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zoom RSS 映画と映画館と私。

<<   作成日時 : 2011/12/15 13:41   >>

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大変ローカルな話題で申し訳ないが、長年通っていたアート系の映画館が来年2月、2館同時に閉館する。“通っていた”といっても、最近のラインナップにはどうにもこうにも食指を動かされず、ちと足が遠のいていたのだけどね。

でも、まさか閉館するとは。ショック。

尤も、その映画館の運営元は他にも充実したミニシアターを経営しているので、今後は上映作品の充実に期待したいところ。閉館する映画館でもそうだけど、なんだか最近の作品の傾向がよくわからないものになっているような気がする。ミニシアターに通う観客の傾向と対策や、客の希望を汲んで欲しいものだ。

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何処の町にもシネコンができ、映画は一箇所でまとめて観られるようになってきた。便利である。でも、シネコンでかかる映画は、メインストリームの娯楽作品。もっと言えば、観客動員が見込めそうな売れ筋映画だ。私らは、そんな主流から外れてしまった、けれどもすこぶる面白い作品というのを探して、映画館に通い続ける。映画封切り後、DVD等の発売が益々早まる傾向にある今、無理して映画館に通う理由が薄れていっても。

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大きなスクリーンで映画を観ることには、やっぱり特別な感慨があるからだ。メインストリームにある遊園地のような映画で大騒ぎするのではなく、スクリーンを介して一対一で対峙したいと思えるような映画には、自然と思い入れも深くなる。そんな作品との出会いを期待して、映画館に通う。良質の作品というのは、テレビで観ても、パソコンサイズの画面で観ても、もちろん良いに決まっているだろうが、そんな作品をこそ、大きなスクリーンで観ることに意義があるのだと思うようになった。
隣に見知らぬ人が座る煩わしさなく、自宅でのんびりDVDを観るのも気楽で良いが、スクリーンで映画を観る体験には代えられないものがある。映画の世界にすっかり埋没してしまうというのか。あれほど集中してひとつ所を見つめ続けるという行為も、日常生活ではそうそうないと思われるので(笑)、映画館体験はやはり“特殊”だといえるだろう。自分がこれまで経験してきたそんな特別なひと時を、私は自分の息子たちとも分かち合いたいと思っている。ま、今のところ一緒に映画館で観た映画といえば、仮面ライダーだのトランスフォーマーだの、あるいはアニメの類しかないけどね(笑)。

よもや日本での劇場公開はないだろうと思っていた、サイモン・ペッグとニック・フロストのコンビ(「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」)主演作「宇宙人ポール Paul」が、名古屋の劇場でも12月23日から観られます(センチュリーシネマ)。あんなB級臭い、ゆっるゆるのgeekコメディがちゃんと公開されるだけでも、私には奇跡が起きたとしか思えませんね(笑)。
それ以外にも、年末に入って劇場で観た作品に“当たり”があったことに、只今大変充足感を覚えておるわけです。オスカー戦線にも当然絡んでくるであろうブラッド・ピットの伝記映画「マネーボール」、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演の実話に基づく「50/50 フィフティーフィフティー」、先日少し触れたリバイバル上映の「ナッシュビル」とかね。「マネーボール」と「50/50」についてはまた別個にお話しするとして、これから来年初頭にかけて、面白い作品がどっさり入ってくると思われるので、映画館の火を絶やしてしまわないように、せいぜい足繁く映画館に通うようにしましょうかね。


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この写真の向かって右側スティーヴ・マックィーン監督、左側ミヒャエル(マイケル)・ファスベンダー主演の問題作『Shame』も、NC-17指定(17歳以下の子供は観ちゃいけません)をものともせず、来年3月10日から日本で公開されることになりました。日本公開に当たっては、過激なセックスシーンを含む同作品にかなりのぼかしが入る条件をマックィーン監督がのみ、慎重に交渉が行われた模様です。
なんにせよ、オスカー戦線でも注目される(ファスベンダーの主演男優賞、自殺癖のある妹を演じるキャリー・マリガンの助演女優賞)この作品が、ちゃんと日本でも観られるようになったことは、大進歩です。後は、クローネンバーグ監督の『A Dangerous Method』の日本公開さえ決定すれば言うこたないんですがね(ふっ)。『Shame』と『A Dangerous Method』の両方を日本で観たいあなた、是非このバナーをポチして祈りを捧げましょう(笑)。

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