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zoom RSS 参加型絵本の決定版―「おべんとうなあに?」「ライオンさんカレー」

<<   作成日時 : 2013/01/15 23:38   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

懐かしいなあ、おいおい(笑)!

おべんとう なあに? (ともだちだいすき)
偕成社
山脇 恭

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「おべんとうなあに?」
山脇恭:文/末崎茂樹:絵 (偕成社刊行)
(ページ数:37p)

仲良し4人組、ぞうくんとうさぎくんとりすちゃんときつねくんが、野原へピクニックに行ったよ。
みんなで電車ごっこしたり、かくれんぼしたり。いっぱい遊んでおなかがぺこぺこになったら、さあ、お楽しみのおべんとうだ!
りすちゃんのおべんとうは?
蓋を開けると、かわいいお日様サンドだった。
きつねくんのおべんとうは?
蓋を開けると、2段重ねの新幹線べんとうだった。
うさぎくんのおべんとうは?
蓋を開けると、きれいねきれいな花束すしだった。
…あれれ、ぞうくんのおべんとうはどこいった?
みんなであちこち探したけれど、ぞうくんのおべんとうは見つからなかった。食いしん坊のぞうくんは、悲しくなって大泣きだ。
みんなは、ぞうくんにおべんとうを分けてあげようと、自分のおべんとうを持ってきた。すると、ぞうくんのおべんとうが意外なところに隠れていたよ。

遠足から帰宅した長男に訊ねると、一番楽しかったこととして必ず、“みんなと一緒におべんとうとおかしを食べたこと”を挙げますね(笑)。
幼稚園や学校、あるいは家といった日常の生活空間を離れ、見聞を広めることも非常に大切な経験ですが、子供にとっては“お友達と一緒になにかをする”ということの方がよほど切実。お友達とお弁当を広げて、おかずの見せ合いっこをしたり分けっこをしたり。遠足で何を見聞きしたかというより、ともすると記憶に残る出来事かもしれませんよね。
この絵本に登場する仲良し4人組もそう。野原でピクニックごっこのメイン・イベントは、やはりお弁当です。みながそれぞれ、自慢のお弁当を見せ合いっこするページは、楽しい仕掛けが施されています。ページをめくるごとに、みんなが持ち寄った楽しいおべんとうが次々と表れる、という寸法ですね。りすちゃんのお弁当は、くるみの殻に入った小さなサンドイッチ。きつねくんのは、ハムや卵、きゅうりとご飯で作った新幹線お弁当。これは工夫が凝らされています。うさぎくんのも然り。チーズやハム、ソーセージや寿司飯で再現された花束ですものね。これなら食の細いお子さんでも、喜んで食べてくれるでしょう。外でお友達と一緒に食べる食事の味はまた格別です。改めて、素朴な料理の美味しさに気づく良いチャンスと言えるのではないでしょうか。
さて、一度は失くしたとばかり思っていたぞうくんのお弁当は、意外な場所に隠れていました。泣きじゃくるぞうくんに、優しい思いやりを見せてくれたお友達に感謝するかのように、ぞうくんのお弁当にはお友達への友情がいっぱい詰まっていました。それは、あなたがご自分でページをめくって確かめてみてください。
平易な内容で文字数も少ないので、読み聞かせは1歳ぐらいから大丈夫かもしれません。みなが自分のお弁当を見せっこするページでは、簡単な仕掛けが施されています。小さなお子さんには、ページをめくる練習にもいいでしょうね。我が家でも、長男と次男に読んであげると、ページをめくるために先を争っていましたっけ。長男なんて、8歳になった今でもまだこの絵本に未練があるようです(笑)。

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子供もある程度大きくなってくると、大人のやっていることを真似したくなるものです。洗濯や掃除、そして料理。
とりわけお母さんのそばにいることが多い子供にとって、台所という主婦の聖域で“料理”にいそしむお母さんの姿は、特別なものに見えるでしょうね。おままごとセットを欲しがるのは、なにも女の子だけじゃありません。うちの長男も次男も今を遡ること数年前は、おもちゃの包丁やお皿やフライパンなどで、料理の真似っこをしては喜んでおりました。それだけでは飽き足らず、テーブルと椅子までセッティングして、出来上がった料理を並べて“お食事ごっこ”まで始めていましたなあ、そういえば(笑)。

そんな長男が2〜3歳ぐらいの時、我が家で大ヒットした絵本が「ライオンさんカレー」です。

画像

ライオンさんカレー (えほんとともだち)
ひさかたチャイルド
夏目 尚吾

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「ライオンさんカレー」
夏目尚吾:文と絵 (ひさかたチャイルド刊行)
ページ数23p

ぼくはライオンのコックさん。カレーが好きな子は手を挙げて!これから一緒においしいライオンさんカレーを作ろう!
さ、君もお手伝いをしてね。まずは材料だ。お肉にタマネギ、ニンジン、ジャガイモ。そしてカレーのルー。はじめに、たまねぎを取ってね。(ここで、隣のページにある材料のイラストから、タマネギをライオンさんに渡してあげるよう、お子さんに促してください)
タマネギをトントントンと切るよ。お次はジャガイモとニンジンを取ってくれる?(同上)
はい、ありがとう。ジャガイモとニンジンも一口大に切って…。
次はタマネギをいためるよ。なべを火にかけたから、火傷しないようにシャッシャッと混ぜるの手伝ってね。(イラストの木じゃくしでタマネギをいためるよう、お子さんに促してください)
上手にいためたね!じゃあ、今度はお肉を取って。(隣のページの材料のイラストから、お肉をライオンさんに渡してあげよう)
お肉も一緒にいためるよ。さあもう一度、おなべのタマネギとお肉をシャッシャッとやってね。そこにジャガイモとニンジンの切ったものを入れて、お水を加えると…。
よーし、コトコト煮えてきたぞ。今度はカレーのルーを取ってくれるかな。(同上)
おなべからホカホカ湯気が出てきたよ。ついでにい〜いにおいもしてきたね。さあ、ルーが溶けたらふたを開けてみようか。
うわーお!おいしそう。ごはんにとろーりとカレーをかけて…。
ごはんの上に、グリーンピースでお目めをつくり、ジャガイモでお鼻をつくり、インゲンでお髭をつくり、ウィンナーでお口をつくり、仕上げにゆで卵でお耳を作ると…。
ライオンさんカレーの出来上がり!どうぞ、召し上がれ。

最後には、いろいろな食材でトッピングを施し、ライオンさんの顔を模したカレーが出来上がるという寸法です。
とにかく臨場感に溢れる絵本ですよね。劇中でライオンさんがカレーを作る様子を、こちらで見つめている子供達に見せつつ、調理に参加できるように工夫されたイラストが大変面白いです。長男は、ライオンさんが絵本の中から呼びかけるのに応じて、タマネギを渡してあげたり、タマネギをいためたり、大喜びでした。ただ読まれる絵本を聞くだけではなく、こうしてアクティヴに絵本の中の世界に入っていける作品も、子供を本好きにさせる良いきっかけとなるかもしれませんね。
手際よく調理をしていくライオンさんに合わせて、テンポよく進むストーリー、歯切れの良いきびきびとしたライオンさんの言葉、料理が出来上がる過程を実に美味しそうに見せる挿絵、そして最後にできる夢に溢れた料理。どれをとっても、食育のテキストにぴったりの逸品です。お母さん方も、この絵本を読みながら、ぜひお子さんと一緒にライオンさんカレーを料理してみてください。毎日のルーチンワークと化した食事の支度が、本来家族の喜ぶ顔を見るために行うものであることを、思い出していただけるはずです。


そして現在。

我が家の子豆ズこと子豆1号(長男11歳)と子豆2号(次男7歳)は、今やままごとではなく本物の料理に興味津々であります。1号は実際に包丁を握りたがるし、私の隣で炒め物をしたがりますし(笑)。料理絵本から本物の料理への興味の進化によって、彼への食育が一層進んだことを実感する次第です。


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