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zoom RSS ルピタちゃんよぉ、おめでとうだよぉ(涙)―第19回放送映画批評家協会賞

<<   作成日時 : 2014/01/17 13:25   >>

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追記しましたー!貧乏人に休む暇はあらしまへん(笑)。名前があまりに長いので、ゴールデン・グローブ賞をGG賞と略すのに倣い、“CC賞”という略称がぜひ日本でも定着して欲しい(笑)第19回放送映画批評家協会賞の授賞式が現地時間の1月16日に行われまして、その結果も発表されました。

私が応援する「それでも夜は明ける」については、作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門で受賞と相成りました。…うーん、オスカーも、受賞する可能性があるとしたら、大体この辺りの部門で受賞するのかなあ…。


第19回放送映画批評家協会賞受賞者リスト The 19th Annual Critics’ Choice Movie Awards Winners

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作品賞 Best Picture
それでも夜は明ける 12 Years a Slave

監督賞 Best Director
アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuarón
「ゼロ・グラヴィティー Gravity」

主演男優賞 Best Actor
マシュー・マコノヒー Matthew McConaughey
「ダラス・バイヤーズ・クラブ Dallas Buyers Club」

主演女優賞 Best Actress
ケイト・ブランシェット Cate Blanchett
「ブルー・ジャスミン Blue Jasmine」

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助演男優賞 Best Supporting Actor
ジャレッド・レト Jared Leto
「ダラス・バイヤーズ・クラブ Dallas Buyers Club」

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助演女優賞 Best Supporting Actress
ルピタ・ニョンゴ Lupita Nyong'o
「それでも夜は明ける 12 Years a Slave」

若手俳優賞 Best Young Actor/Actress
アデル・エグザルコプロス「アデル、ブルーは熱い色」 Adele Exarchopoulos for Blue is the Warmest Color

アンサンブル演技賞 Best Acting Ensemble
「アメリカン・ハッスル American Hustle」

オリジナル脚本賞 Best Original Screenplay
スパイク・ジョーンズ「Her」 Spike Jonze for Her

脚色賞 Best Adapted Screenplay
ジョン・リドリー「それでも夜は明ける」 John Ridley for 12 Years a Slave

撮影賞 Best Cinematography
エマニュエル・ルベツキ「ゼロ・グラヴィティー」 Emmanuel Lubezki - Gravity

舞台装置賞 Best Art Direction
キャサリン・マーティン、ビヴァリー・ダン「華麗なるギャツビー」 Catherine Martin (Production Designer), Beverley Dunn (Set Decorator) - The Great Gatsby

編集賞 Best Editing
アルフォンソ・キュアロン、マーク・サンガー「ゼロ・グラヴィティー」 Alfonso Cuarón, Mark Sanger - Gravity

衣装デザイン賞 Best Costume Design
キャサリン・マーティン「華麗なるギャツビー」 Catherine Martin - The Great Gatsby

メーキャップ賞 Best Makeup
「アメリカン・ハッスル American Hustle」

視覚効果賞 Best Visual Effects
「ゼロ・グラヴィティー Gravity」

アニメーション映画賞 Best Animated Feature
「アナと雪の女王 Frozen」

アクション映画賞 Best Action Movie
「Lone Survivor」

主演男優賞(アクション映画) Best Actor in an Action Movie
マーク・ウォルバーグ「Lone Survivor」 Mark Wahlberg - Lone Survivor

主演女優賞(アクション映画) Best Actress in an Action Movie
サンドラ・ブロック「ゼロ・グラヴィティー」 Sandra Bullock - Gravity

コメディ映画賞 Best Comedy
「アメリカン・ハッスル American Hustle」

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主演男優賞(コメディ映画) Best Actor in a Comedy
レオナルド・ディカプリオ「ウルフ・オブ・ウォールストリート」 Leonardo DiCaprio - The Wolf of Wall Street

主演女優賞(コメディ映画) Best Actress in a Comedy
エイミー・アダムス「アメリカン・ハッスル」 Amy Adams - American Hustle

SF・ホラー映画賞 Best Sci-Fi/Horror Movie
「ゼロ・グラヴィティー Gravity」

外国語映画賞 Best Foreign Language Film
「アデル、ブルーは熱い色 Blue Is the Warmest Color」

ドキュメンタリー映画賞 Best Documentary Feature
「バックコーラスの歌姫たち 20 Feet from Stardom」

歌曲賞 Best Song
"Let It Go" - Robert Lopez and Kristen Anderson-Lopez - 「アナと雪の女王 Frozen」

作曲賞 Best Score
スティーヴン・プライス「ゼロ・グラヴィティー」 Steven Price - Gravity


なんというか、全体的に大変素直というか(笑)、割と多くの方々がすんなり納得できるような、そんなチョイスになっていたように思います。オスカー本番まであと少しですし、これから発表される映画賞の結果って、いろいろな形でオスカーの結果に影響を及ぼすと思いますよ。なんぼ、ウチらは格式あるアカデミー賞じゃあいうたって、受賞者や受賞作品を選ぶのは人間ですしね(笑)。

さて、映画賞シーズン前に、この二つの部門は混戦が予想されると書いた主演男優賞と助演男優賞ですが。先のゴールデン・グローブ賞で、まさかのマシュー・マコノヒー(主演男優賞)とジャレッド・レト(助演男優賞)の、「ダラス・バイヤーズ・クラブ」コンビが2トップ受賞を成し遂げてしまったため、後続の映画賞でもこの2人の受賞が定着するかもしれません。
まあね、実は私自身は、命懸けで体重減らしてガリガリに痩せれば賞を与えるという傾向は、俳優をその手のプレッシャーから守るためにも作らないほうが望ましいと考える人間です。それでなくとも、ハリウッドの“ガリガリ神話”は異常であるのに、限界まで痩せなければ役を与えないなんてことになったら、問題だと思いますもの。現に、最近またも顕著になってきた、“俳優の過激な体重増減”傾向に警鐘を鳴らしている人もおられますしね。
演じる役柄をできるだけリアルに近づけたい、演技を“振りをする”ことではなく、“本物”にしたいと願う向上心は、どの俳優さんも持っておられると思います。その執念をどういう形で具現化するのか、それもまた俳優さんの考え方次第だと思います。これからのハリウッドが、俳優さんにこれ以上余計なプレッシャーを加えることにならぬよう、願うしかありません。

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助演女優賞は、私自身はこれが本来の受賞者だろうと考えていた、「それでも夜は明ける」のルピタ・ニョンゴちゃんが悲願の受賞と相成りました。ジェニファーちゃんにはまだ次のチャンスがあるでしょうから、今後も末永く頑張っていただいて、息の長い女優さんになってほしいなと思うのであります。

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CC賞の助演賞受賞コンビ、ジャレッド・レトとルピタちゃん。2人ともめんこいのぅ、めんこいのぅ。余談ですが、「ダラス・バイヤーズ・クラブ」ではトランスの男性を演じたジャレッド・レト、マコノヒーともどもエイズに身体を蝕まれていく役柄ですので、劇中心配になるほどやせ細っていくんですよ。それでも凛として“美しい”女性を体現した彼は、ジョン・レノンを狙撃したマーク・チャップマンに扮した映画「チャプター27」では、逆にぶくぶくに太ってみせました。本当かどうか知りませんが、撮影スケジュールにあわせて急速に太ったため、痛風になっちゃったとか。マコノヒーは「ダラス・バイヤーズ・クラブ」で限界を超えて痩せたため、やはり身体のあちこちに異変が生じるようになったといいますし、昨今の俳優稼業はホントに命懸けですよね…。
レトもマコノヒーも、実は俳優としてのキャリアは長い人たちです。その長いキャリアの間には当然浮き沈みもありまして、彼らも作品に恵まれなかった時期を乗り越えてきました。そんな辛苦の経験が彼らの演技に複雑な陰影を与えたのでしょうか。「ダラス・バイヤーズ・クラブ」の作品としての評価はそれほど高くはないにもかかわらず、先のオスカーでも作品賞部門に見事ノミネートされましたし、ここへきての高評価は、2人のベテラン俳優たちのパワーに引っ張られた形になったといえるでしょうね。

脚色賞に「それでも夜は明ける」のジョン・リドリーが選ばれたのは、本当に嬉しかった。ここも、どの脚本家が受賞してもおかしくないラインナップでして、密かに激戦部門だと身構えていましたから。映画の元になったものは主人公ソロモン・ノーサップの手記ですが、それを映画用に膨らませたリドリーの仕事もきちんと評価されますように。
もう一つの脚本賞、オリジナル脚本賞に輝いたスパイク・ジョーンズ監督の「Her」ですが。既に本編を観た外国の友人の感想によると、“大層風変わりででも抜群に面白い”とのことでした。ほぉぉぉ。現在のスパイク・ジョーンズ監督って、小規模の作品だけど必ずやたら面白い脚本をものにするウッディ・アレン翁の後継者的な立ち位置に居るのかもしれんなあ。

しかし、今回私が一番驚いたのは、「ゼロ・グラヴィティー」のスティーヴン・プライスが作曲賞を受賞したこと!わたしゃ映画本編を観た後、サントラ盤を購入したんですよ。この映画のサウンドトラックって一風変わっていまして、映画の進行にぴったり寄り添っているものなんです。一つの音楽として独立している楽曲はほとんどなく、場面に合わせて音がふわっと出てきたり、ライアンが宇宙に放り出されると音も急にストップして無音になり、“今は真空状態の中にいる”ということを聴覚でも観客に思い知らせる役割を担っていたり。つまり、映像の一部として聴覚で機能するものだったんですね。逆に言えば、映像がなければ、音だけ聴いていても急に無音になったりする意味が分からず、このサントラを“音楽作品”として評価するのはちょっと難しいかなあと考えていました。ですが、ラストのあのカタルシス溢れるシーンの背後に流れる女性ボーカルの楽曲を聴くと、映画の感動が思い出されて涙がちょちょぎれますけどもね。

それでは、オスカー授賞式でも、スティーヴ・マックィーン監督がトロフィーを掲げて雄叫ぶシーンと、ルピタちゃんの初々しい受賞スピーチを聞いて貰い泣きするシーンが再現できるよう、映画の神様にお祈りしておきましょうかね。


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