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zoom RSS Cronenberg師匠の『Maps to The Stars』2014年度カンヌ国際映画祭出品へ。

<<   作成日時 : 2014/04/22 00:10   >>

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既にあちこちの映画サイトで報じられた後なのですが、当館用にメモしておきますね。2014年度、第67回目を数えるヨーロッパ最大の映画のお祭り、カンヌ国際映画祭の各部門への招待作品が発表され、4月17日に記者会見も行われました。


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コンペティション部門 Official Competition

Opening Film
"Grace Of Monaco" (U.S.A./France) dir. Olivier Dahan - 1h43m

"Captives" (Canada) dir. Atom Egoyan - 1h43m
"Foxcatcher" (U.S.A.) dir. Bennett Miller - 2h10m
"Goodbye To Language (ADIEU AU LANGAGE)" (France) dir. Jean-Luc Godard - 1h10m
"The Homesman" (U.S.A./France) dir. Tommy Lee Jones - 2h02m
"Jimmy's Hall" (U.K) dir. Ken Loach - 1h46m
"Leviathan" (Russia) dir. Andrey Zvyagintsev - 2h20m
"Maps To The Stars" (Canada) dir. David Cronenberg - 1h51m
"The Marvel (LE MERAVIGLIE)" (Italy) dir. Alice Rohrwacher -1h50m
"Mommy" (Canada) dir. Xavier Dolan - 2h20m
"Mr. Turner" (U.K) dir. Mike Leigh - 2h29m
"Saint Laurent" (France) dir. Bertrand Bonello -- 2h15m
"The Search" (France) dir. Michel Hazavanicius - 2h40m
"Sils Maria" (France) dir. Olivier Assayas - 2h03m
"Still The Water (FUTATSUME NO MADO)" (Japan) dir. Naomi Kawase - 1h50m
"Timbuktu" dir. Abderrahmane Sissako - 1h40m
"Two Days One Night (DEUX JOURS, UNE NUIT)" (Belgium) dir. Jean-Pierre & Luc Dardennes - 1h35m
"Wild Tales (RELATOS SALVAJES)" (Argentina) dir. Damian Szifron - 1h55m
"Winter Sleep (KIS UYKUSU)" (Turkey) dir. Nuri Bilge Ceylan - 3h16m


コンペ外部門 Out Of Competition

"Coming Home (GUI LAI)" (China) dir. Zhang Yimou - 1h51m
"How To Train Your Dragon 2" (U.S.A.) dir. Dean DeBlois - 1h45m


ある視点部門 Un Certain Regard

Opening Film
"Party Girl" (dir. Marie Amachoukeli, Claire Burger and Samuel Theis) - 1h35m (処女作1st film)

"Amour Fou" (dir. Jessica Hausner) - 1h36m
"Bird People" (dir. Pascale Ferran) - 2h07m
"The Blue Room (LA CHAMBRE BLEUE)" (dir. Mathieu Amalric) - 1h15m
"Charlie's Country" (dir. Rolf De Heer) - 1h48m
"Eleanor Rigby" (dir. Ned Benson) - 1h59m
"Fantasia" (dir. Wang Chao) - 1h25m
"A Girl At My Door (DOHEE-YA)" (dir. July Jung) - 1h59m (処女作1st film)
"Harcheck mi Headro (Loin de son absence)" (dir. Keren Yedaya) - 1h35m
"Jauja (SIN TITULO)" (dir. Lisandro Alonso) - 1h41m
"Lost River" (dir. Ryan Gosling) - 1h45m (処女作1st film)
"The Misunderstood (INCOMPRESA)" (dir. Asia Argento) - 1h43m
"Run" (dir. Philippe Lacote) - 1h40m
"Salt Of The Earth" (dir. Wim Wenders & Juliano Ribeiro Salgado) - 1h40m
"Snow In Paradise" (dir. Andrew Hulme) - 1h28m (処女作1st film)
"Titli" (dir. Kanu Behl) - 2h04m (処女作1st film)
"Tourist" (dir. Ruben Ostlund) - 2h
"Unhappy Youth (HERMOSA JUVENTUD)" (dir. Jaime Rosales) - 1h40m
"Xenia" (dir. Panos Koutras) - 2h03m


深夜上映作品 Midnight Screenings

"The Rover" (dir. David Michod) - 1h40m
"The Salvation" (dir. Kristian Levring) - 1h30m
"The Target (PYO JEOK)" (dir. Chang) - 1h39m


特別上映作品 Special Screenings

"Bridges Of Sarajevo (LES PONTS DE SARAJEVO)" (複数の監督によるアンソロジー作品 anthology film) - 1h50m
"Caricaturists: Fantasies Of Democracy (DÉMOCRATIE)" (dir. Stephanie Valloatto) - 1h46m
"Eau Argentee (CARICATURISTES – FANTASSINS DE LA)" (dir. Mohammed Ossana) - 1h50m
"Les Gens Du Monde" (dir. Yves Yeuland) - 25m (70th Anniversary Celebration of Le Monde Newspaper)
"Maidan" (dir. Sergei Loznitsa) - 2h
"Red Army" (dir. Polsky Gabe) - 1h25m


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とにかく、ウチの師匠ことデヴィッド・クローネンバーグ監督の新作『Maps to The Stars』がコンペ部門に選出されまして、とりあえずはホッとしているところであります。

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ハリウッドの腐ったセレブ・ライフに脳髄まで侵されている、機能不全家族の崩壊の物語。いささか手垢のついた題材をあえて今取りあげた師匠の意図に、困惑している意見もちらほら見受けられます。ですがまあ今は、カンヌに間に合うように作品が完成してくれることを祈りつつ、本編がお披露目されるのを待ちましょうかね。

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中身を見てみないことには何とも言えませんしさ。

今年のカンヌのコンペ部門の審査員長はジェーン・カンピオン監督、カメラドール部門の審査員長はニコール・ガルシア、開幕式と5月24日に行われる授賞式、閉幕式(5月25日)の総合司会を担当するのは俳優のランベール・ウィルソンです。カンピオン監督が審査員長ということで、この招待作品リストも、手堅いながら映画界屈指の巨匠の新作が目白押しの、シネフィル垂涎のラインナップになっていると思います。
ただ、コンペ部門選出の監督の平均年齢の高さはかなりのもの。そんな加齢臭ただようラインナップの中で、たった一人、シャワーの水をお肌が弾くお年頃のキラキラしたクリエイター、グザビエ・ドラン監督の旧作が選出されており、一際異彩を放っていますね。これはカンピオン監督の個人的な趣味なのか、あるいは“アンファン・テリブル(恐るべき子供)”と称される天才映画監督の未来に期待しようという意味なのか。以前の報道では、ドラン監督は監督としてのキャリアを一旦停止して、クリエイターとしてのエネルギーをチャージするために様々なことを学びたいということでしたが、今年のカンヌには顔を出してくれるのでしょうかね。
ケン・ローチ監督の最後の劇場用長編作品となる『Jimmy's Hall』、マリオン・コティヤールという華やかな映画スターを初めて起用した、ダルデンヌ兄弟の新境地が見られるかもしれない『Two Days One Night』、「アーティスト」のミシェル・ハザナビシウス監督の一大長編、ベテラン俳優トミー・リー・ジョーンズの、理想のマッチョイズム美学が炸裂していそうな新作、なんと、老いて益々トンガリまくるジャン=リュック・ゴダール監督の新作(しかも上映時間はたったの70分!)まで登場する、まさにシネフィルのための夢のお祭りになりそうな今年のカンヌ。
ベテラン勢だけではなく、今年は“ある視点”部門に人気俳優ライアン・ゴズリングの監督処女作『Lost River』が選ばれていたり、フランスの生んだ人気俳優マチュー・アマルリックの監督第2作目『The Blue Room』、ダリオ・アルジェント監督の実娘アーシア・アルジェントの監督作品『The Misunderstood』なども選出されていて、こちらも心踊る華やかなラインナップになっていますね。

カンピオン監督が審査員長ですし、この面子をざっと見る限りにおいては、パルム・ドールの行方も今から何となく予想がつくのですが、まあ、余計なことは言わないでおきましょうか(笑)。

私自身は、クローネンバーグ師匠の新作が、シネフィルを気取る観客やスノッブな審査員の鼻っ柱をどういう風にへし折るのか、それを内心非常に楽しみにしている次第であります(大笑)。


第67回カンヌ国際映画祭は5月14日から5月25日までの開催です。


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もう、パルム・ドールが取れるかとかどうでもよいので(笑)、思い切りショッキングな作品で観客をぶちのめしてやって下さい、師匠(笑)。

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