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zoom RSS Turn up the signal with Nusrat. ヌスラト・ファテー・アリー・ハーン

<<   作成日時 : 2015/07/15 11:00   >>

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....and in this place, can you reassure me
with a touch, a smile - while the cradle's burning
all the while the world is turning to noise
oh the more that it's surrounding us
the more that it destroys
turn up the signal
wipe out the noise

send out the signals deep and loud

man i'm losing sound and sight
of all those who can tell me wrong from right
when all things beautiful and bright
sink in the night
yet there's still something in my heart
that can find a way
to make a start
to turn up the signal
wipe out the noise....


from the song "Signal To Noise" by Peter Gabriel


'Signal to Noise' - Peter Gabriel & Nusrat Fateh Ali Khan (Live at VH1 Honors 1996 Los Angeles)
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ヌスラト・ファテー・アリー・ハーン(ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン) نصرت فتح علی خان Nusrat Fateh Ali Khan
1948年10月13日生まれ
1997年8月16日没
パキスタン、パンジャーブ州ファイサラーバード出身
英国ロンドンにて死没

イスラム神秘主義のスーフィズムに根ざす宗教歌謡カッワーリーとは、スーフィーが信者を集めて催す集会で歌われた歌であり、ウルドゥー語の詩型ガザルに独特の節をつけて朗唱するもの。歌い手は喉を振るわせ、高音を駆使する独創的な歌唱法を用いる。ハルモニウム・タブラの伴奏と手拍子をバックに、胡座した主唱者、副唱者が神をたたえる詩句の唱和を繰り返す。パキスタン、インド、バングラデシュで親しまれている。そのカッワーリーの、おそらく世界的に最もよく知られた歌手がヌスラト・ファテー・アリー・ハーン(ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン)である。
高名なカッワーリー演奏家だった父ウスタード・ファテー・アリー・ハーン、父系の叔父ウスタード・ムバーラク・アリー・ハーンからカッワーリーの伝統的歌唱法を学び、1965年にカッワーリーの演奏グループである“ヌスラト・ファテー・アリー・ハーン・ムジャーヒド・ムバーラク・アリー・ハーン・アンド・パーティー”を結成。カッワーリーの伝統的アルバム作品を多数制作、リリースした。
ピーター・ゲイブリエルとの交流を経て彼の作品“Signal to Noise”で共演、欧米ではゲイブリエルが運営するリアル・ワールド・レーベルに所属し、ここから5枚のカッワーリー作品をリリースしている。マーティン・スコセッシ監督の問題作「最後の誘惑 The Last Temptation of Christ」のサウンドトラック盤「パッション」に参加、ティム・ロビンス監督の「デッドマン・ウォーキング Dead Man Walking」(主演のスーザン・サランドンがオスカーを獲得)のサウンドトラックでも、“天上からの歌声”と絶賛された驚異の声を披露した。日本でも何度か来日公演を行っている。1997年、治療のためパキスタンからロサンジェルスに向かう途中、ロンドンで客死。享年48歳の若さであった。


上で動画を共有させていただいた、ゲイブリエルとの至高の共演ライブの僅か1年後、ヌスラトは病に倒れてしまいました。彼のバイオグラフィーを調べてみますと、彼が死の間際まで演奏活動に粉骨砕身していたことがわかり、本当に胸が痛みます。こんな歌声を持った歌手は、もう二度と現れないでしょう。唯一無二の声でした。ゲイブリエルは2003年に行われた“Growing Up”ツアーでも“Signal to Noise”をステージで演奏しましたが、もちろんヌスラトは既に天上に旅立った後。彼の歌声は録音されたものが流れましたが、ゲイブリエル自身の胸の内を思うといたたまれないですね。

ヌスラト・ファテー・アリー・ハーンのカッワーリー演奏における歌声については、BBC Musicのこのページでも何本かクリップを視聴することができます。興味をもたれた方はぜひご覧になってみてください。宗教や人種、哲学、文化背景、そういった諸々の違いを超えて、聴く者の耳と心を捉えて離さない彼の声のパワーを感じることができると思います。




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