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zoom RSS 存在の耐えられない小ささ―「ちいさいぜ!ちょこやまくん」

<<   作成日時 : 2012/06/25 11:01   >>

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ウェブから発信された流行が、一般に浸透するパターンがすっかり定着しましたね。この「ちいさいぜ!ちょこやまくん」もそう。



ちいさいぜ! ちょこやまくん
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「ちいさいぜ!ちょこやまくん」「ちいさいぜ!ちょこやまくん2」
発見研究所:著
メディア・ファクトリー:刊

“義理チョコの底に 告白の手紙が入ってないか一応確認。”
―はいってない。それが、ちょこやまくん。

“頭痛い=脳腫瘍。”
―肺痛い=肺ガン。それが、ちょこやまくん。

“仕事のことを「プロジェクト」と言う。”
―100億然。それが、ちょこやまくん。


“おちょこ”並の器の小ささを誇る、世界一(推定)気が小さくて見栄っ張り、自分に優しく他人に厳しい、自意識過剰も心配性も甚だしい、そんなサラリーマン、ちょこやまくん。ちょこやまくんの、ちまちましたいじましい世界観を通じて見直す、庶民的日常生活再発見記録本が、この「ちいさいぜ!ちょこやまくん」だそうです。

例えるならば、長いお話が収められた書籍の片隅に、息抜き的なスタンスでちょこまかっと挟まれている“ちょっとオモロイ逸話(一度見たら忘れられないイラスト付き)”のようなものか。なので、何か他の事をやっている最中にふっと目に入ると、“おおおお!”とインパクトも強烈なのでありましょう。つまり、他のことに気をとられている人の目を強引に引くために、瞬発力のあるお笑いと意外性の高い感覚で勝負するのが、この手の“隙間ネタ”本の生命線だともいえますよね。
だからというべきか、特に最近になって量産されるネタ本―ちょっと前に流行った血液型解析本、やさぐれパンダ本、珍妙なテスト解答集本もそうね―は大体が、一冊の書籍としてまとめられてしまうと、最後まで読み終わったときの“もうお腹いっぱい、当分結構です”感がハンパない気もします。熱燗も、おちょこでチビチビチビチビいただくからこそありがたいわけで、それを徳利から直呑みでグビグビグビグビ呑んじまっては風流もへったくれもありゃしませんよね。
まあですから、この手のネタ本は、何か他の本を読んでいる途中で疲れた頭を休ませるべく、ちょこちょこっと開いて、数ページ読んじゃあグフグフ笑えばいいのだと思います。最初から最後まで一気に読んでしまうタイプの本ではないかもね。

しかし、普段何気なく見過ごしている日常生活の中には、実にたくさんの真理が潜んでいるものです。こういうセンスの良いネタ本を読むたびにそう思いますもの。3次元の生活空間を、ごく当たり前に真正面から捉えるのではなく、右斜め上30度ぐらいの傾斜をつけ、おまけに瞳孔の開き方も薄めにすれば、こんな風に思わず共感して笑ってしまう、普遍的な真理を発見できるのでしょうかねえ。あ、もちろんこの時の“笑い”というのは、多分に自虐的、なおかつ“てめぇのことは棚に上げた”無責任な笑いでもあることにご注意を。

ちょこやまくんのスモーレスト・サイズの日常生活を眺めながら、“あー、いるいる、こーゆー奴、超バッカでぇ”あるいは“ああん、いるいるー、こーゆーオトコー、ヤダーサイテー”と鼻で笑っているうちに、それはいつしか貴方や貴女の深層心理を抉る痛みに変化することでしょう(笑)。皆さん誰しも“ちょこやま的”人格の一つや二つ、共有しているに違いないのです。一億人の…いやいや、全世界70億5000万人の“ちょこやまくん”から成り立っているのが、私たちの社会なのでありますよ。そういった意味で、この「ちいさいぜ!ちょこやまくん」は、大変に大変に普遍的な内容になっていると思われますよ(爆)。

混迷する世界の平和を取り戻すためにも、貧富の格差がますます広がっていく未来に備えるためにも、“全世界総ちょこやまくん”をスローガンにしたってバチは当たりゃしませんぜ。


「便乗するぜ!ちょこ豆さん」

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なんそかんぞ言いつつ、やっぱりこういうニッチなネタ本が大好きなわたくし。

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中に、大層ぐっとくる一文を発見。

“『はだしのゲン』がトラウマ。”
―平和超スキ。それが、ちょこやまくん。

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この本の著者さんは、ひょっとして私らと同世代の方かしら?そうね、確かにそうなのよ。そしてもう一つ付け加えるなら、『火垂るの墓』もそうかしらね。

私が小学生だった頃、学校で「はだしのゲン」の映画を見せられた記憶があるわ。…はっきり言って、トラウマ以外の何ものでもないわ。でもね、この「はだしのゲン」と「火垂るの墓」を子供の頃の記憶にがっちり刷り込まれるからこそ、私たち日本人は“戦争”への恐怖、嫌悪感を持ったまま大人になれるのだと思うの。“戦争は絶対やっちゃいけない”…この観念は、私たち日本人にとってもはや本能と分かち難く結びついているものなのよ。

それでは最後に、わたくしこと豆酢さんを“ちょこやまくん”的に解析してみたいと思います。

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“今だに「新・豆酢館は映画レビューブログだから」とか主張して譲らない。”
―でも実態は、なんでもありありの単なるごった煮ちゃんこブログ。それが、豆酢さん。


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