ショーン・ビーンが主演するTVシリーズ『Legends』(TNT制作、放映)のプレミア放映がですね、August 13っていうんですから、そらおまえ8月13日のこったろうがっえええっどないなっとんねんな!!というわけで(笑)、よく考えたらもう来月の13日(アメリカ時間)に迫っています。日本で放映されるかどうかなんて、まだまだ全く未定の作品ではありますが、なんといってもウチのショーン・ビーンがアメリカで始めて本格的に一枚看板を背負う記念すべき作品なので(英国では「炎の英雄シャープ」等ありますけどね)、TNTの回し者と陰口を叩かれようが、宣伝のお手伝いをさせていただきたく思うわけです。はい。 『Legends』に関する当館内の記事はこちらに。 何度も繰り返しますが、アメリカのテレビ業界は厳しいです。昨今、映画界の優秀な人材が大量に流入し、単発のミニ・シリーズながら大変質の高い作品を連発していることもあり、アメリカ・テレビ界の視聴率争いは尚一層激化している状況ですね。一口にドラマといってもそりゃまあ、いろいろな内容がありますし、各作品の背後にある大人の事情も様々。単純に断定することは出来ないものの、やっぱり今でも“作品そのものの質が高いこと”が視聴率争いを勝ち抜く大きな要因であることは確かだと思います。 テレビ界では視聴率が全てです。そこで製作陣も、ターゲットにしたい視聴者層の嗜好を睨み、そういった市場からの需要にある程度応えながらも、一方では自分達が作りたいものを最高の水準で形にしようと奮闘するわけですね。ビジネスとクリエイティヴィティのバランスをとらねばならないのは、どの世界も同じだと思います。もちろん『Legends』の制作陣にとっても。ただ彼らの場合、その努力の結果がプレミア放映の視聴率という形で問われるわけで、8月13日はその後のシリーズの続行が可能になるか否かの審判が下される日でもありますね。 TNTは、サン・ディエゴで開催中のコミック・コン(Comic-Con)でも『Legends』特設ブースを設け、スクリーニングを行い、クリエイター陣やキャストの一部を招聘してQ&Aも行いました。残念ながらショーン本人の登場はなかったようですが、TNTにしてはなかなか頑張って宣伝に努めていた方ではないかと感じますよ。 ショーンの顔がどーんと入ったビル上に設置のどでかい看板。最初見たときは巧妙なコラかと思いました(大笑)。コラではなく、本物です。 サン・ディエゴ空港内でもショーンの そりゃまあ彼が主演するシリーズものなのですから、主役としてどーんと前面に出てきて当然なのですが、ショーンへのそんな扱いに慣れていない私などは、これだけでめっちゃ動揺してしまいますわ。これまで最低限の粗食に耐えて耐えて耐え忍んできた胃袋に、いきなりステーキとすき焼きと焼肉を放り込まれたような感じ。分かっていただけますででしょうか、この動揺を(笑)。 『Legends』パネルへの来場者にプレゼントが当たるという、コンテストも行われていたそうです。 『Legends』では天賦の才を持つ潜入捜査官を演じるショーン。犯罪者を追ってあらゆる組織に潜入していくわけですから、ショーンもたくさんの“顔”を持っています。 Q&Aには、FBI潜入捜査官Antonio “Tony” Cimarroを演じるモリス・チェズナットと、ティナ・マジョリーノ、アリ・ラーターが登場した模様。ティナさんはFBI捜査官の役を得るために、FBIのPTIテストなるものを実際に受け、なんと見事合格したんだそうです。すごい!女優やめてFBIに入った方が良くないか?!アリもFBI捜査官を演じるにあたり、銃操作のトレーニングを積んだそう。ショーン以外のキャスト陣は比較的地味な面子ですが、皆さんそれぞれに気合の入った準備をこの作品のために行ってくれたようです。 『Legends』ライター陣からの報告によると、パイロット版の上映中、席を立って会場を出て行った人は皆無だったそう(面白くない作品だと判断すると、あちらの観客は上映途中でもどんどん席を立ってしまいます)。まずはめでたい。スクリーニングではまずまずの手ごたえだった、というところでしょうか。プレミアもたくさんの人が見てくれますように(テレビの神様に念)!! ショーン・ビーンという役者は、これまでの俳優人生において“劇中で死ぬ”役ばかり演じてきたと揶揄されてきました。実際、最後は死んじゃう役が多かったのは確か。ショーンが「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演して再再ブレイク(苦笑)を果たした後では、それがショーンについて回るお約束のギャグみたいになっちゃって、私のような古いファンは結構複雑な心境になっていたものです。……それなのに、『Legends』の制作陣ときたら(青筋)。 自ら#DontKillSeanBean (ショーン・ビーンを殺さないで) などというハッシュタグを作ってTwitterで流行らせちゃったばかりか、ご丁寧にTシャツまで作ってんじゃねえよ(怒)、をい。 すると、なにかい?みんなが『Legends』を見てシリーズを盛り上げてくれないと、ショーンがまたまた死んじゃうかもよ?ってことかぃ、ええ(怒りの放射能吐き)?!?! ……しかし、ふと気がつくと…… ハワード・ゴードンも…… 『Legends』と同じTNT局で放映の『The Last Ship』でキャプテン・チャンドラーを演じるエリック・デーンも…… 「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作者ジョージ・R・R・マーティン御大までも!…… 何、#DontKillSeanBeanで盛り上がってんだよ、お前らぁぁぁ(怒りの炎吐き)!!他人事だと思いやがってぇぇぇ!! …………私もこのTシャツがもの凄く欲しいので、ぜひ海外からも買えるようにしてください。お願いします『Legends』制作陣とTNT局様。 『Legends』が無事視聴率を取るためなら、あたしゃ何でもやるよ!!恥?外聞?知らねーな、そんな単語(鼻ほじほじ)。そんな腹の足しにならんモンなんぞ、捨てちまったわ!ホーッホッホッホ!格好つけてる場合じゃないもん! そして、TNTのこのYou Tubeの公式ページに飛びますと、8月13日にプレミアを控えた『Legends』がこれまでにちびちびと小出しにしてきた短い動画を全て観ることができます。プレミア直前最新予告編にあたる“Rogue”(2分半)もトップにございますぜ。とりあえず、日本ではまだ放映されるかどうかも不明な状態なので、番組のイメージを掴みやすいこの動画を共有させていただきます。 First Look | Legends | TNT shared from TNT Official Channel 比較的長い動画なので分かりやすいかな。First Look映像なので、大体こんな風な感じの番組ですよ〜という雰囲気を掴むには最適。いろんな職業、いろんな立場の人間に擬態することを得意とするショーンおいたん、その擬態の才能は抜きん出ているものの、彼は仕事仲間にも明かせない、ある秘密を抱えています。それがさらなる大きな陰謀の引き金になっていくのでは…?という筋書きかな。 …いかがでしょう。 日本の海外ドラマ放映局様、あるいはHulu様でももちろんよいのですが(笑)、ウチのショーン・ビーンが華麗に変身スパイを演じるドラマ『Legends』をぜひとも、ぜひとも、日本でも観られるよう、よろしく、よろしくお願い申し上げる次第でございます!! 最後に、目からインパクトを与える宣活大作戦。ショーンの『Legends』プロモーション用画像を貼っておきます。渋二枚目に撮ってもらってよかったなあ、ショーンよ(涙)。 関係ないんですが、TNTの番組宣伝用動画の、モノクロのショーンの映像が平面からにゅーっと出てくるやつ、あれなんでかすごく好き(笑)。新鮮。 『Legends』主要メンバー、ショーン、モリス・チェズナット、アリ・ラーター。 ![]() にほんブログ村 ![]() |
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