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zoom RSS 第74回ゴールデン・グローブ賞 2017 Golden Globe Awards TV

<<   作成日時 : 2016/12/13 19:20   >>

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第74回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が行われ、テレビ部門の受賞者及び受賞作品も発表されましたので、太字でハイライトしておきますね。

ハリウッド外国人映画記者協会 The Hollywood Foreign Press Associationが、2017年度のゴールデン・グローブ賞のノミネート作品を発表しました。映画部門とテレビ部門の双方で、今年、観客と視聴者に大きなインパクトを与えた作品が選ばれます。


第74回ゴールデン・グローブ賞ノミネート一覧 The Nominations for The 74th Golden Globe Awards

受賞者及び受賞作品は太字でハイライトしてあります。


テレビ部門 Television


【テレビ・シリーズ/ドラマ作品 TV Series, Drama】

"ザ・クラウン The Crown"
"ゲーム・オブ・スローンズ Game of Thrones"
"ストレンジャー・シングス未知の世界 Stranger Things"
"This Is Us"
"ウエストワールド Westworld"


【テレビ・シリーズ/ミュージカル・コメディ作品 TV Series, Musical or Comedy】

"Atlanta"
"black-ish"
"モーツァルト・イン・ジャングル Mozart in the Jungle"
"トランスペアレント Transparent"
"Veep/ヴィ―プ Veep"


【テレビ・ミニシリーズ、テレビ映画 TV Limited Series, Motion Picture Made for TV】

"アメリカン・クライム American Crime"
"The Dresser"
"ナイト・マネージャー The Night Manager"
"The Night Of"
"アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件 The People v. O.J. Simpson: American Crime Story"


【主演女優賞 テレビ・シリーズ/ミュージカル・コメディ作品 Actress in a TV Series, Musical or Comedy】

レイチェル・ブルーム Rachel Bloom "Crazy Ex-Girlfriend"
ジュリア・ルイス=ドレイファス Julia Louis-Dreyfus "Veep/ヴィ―プ Veep"
サラ・ジェシカ・パーカー Sarah Jessica Parker "Divorce"
イッサ・レイ Issa Rae "Insecure"
ジーナ・ロドリゲス Gina Rodriguez "ジェーン・ザ・ヴァージン Jane the Virgin"
トレーシー・エリス・ロス Tracee Ellis Ross "black-ish"


【主演男優賞 テレビ・シリーズ/ミュージカル・コメディ作品 Actor in a TV Series, Musical or Comedy】

アンソニー・アンダーソン Anthony Anderson "black-ish"
ドナルド・グローバー Donald Glover "Atlanta"
ガエル・ガルシア・ベルナル Gael Garcia Bernal "モーツァルト・イン・ジャングル Mozart in the Jungle"
ニック・ノルティ Nick Nolte "Graves"
ジェフリー・タンバー Jeffrey Tambor "トランスペアレント Transparent"


【主演女優賞 テレビ・シリーズ/ドラマ作品 Actress in a TV Series, Drama】

カトリーナ・バルフ Caitriona Balfe "アウトランダー Outlander"
クレア・フォイ Claire Foy "ザ・クラウン The Crown"
ケリー・ラッセル Keri Russell "ザ・アメリカンズ The Americans"
ウィノナ・ライダー Winona Ryder "ストレンジャー・シングス未知の世界 Stranger Things"
エヴァン・レイチェル・ウッド Evan Rachel Wood "ウエストワールド Westworld"


【主演男優賞 テレビ・シリーズ/ドラマ作品 Actor in a TV Series, Drama】

ラミ・マレク Rami Malek "MR. ROBOT/ミスター・ロボット Mr. Robot"
ボブ・オーデンカーク Bob Odenkirk "ベター・コール・ソール Better Call Saul"
マシュー・リース Matthew Rhys "ザ・アメリカンズ The Americans"
リーヴ・シュライバー Liev Schreiber "レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー Ray Donovan"
ビリー・ボブ・ソーントン Billy Bob Thornton "弁護士ビリー・マクブライド Goliath"


【主演女優賞 テレビ・ミニシリーズ、テレビ映画 Actress in a TV Limited Series, Motion Picture Made for TV】

フェリシティ・ハフマン Felicity Huffman "アメリカン・クライム American Crime"
ライリー・キーオ Riley Keough "ガールフレンド・エクスペリエンス The Girlfriend Experience"
サラ・ポールソン Sarah Paulson "アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件 The People v. O.J. Simpson"
シャーロット・ランブリング Charlotte Rampling "ロンドン・スパイ London Spy"
ケリー・ワシントン Kerry Washington "アニタ 〜世紀のセクハラ事件〜 Confirmation"


【主演男優賞 テレビ・ミニシリーズ、テレビ映画 Actor in a TV Limited Series, Motion Picture Made for TV】

コートニー・B・ヴァンス Courtney B. Vance "アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件 The People v. O.J. Simpson: American Crime Story"
リズ・アーメッド Riz Ahmed "The Night Of"
ジョン・タートゥーロ John Turturro "The Night Of"
ブライアン・クランストン Bryan Cranston "All the Way"
トム・ヒドルストン Tom Hiddleston "ナイト・マネージャー The Night Manager"


【助演女優賞 テレビ・ミニシリーズ、テレビ映画 Supporting Actress in a TV Limited Series, Motion Picture Made for TV】

オリヴィア・コールマン Olivia Colman "ナイト・マネージャー The Night Manager"
レナ・ヘディ Lena Headey "ゲーム・オブ・ソローンズ Game of Thrones"
マンディ・ムーア Mandy Moore "This Is Us"
クリッシー・メッツ Chrissy Metz "This Is Us"
タンディ・ニュートン Thandie Newton "ウエストワールド Westworld"


【助演男優賞 テレビ・ミニシリーズ、テレビ映画 Supporting Actor in a TV Limited Series, Motion Picture Made for TV】

スターリング・K・ブラウン Sterling K. Brown "アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件 The People v. O.J. Simpson: American Crime Story"
ヒュー・ローリー Hugh Laurie "ナイト・マネージャー The Night Manager"
ジョン・リスゴー John Lithgow "ザ・クラウン The Crown"
クリスチャン・スレーター Christian Slater "MR. ROBOT/ミスター・ロボット Mr. Robot"
ジョン・トラヴォルタ John Travolta "アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件 The People v. O.J. Simpson: American Crime Story"


こうしてノミネート作品をずらーっと眺めてみると、テレビ界の人気の移り変わりを痛感します。昔自分も見ていた人気番組が終了し、新しい番組の中から新しい潮流が生まれていることが分かりますね。

随分前からの現象ですが、映画界の二極化が進行するのに比例して、映画界の優秀な人材がテレビ界に流れ込み、テレビ界から優れた作品が発信されるようになって久しいですね。そこへ、NetflixやHulu、Amazonといった配信サービスを担う新興勢力が殴り込みをかけてきて、従来の組織構造ではできなかったような斬新かつ面白い作品を世に問うという流れが完全に定着しました。従って、映画界もテレビ界も、従来とは異なる勢力図が新たに描かれようとしている真っ最中といったところなのでしょうね。

NetflixとAmazonプライムを見られるようになり、わたくしめの魅惑の海外ドラマ・ライフ(笑)もかなり世間様に追いつくようになってまいりました。折角ですので、今回ゴールデン・グローブ賞候補になった作品の中から個人的に気に入っている作品を2つ取り上げてみたいと思います。


画像

"ナイト・マネージャー The Night Manager"

監督:スサンネ・ビア
製作:ロブ・ブロック
製作総指揮:スサンネ・ビア、ジョン・ル・カレ、デヴィッド・ファー、トム・ヒドルストン、ヒュー・ローリー
原作:ジョン・ル・カレ「ナイト・マネジャー The Night manager」(早川書房刊)
脚本:デヴィッド・ファー
出演:トム・ヒドルストン(ジョナサン・パイン)
ヒュー・ローリー(リチャード・ローパー)
オリビア・コールマン(アンジェラ・バー)
エリザベス・デビッキ(ジェド・マーシャル)
トム・ホランダー(ランス・コーコラン少佐)他。

ジョン・ル・カレによる原作小説がハヤカワ・ノベルズから出ていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。原作が書かれた当時の世界情勢と、兵器売買に関する裏事情も現在では様変わりしています。このテレビ版では、その辺りの複雑な事情と登場人物の描写についても、今の時代に沿うような脚色が施されていました。既に世界中で放映された今作について、その脚色の在り方をめぐって賛否両論分かれたことはよく承知しています。

まず最初にお断りしておくと、ジョン・ル・カレ小説の他の映像化作品を見てみた結果、彼の小説を映像に移植する作業は大変困難だと結論せざるを得ません。なぜならば、基本的にル・カレの作品世界は、それぞれに複雑な事情を抱えた登場人物が大勢現れては、複雑に入り組んだストーリーの中で彷徨っているような内容だからです。「裏切りのサーカス Tinker Tailor Soldier Spy」のジョージ・スマイリーのような、物語の核となるキャラクターはもちろんおりますが、彼を中心として放射線状に広がっていく大勢の人物の相関関係には、さらにそれらの人物が織りなす個々のドラマが挟み込まれていきます。それらが集まって、ストーリーの進行と共に、やがて一枚の大きなタペストリーを為していく様は、私の目には果てしない群像劇に映りますね。これを観客に分かりやすく伝えるにはどうすればいいか?

情報量も登場人物の数も半端なく多いル・カレ作品は、上映時間に制限のある劇場用映画より、この「ナイト・マネージャー The Night Manager」のようにテレビ・ミニシリーズでじっくりストーリーを追った方が良いと私も思います。前述したゲイリー・オールドマン主演の「裏切りのサーカス Tinker Tailor Soldier Spy」は128分内で、また、もう一つ私の大好きな「寒い国から帰ったスパイ The Spy Who Came in from the Cold」(1965年、マーティン・リット Martin Ritt監督)は111分内で、ル・カレ小説の映像への移植に奇蹟的に成功した例ですが、個人的にル・カレ世界の魅力の一つだと考えている、“物語のディテール”を再現するにはテレビ・シリーズ形式がうってつけだと考えます。

「ナイト・マネージャー The Night Manager」は、今もって解決の糸口すら見つからない(とされている)紛争やテロを、実は陰で助長している国家絡みの兵器、武器取引というアンタッチャブルな題材に取り組んでいます。ル・カレが原作小説を執筆した当時と今とでは情勢が異なるとはいえ、基本的にこの闇の商売に関しては、規模が大きくなればなるほど個人の商才でなんとかできるレベルのことではなくなります。もし実際に、このお話に出てくるリチャード・ローパーのような死の商人が存在したとしたら、当然、彼の周囲には世界中の裏組織が絡んでくるだろうし、もちろん、国家レベルの後ろ盾無くしては成り立たない商売でもあるでしょう。ニコラス・ケイジ主演の「ロード・オブ・ウォー Lord of War」(2005年、アンドリュー・ニコル Andrew Niccol監督)は、実在したとされる武器商人(元軍人だったそうです)をモデルに創造されたキャラクターでした。個人営業の死の商人だった彼とてもちろん、国家間の政治的駆け引きとは無縁ではいられませんでした。世界中の犯罪組織、戦争から得られる利益をむさぼる堕落した政治家、己の既得権と身の保全を第一に考える計算高い政治家も巻き込んだ、血と金と魑魅魍魎跋扈する地獄が、彼の住まう世界だったわけです。

ナイト・マネジャー〔上〕 (ハヤカワ文庫NV)
早川書房
ジョン ル・カレ

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そういったことを念頭においてこの作品を見直すと、現在の国家間の力関係を踏まえた上での兵器取引の世界の一端を、そこに携わる人間たちの心理合戦も絡め、エンターテイメント作品の上限を超えない程度に上手く見せ、原作のストーリーの複雑さをすっきりと分かりやすく解きほぐしてみせた脚本の手際の良さは素晴らしかったと思います。エンターテイメントと、リアルでハードなドラマの構成バランスも良かったですしね。原作の映像化作品について回るジレンマ…“原作と解釈や描写が異なるから駄作だ”と評価されがちであること…は、私には納得し難いものです。原作は原作、映像化作品は原作とはまた別個のものであることを、そろそろ私たち観客も受け入れるべきなのでは?映像化作品が原作と異なっていようとも、映像化作品そのものが良い仕上がりで面白ければ、それはきちんと評価されるべきだと考えています。だって、この作品は、死の商人の実態を明らかにするドキュメンタリーではないのですから。その意味で「ナイト・マネージャー The Night Manager」は、上質のスパイ・ドラマだと思います。

この作品に登場する人物造形にリアルさが足らないといった批判も見かけましたが、それはおそらく、主人公のジョナサン・パインをはじめ、バラエティに富んだ個性豊かな登場人物たちの背景や個人の歴史を説明する時間が、充分に取れなかったためではないでしょうか。パイン自身は元兵士で彼の父親は諜報員だったと劇中で言及されますが、除隊後、彼がホテルに勤めることになった経緯であるとか、妻子はいたのか、或いは父親との関係はどうだったのか、組織の後ろ盾を失ってもなおローパーに食い下がり、彼に正義の鉄槌を下ろすことに執着した理由は、果たしてジェドだけであったのだろうか、とか。パインという人物像を深く掘り下げるための描写がもう少しあれば、作品から受ける印象はまた違ったものになったかもしれません。
それは、リチャード・ローパーも同様ですね。“世界一の悪党”ですからそう易々と己の素顔を晒さないにせよ、彼が軍人から“悪党”に堕ちて汚れた金で富を築くことになった経緯、なぜ若くて美しいジェドと一緒になったのか、ジェドとの関係、そして、苦楽を共にしたはずのコーコラン少佐との信頼関係が崩壊した真の理由など、もうちょっと深く知りたかったかな。特にコーコランは、パインの潜入捜査が成功するか否かを占うキーパーソンでもあったので、ローパーとコーコランの人間関係の変化をもうちょっと詳しく見てみたかった。私にとって最もその人物像を把握できたのは、オリビア・コールマン Olivia Coleman演じたアンジェラ・バーと、粘着質で疑り深く、嫉妬深いコーコランその人でした。ある意味、コーコランのキャラクターは単純なので。

…とはいうものの、この作品に寄せられた批判をあらためて見直してみると、それらはほぼ“無いものねだり”に近いんじゃないかと思いますけどね。

謎だらけのパインの人物像の奥深くに、更にまだ誰も見たことのない、本人さえも気付いていないような、深い深い闇が潜んでいそうな気がしてなりません。パインには色々な顔があり、状況に応じてそれらの顔の中からその場に最適な“表情”を巧みに選び出す事ができます。そんなそつのない表の顔の裏側には、深淵がポッカリ口を開けているのかも知れない。パインを演じたトム・ヒドルストン Tom Hiddlestonは、原作は勿論、脚本にすら明記されていないような、“ヒーロー、ジョナサン・パインの肖像”の中の病んだ部分までも滲ませる繊細な演技でした。

ロケーションも豪華で作品のスケールも大きく、今回、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされたトム・ヒドルストン Tom Hiddleston、ヒュー・ローリー Hugh Laurie、オリヴィア・コールマン Olivia Colemanのみならず、トム・ホランダー Tom Hollander等、役者陣の演技は素晴らしかった。そして、スザンネ・ビア Susanne Bier監督の演出も手堅く、タイトでサスペンスフルで本格的なスパイ・ドラマに仕上がっていました。なにより、女流監督の手によって、男くさい世界を舞台にしたエレガントな作品が作られたという事実自体が意義深いとも思います。

でも最後に、私にも無いものねだりをさせてください(笑)。全6話といわず、あの「トゥルー・ディテクティブ True Detective」のように10話ぐらいに時間を増やした状態で、パインたち登場人物の背後の歴史をもう少し詳しく見てみたかったなあ。



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"アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件 The People v. O.J. Simpson: American Crime Story"

先日初めての受賞者、受賞作品を発表した第1回放送映画批評家協会ドキュメンタリー映画賞 The First Annual Critics’ Choice Documentary Awardsで、栄えある初の最優秀ドキュメンタリー作品賞(長編劇映画) Best Documentary - Theatrical Featureに輝いた“O.J.: Made in America”同様、実際に起こった事件は既に随分前のことであるのに、いまだにアメリカ社会の病根を論じる際に避けては通れないO・J・シンプソン事件を題材にしたドラマです。

1994年、人気NBAスター選手fであったO・J・シンプソンは、元妻とその友人を殺害した罪に問われ、起訴されました。彼はのちに“ドリーム・チーム”と呼ばれた有力弁護士集団を雇い、“世紀の裁判”に臨みました。この裁判の模様は全米のみならず世界中から大きな注目を集めることになるのですが、"アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件 The People v. O.J. Simpson: American Crime Story"は、シンプソンが警察に逮捕されてから裁判で判決が出されるまでを克明に再現したドラマです。この裁判を巡る複雑怪奇な物語の背後には、アメリカ社会のみならず他の国でもみられるような問題が幾重にも絡み合っており、そういった社会問題について視聴者に熟考を促す内容であったと思います。

サラ・ポールソンやコートニー・B・ヴァンス等、出演陣の火花散る名演に相応しい、重厚な作品でした。話題作だし、ちょっと見てみようかなと思ったら、いつの間にかドラマの迷宮に取り込まれてしまっていた、という視聴者の方も多かったのではないでしょうか。


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