House of M

アクセスカウンタ

zoom RSS 緊急再掲!―「スティーブ・ジョブズ1995〜失われたインタビュー〜 」

<<   作成日時 : 2015/07/02 13:01   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 0

ダニー・ボイル Danny Boyle監督、「ソーシャルネットワーク The Social Network」等の名脚本家アーロン・ソーキン Aaron Sorkin、キャスティングが二転三転した末の主演マイケル・ファスベンダー Michael Fassbenderの布陣で、スティーヴ・ジョブズの伝記映画『Steve Jobs』(2015年)が製作されました。5月にはティーザー映像が公開されましたが、作品の全容を掴むまでには至らず、本格的なトレーラーのお披露目を待つこと2ヶ月弱。ついに、フル・トレーラーが公開されました。

画像

'Steve Jobs' - Official Trailer (HD)
shared from Universal Pictures

ででででででででで出たぁあぁあぁあぁあぁあぁファス男のジョブズが出たぁあぁあぁあぁあぁあぁ

画像

ファス男扮するジョブズの雰囲気が、これでかなりつかめましたね!参ったな。これはもう、ファス男が故ジョブズ御大に全然似てへんやんとか、そんな些細な事はどうでもいいレベル。こりゃやばいぞ、もんげーエキサイティング、かつチャレンジングな映画になっていそうな予感がプンプンいたします。この第六感というか、初見ですらないので第零感と呼ぶべきかもしれませんが、私の“トレーラーで作品の出来あがりを予想する”感覚は、自慢じゃないけど結構当たるんですよ。

画像

ダニー・ボイル監督の作品は、前回の「トランス Trance」も大変気に入っていたし、なんといっても脚本が尊敬してやまないアーロン・ソーキン(「ソーシャル・ネットワーク The Social Network」)だし、面白くないはずはないんだよなあ。なんというか、伝記映画の型を破った破天荒な仕上がりになっていそうだわ。うがががが。今作のアメリカでの劇場公開は、10月9日。日本でも早く公開されて欲しいですね。

再掲の再掲で申し訳ありませんが、緊急で、故ジョブズ氏の貴重なロング・インタビューを収めたドキュメンタリー映画の記事をご紹介しておきます。興味をもたれた向きは、ぜひともBlu-ray、DVDの方をチェックしてやっておくんなさい。


画像



映画「スティーブ・ジョブズ 1995〜失われたインタビュー〜 」特別映像


「スティーブ・ジョブズ1995 〜失われたインタビュー〜 Steve Jobs: The Lost Interview」(2012年)
監督:ポール・セン
脚本&インタビュー:ロバート・X・クリンジリー
出演:スティーヴ・ジョブズ

公式サイト

アップル創業者であるスティーヴ・ジョブズは、2011年、世界中のファンから惜しまれつつ癌のために亡くなった。ジョブズの実業家としての人生は波乱続きで、自分で興した会社ながら、1985年にそのアップルを追われるように退社し、以後約10年に渡って別会社NextのCEOとして、コンピューターの世界の展望と自身の人生について模索を続けることになる。
1996年、電撃的に古巣アップルに返り咲いたが、そのほんの1年前の1995年に、彼はTV番組用の単独インタビューを受けた。それは1時間を超える長いものになったが、インタビュー映像そのものは、実際にはごく一部分だけしか使用されていない。その後、貴重な映像を納めたVHSテープは手違いで紛失してしまい、長い間そのままになってしまった。ところが、なくなったものと信じられていたVHSテープが、ジョブズの死後すぐ、インタビュー映像を撮影した監督のガレージからひょっこり姿を現したのだ。この偶然に人にあらざる力を感じた監督は、早速テープをHDマスター化し、1本の長編ドキュメンタリー作品として公開。これが「スティーブ・ジョブズ1995 〜失われたインタビュー〜 Steve Jobs: The Lost Interview」である。
1995年当時はジョブズにとって雌伏の時期であったためか、あまり語られることのない、若き日のアップルCEOとの確執、共に仕事をした仲間との軋轢、宿敵マイクロソフトへの意見、コンピューターの未来図、自身の過去と経験に培われた哲学を、時に予言的な言葉を絡めながら非常に率直に語っている。

スティーブ・ジョブズ1995~失われたインタビュー~ [Blu-ray]
Happinet(SB)(D)
2014-03-04

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by スティーブ・ジョブズ1995~失われたインタビュー~ [Blu-ray] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


約70分間、ジョブズ氏がひたすらしゃべるだけの映像ですから、これを一つの映画として批評することは不可能でしょう。まあ、内容的には、コンピューター業界の人たちや、熱狂的なジョブズ信者が飛びつきそうな貴重なものだと思います。ただ、いろいろな方のレビュー記事などを読んでいると、このインタビューの中でジョブズ氏が語っている出来事の一部は、事実と異なっているのだそうですね。それが単にジョブズ氏の勘違いなのか、あるいは、意見の食い違いの奥にさらに根深い問題が潜んでいるのか、そこまではさすがに分かりません。ですが、ジョブズ氏と袂を分かった人々の中には、彼の人柄に私達とは異なる意見を持つ方もいるでしょうね。

このインタビューを見ていて薄々感じたのですが、ジョブズ氏は比類なきリーダーの側面を持ちつつも、一方では、一緒に仕事をしている仲間に対して、遠慮なく辛らつな物言いをしてしまう冷徹な人だったのではないでしょうかねえ。ご本人は、仲間の潜在能力を高く評価する故、彼らにもっと発奮してもらおうとしたと弁明しておられましたが。ジョブズ氏ほどの優れたリーダーをもってしてもなお、我が子同然の会社を追われる事態を招いてしまった上に、その古巣を建て直すのに大変な労力と時間がかかったわけですものね。大きな集団を一つにまとめていくというのは、本当に難しいことなのだと分かります。

ジョブズ氏のこの告白と、わが国の政治のトップがコロコロ変わることをみるにつけ、優れたリーダーの資質として強く求められるのは、人材を適材適所に配するのはもちろん、その人材がより大きな力を発揮できるように、“アメとムチ”でもって上手く導く能力なのだと痛感しますね。

ジョブズ信者であろうがなかろうが、はたまたコンピューターに関心があろうがなかろうが、このジョブズという人間が何故これほどまでにある分野において抜きん出た才覚を持ち得たのか、その理由はよくわかるインタビューだったと思います。何故ジョブズ氏は度重なる不運にもめげず、逆境を跳ね返して世界の中心に返り咲くことが出来たのか。彼の語る独特の哲学には、混迷する今の日本の経済状況を打開するヒントがたくさんあると感じましたよ。世界中にファンがいる天下のアップル社だって、業績が地に堕ちた時期があったのですからね。それを乗り越えたジョブズ氏の生き様から、今の私達が学べることは予想以上にありそうです。

結局、どんな分野の産業であろうが、未来予想図を明確に思い描くことができ、またその未来に向けてまい進できる人間だけが成功するのです。そうしてたとえ失敗したとしても、自分が思い描いた未来のヴィジョンへの軌道を、再び迅速に修正できる人間だけが、やはり成功を収めるのでありますよ。

…今の日本人には耳が痛い話ですよね。


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 5
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ナイス
緊急再掲!―「スティーブ・ジョブズ1995〜失われたインタビュー〜 」 House of M/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる