緒に走り抜いたような満足感。正直に白状しますと、ウェス・アンダーソン監督の諸作品より好みかもしれないな。

…あの、始終ドスドス歩きドッタンバッタン走っている、繊細さや細やかな気配りといったものから100万光年離れている愛すべき変人に出来たのだ。私にも出来んこたぁなかろう。…もうちぃとばか、人生頑張ってみるかね。



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