パリで和食を食おうの巻。―Japanese food in Paris

The daily life in Paris. これから世界がどうなっていくのかは、私たちが冷静に穏やかに、他者に対して寛容になれるかどうかにかかっています。ならば、そうなってみせようじゃありませんか。


2009年、パリ滞在時に書いていた日記が結構愉快だったので、再掲載します。








~~~~~~~~~以下、2009年4月の日記から~~~~~~~~~


パリは、昨日から今日にかけてなんだかよくわからん空模様でした。ものすごい風と雨で、すわ台風か?!(←そんなわきゃない)と思うような天気だったと思うと、急に雨雲が切れて日が差してきたり…。空模様がコロコロ変わるたびに、冷えこんできたり生暖かくなってみたり、その慌しいこと。

ここで一句。

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『女心とパリの空』


実は今回の長期滞在では、“その土地ならではの美味しい食べ物を食す”という目標(笑)を掲げています。フランスには、フランスの気候風土に合わせて発達した食材や調理方法があるはず。せっかくパリにいるのですから、日本ではなかなか手に入りにくいものをいろいろ食べてみようじゃないかというわけですね。
しかしながら、日本人である以上、どうしても必要な食材もあります。米とか味噌、しょうゆ…などなど。日本では様々なガイドブックが出回っており、海外に滞在する予定の方は、おそらく下調べも充分されると思います。我が家も一応、日本食材店などをガイドブックで探したりしましたが、今に至っても結局そんな店には一度も出向いていません。なんでも、最近日本人が多く住むようになった15区、16区辺りには、日本人向けのお店もあるそうですが。でもね、中華街が目と鼻の先にあるここに住んでいれば、わざわざメトロに乗って味噌だのしょうゆだのを買いに行く必要がないんですよ。

アパルトマンから徒歩2分ぐらいの場所に(笑)、中華系スーパーのTang freres(以下タン・フレール)があります。このスーパーはチェーン展開されていまして、中華街のみならず最近では19区や20区辺りにまで進出しているそうですよ。さすがは商売上手なチャイニーズ。同じくうちのごく近所にあるスーパー、シャンピオンも、タン・フレールの繁盛振りに危機感を持っているのか、白菜やらモヤシやらを店頭に並べていますものね。

近所にあるタン・フレールの店舗はとても小さいものですが、中国独特の食材や冷凍の餃子、点心、アジア原産のフルーツや野菜をいろいろ揃えていて、実に重宝。そして、私たち日本人にとって大変ありがたいのが、日本から輸入された食材がほとんどここで賄えるという点ですね。味噌、しょうゆ、米はもちろんのこと、だし各種、干ししいたけ、だし昆布、ミツカン酢、料理酒、焼き海苔、お茶漬けの素、豆腐、あげ、カレールー(ゴールデンカレーがありましたよ・笑)、わさび、エバラ黄金のたれ(笑)、カップラーメン、インスタントラーメン…。これだけの品揃えならば、まずは大概の需要に応えられるはずですし、中華街の中にあるもっと大きな店舗に行けば、さらにマニアックな食材が手に入ることでしょう。


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ちなみに、これが本日タン・フレールで購入した食材です。左端の冷凍食品はですね…、文字通りの“鳥の足”でございます(笑)。3本の足が切断された状態で入っています。ちょっぴりホラーですが気にしない(笑)。だって1キロ2ユーロなんだもん(笑)。スープのだしをとるのに、鶏がらのような安いものを探していたのですが、シャンピオンにはありませんでした。そこで、あんよの出番なのですよ。
鳥のあんよの隣にある豆腐は、中国産なんですが美味しいですよ。絹ごし豆腐のなめらかさと木綿の強さの両方が備わっており、調理しても煮崩れないし、舌触りはまろやか。好き嫌いの帝王、子豆2号が喜んで食べるぐらいですから(笑)、日本人の方々に自信を持ってお勧めできます。


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タン・フレールではいろいろな米が売られていますが、日本人の口に最も合うであろうと思われるのが、この“日の出(字、反転しとるけど)”ですかね。恐る恐る炊いてみたところ (笑)、あらまあ、結構イケるんでないの?といった印象。そりゃもちろん、コシヒカリやらなんやらのブランド米と比較しちゃいけないでしょうが、元々最安値の無洗米しか食べたことのない館長一家の舌にとっては、立派に合格点を差し上げられる味でしたよ。


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おあげさん。タン・フレールは中華系のお店ですから、各種春巻きやらも種類が豊富でめっさ美味そうなんですが、ごく普通のあげも置いてくれてます。ありがたや。


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我が家では韓国海苔もよく食べるのですが、この焼き海苔もなかなかどうして、いい香りがしていましたねえ。見えにくいですが、画像のボトルは中国の会社が作っているしょうゆです。このラベルのシリーズが、これまたどれも美味!“金標生抽王”のSuperior lightは、その名の通り大変まろやかで軽い口当たり。塩分も控えめになっていて、日本のしょうゆより美味しいとすら感じます。同じシリーズでマッシュルーム・フレイバーのものは、見た目は濃い色でオイスターソースのような感じなのですが、全然辛くないんです。きのこの旨みが入った、やはり塩分控えめのしょうゆでした。


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あたしはどーしても日本のブランドじゃなきゃいやよーっ!という方は、キッコーマンのしょうゆをお買い求めください。どこのスーパーにも置いてありますから(苦笑)。我が家では念のためキッコーマンしょうゆを買っておいたのですが、今後はたぶん買わないと思われ(笑)。だって、すごく辛く感じるんだもん。


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さて、米を炊くには炊飯ジャーがいるじゃろうというわけで、中華街の中にあるスーパー、ジェアンで見つけてまいりましたよ。その名も、ミスター・飯ごう炊飯 (笑)。最初、このミスター・飯ごう炊飯を見たときには、こげな単純な構造で本当に炊けるのか?!と半信半疑でした。空恐ろしくなるぐらいヤワな作りで、昭和30年代に販売されていた炊飯器を連想させてくれます(笑)。お米を洗って、水を入れて、電源に繋げて“cuisson”スイッチを下に押し下げるのみ。ややこしい操作は一切なし!フランスの電圧は高いですから、2~3合なら10分もかからず炊けてしまうんですねえ。ちょっと感心しました(笑)。


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このミスター・飯ごう炊飯、どこで生産されている商品かは知りませんが、本体を包んでいた注意書きを兼ねた(たぶん)袋に更に注目。

“包装に使用されているどニール袋は赤ちゃんや乳幼児の手のとどかない戸下さい、かぶつたり、のみてんだりすると窒息の原因となりキクソです。”―本文まま

つくづく思うんですけどね、私たちが精一杯気取って"Bonjour ボンジュール♪"としゃべったところで、フランス人にはきっと"コにゃにゃちハずら~♪"ぐらいにしか聞こえていないんでしょうよ、きっとね(涙笑)。

帰国後は、日本に滞在しておられる外国人の方の言葉には誠心誠意耳を傾けてあげようと、固く心に誓った館長でありました。


~~~~~~~~~以上、2009年4月の日記からでした~~~~~~~~~


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