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zoom RSS 第39回セザール賞は新鋭ギヨーム・ガリエンヌ処女監督作が5部門制覇。

<<   作成日時 : 2014/03/01 22:35   >>

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…すでに日本語の映画サイトでも報じられていますが、一応受賞結果だけ当館でも記録しておきます。体調が悪くて臥せっていたので遅くなりました。受賞結果をざっと見渡しての感想は、“世相を反映してか、セザールも、リスキーな作品の受賞は回避し、保守的な作品に走ったか?”という、身も蓋もないものでした(笑)。


第39回セザール賞受賞結果

Meilleur Film : Les Garçons et Guillaume, à table ! de Guillaume Gallienne
Meilleur réalisateur : Roman Polanski pour La Vénus à la fourrure
Meilleur Acteur : Guillaume Gallienne dans "Les Garçons et Guillaume, à table !"
Meilleure Actrice : Sandrine Kiberlain dans 9 mois ferme
Meilleur Espoir féminin : Adèle Exarchopoulos dans La Vie d'Adèle - Chapitres 1 et 2
Meilleur Espoir masculin : Pierre Deladonchamps dans L'Inconnu du lac
Meilleur Acteur dans un second rôle : Niels Arestrup dans Quai d'Orsay
Meilleure Actrice dans un second rôle : Adèle Haenel dans Suzanne
Meilleure Première Oeuvre : "Les Garçons et Guillaume, à table !" de Guillaume Gallienne
Meilleur scénario : Albert Dupontel pour "9 mois ferme"
Meilleure adaptation : Guillaume Gallienne pour "Les Garçons et Guillaume, à table !"
Meilleure Musique : Martin Wheeler pour Michael Kohlhaas
Meilleur montage : Valérie Deseine pour "Les Garçons et Guillaume, à table !"
Meilleur Son : Jean-Pierre Duret, Jean Mallet et Melissa Petitjean pour "Michael Kohlhaas"
Meilleure Photographie : Thomas Hardmeier pour L'Extravagant voyage du jeune et prodigieux T.S. Spivet
Meilleurs costumes : Pascaline Chavanne pour Renoir
Meilleurs décors : Stéphane Rozenbaum pour L'Ecume des jours
Meilleur Documentaire : Sur le chemin de l'école de Pascal Plisson
Meilleur Court-métrage : Avant que de tout perdre de Xavier Legrand
Meilleur Film étranger : Alabama Monroe de Felix Van Groeningen


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5 César et Guillaume à table!!

ギヨーム・ガリエンヌの処女監督作品『Les Garçons et Guillaume, à Table』が5部門で受賞を果たしました。何度かここでも書いているように、フランスの観客って、割りとベタな人情ものとかお笑いが好きだという傾向があるんですよね。映画館でもファミリー映画なんかよくかかってて、ヒットしてたりとか。今年は「アデル、ブルーは熱い色」「湖の見知らぬ男」など、むしろフランス国外で高い評価を勝ち取った、勇気ある作品がフランスから生まれた年でもあるのですが、肝心のフランス映画界最高の映画賞が、それらの作品(共にLGBTをテーマとした映画)に対して冷淡であったことはちょっぴり残念だったなあとも思います。それを指摘されるのが嫌だったからかどうか知りませんが(笑)、「アデル〜」と「湖の見知らぬ男」に主演した俳優たちに、揃って新人賞(ピエール・ドラドンカンプとアデル・エグザルホプロス)が与えられていたのは、なんだか可笑しかったですね。

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とにかく、この新鋭ガリエンヌ監督の作品もぜひ日本で公開されることを祈っています。

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もう一つの注目は、最優秀監督賞で『La Vénus à la fourrure』で選出されたロマン・ポランスキー監督が受賞したことでしょうかね。セザール賞では4度目となる受賞だそうです。監督は受賞スピーチの際、『La Vénus à la fourrure』に出演してくれた俳優達に礼を言うのをうっかり忘れちゃってたようで(笑)、プレスの前で言い訳してました(笑)。

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助演男優賞には、セザール賞のこの部門では3度目の受賞になるニール・アレストリュプが再度選ばれました。「真夜中のピアニスト」と「預言者」(共にジャック・オーディアール監督作品)に続いての快挙。いやあ、私はこの方が大好きなので、本当に嬉しかったです。今回の受賞作品『Quai d'Orsay』はベルトラン・タヴェルニエ監督(「田舎の日曜日」「ラウンド・ミッドナイト」等)。ニールが注目を集めてきた作品はどれも暴力的な要素が強い傾向があったのですが、今回の受賞作品では、彼の中に眠っていたコミカルな要素をタヴェルニエ監督が引き出してくれたと、スピーチの際に感謝を述べておりました。

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外国語映画賞を受賞した『Alabama Monroe』とは英題を『The Broken Circle Breakdown』という、ベルギーとオランダの作品です。ロマンチストな男性ディディエとリアリストな女性エリーズの音楽とタトゥーと愛情の物語。彼らの間に出来た娘が病気になったとき、彼ら二人の間の絆の強さも試されることになります。日本でも今月22日から劇場公開予定になっていますので、続きはそちらで。


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