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zoom RSS その口を閉じて、映画館へ行け。

<<   作成日時 : 2013/08/17 00:19   >>

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…今現在話題になっている映画のことに触れると、それに対する反応はやはり大きいですものですね。


私自身は、“なんか流行ってるらしいから、この映画を観とくか”という観賞の仕方は、年をとって体力も経済力も落ちてからはやらなくなってしまいました。たとえ新作映画であっても、自分が好みそうな映画というのは、まあ本編を見ていなくても大体分かるんで、好きな映画だけ選んで観に行っている感じですか。映画だけ観て暮らせる身分なら、“下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる”戦法を劇場封切り映画で試してみたいもんですが、現実がそれを許しません。

ただ、どのような基準で映画を選ぼうと、“自分にとって面白い映画”に出会う頻度は確実に減っています。いざ狙いを定めて観ても、期待はずれだった作品って凄く多いのですよ。ここで取り上げる本数の数倍はある。そこで、事前に映画の出来を見定める際の、指標になるものが欲しいと思うようにもなります。そういった需要に応えているのが、映画への評判がクチコミ・レビュー形式で寄せられているサイトとか、複数の人間の採点を経て作品に点数がつけられるIMDbやRotten Tomatoesなどですかね。私もちょくちょく覗いてみたりするんですよ。

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狭い狭い井の中で、蛙が“この映画は面白いケロ”と発言したとする。それを受けて、別の蛙が“それは違うケロよ”と否定する。その否定的な意見を聞いた別の蛙が、“そんなこたない、この映画はオレも(私も)面白かったケロ!”と激昂する。激昂した蛙にある蛙は同調し、また別の蛙は否定する。

こんなことを繰り返していたら、一体その映画は面白いのかどうか、意見が錯綜し混乱し、最後にはわけが分からんようになります。結局、最終判断は自分でするしかないという、ごく当たり前の結論にたどり着くしかないわけで。多種多様な意見の間をたらい回しにされた挙句に、出発点に戻ってきちゃったと感じることも多いです。特に、SNSという井の中で、顔も見知らぬ蛙が、どんなに澄ました顔でどれだけ賢そうなことをケロケロしていても、自分自身の意見はそれらに左右される必要はありません。また、不安だからかどうか知りませんが、自分と同じ意見をもつ蛙を見つけちゃあ、ケロケロケロケロやかましく合唱する必要もないでしょう。所詮、他所は他所、うちはうちなんですから。

この映画が良いの悪いのと、狭い井の中でお互いにそっぽを向いたまま、ケロケロケロケロ喧嘩していても不毛です。なによりちっとも楽しくありません。そんな暇があるなら、本のひとつでも読むか、面白い映画を探しに映画館に行く方がよっぽどいい。黙って粛々とスクリーンの前に座り、映画と対峙すればいい。他の人の意見はあくまでも判断材料の一つとして使わせてもらうに留め、あとは自分の頭をフル回転させる。ただし、自分で考えて出した結論が、自分の望むような結果をもたらさなくても、他人に八つ当たりはしない。全ては自分の責任。自分にとって面白い作品が、必ずしも他の人間にとって面白いとは限らないですし、好き嫌いの感性って難しいもんね。


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