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zoom RSS 第63回ベルリン国際映画祭とっくに開催中(笑)―Berlinale, Berlinale!!

<<   作成日時 : 2013/02/10 13:38   >>

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2月7日からとっくに開幕している第63回ベルリン国際映画祭(Berlin International Film Festival)。今までこのニュースを放置していたのは、体調の悪化のせいでモチベーションが下がっちゃったせいです。ごめんなさい。そのベルリン国際映画祭、審査員長も務めるウォン・カーウァイ監督の新作「一代宗師 The Grandmaster」がオープニング上映を飾ったそうです。今回のベルリンは香港のカラーに染まるのかしら。

白状しますと、私自身はカーウァイ監督の作品群にはそれほど惹かれません。相性があんまりよくないのかもしれませんね。しかし、この「一代宗師 The Grandmaster」という作品は、ちょっと観てみたいなあ。早世したカリスマ的アクション映画スター、ブルース・リーのお師匠さんとして有名な、イップ・マン氏の生涯を描いた2時間超えの超大作…だそうです。

ベルリン国際映画祭に関連したニュースも実はてんこ盛りでして、一つ一つを追っていくのはもはや不可能。ハリウッド・レポーターのサイトのこのページに、最新ニュースとコンペ上映作品のレビュー等が逐次挙げられているので、興味のある方は探索を。ベルリン国際映画祭公式サイトはこちら。美しく、スタイリッシュなサイトなのですが、若干見辛いのが難点(苦笑)。単純に最新ニュースを追いたい場合は、ハリウッド・レポーターのサイトの方が分かりやすくていいかもしれませんね。

カンヌもベネチアもそうですが、この手の映画祭は、コンペ作品を上映するだけではなく、映画の配給や製作に関する様々な取引が行われる場でもあります。そういったニュースを追っていくと、今どのような映画がどんなキャスト、製作陣で企画されているかが分かって、なかなか興味深いものがありますよ。

2月16日に発表される、最高賞金熊賞(Golden Bear)とその次の銀熊賞(Silver Bear)を目指して、計19作品がコンペに参戦しました。ただいまベルリンで上映中であります。ドイツという国の気質もあるかもしれませんが、毎年先陣を切って開催されるベルリン国際映画祭では、インディ、メジャーを問わず、ポリティカルで生真面目な内容の作品が好んで取り上げられる傾向があります。そのベルリン独特の“硬さ”を和らげるかのように、今年もハリウッドから多くのスター達が参加しているようですね。17日まで続くこの祭典は、次のシーズンの映画賞レースの方向を見極める上でも無視できない存在です。

ベルリンに関連して明らかになっているニュースの中で、興味を引かれたものだけを簡単におさらい。

1)マイケル・ファスベンダーとコリン・ファースが、 A. Scott BergのNational Book Awardを受賞した伝記小説「Max Perkins: Editor of Genius」を映画化する作品「Genius」で共演することに。作家トーマス・ウルフ(ファスベンダー)と、彼を支えた名編集者マックス・パーキンス(ファース)の間にあった、親密ゆえに複雑な関係を軸に、彼らの人生がどのように変わっていったかを描く内容になるようですね。脚色はJohn Logan、監督はDonmar Warehouse劇場の芸術監督としても知られるMichael Grandage、製作はJames Bierman。2014年には撮影を開始したい意向のようです。

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2)ニコラス・ホールト君の新作情報。ゾンビのクセに可愛い女の子に惚れてしまうというゾンビ・コメディ「Warm Bodies」に主演し、にわかに注目を集めている英国産新進俳優ニコラス・ホールト君。彼はコリン・ファースと「シングルマン」でも共演しておりまして、子役時代(「アバウト・ア・ボーイ」)のポッチャリした印象を覆す美貌を披露してくれました。また「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」にも登場したことをご記憶の方も多いでしょう。英国からは毎年毎年美しい演技派俳優が出てまいりますが、現在23歳のニコラス君も、有望株として新作がいくつか決定しているようです。
まず、Sebastian Faulksの小説「Birdsong」を映画化する企画で、第一次世界大戦の軍士官Stephen Wraysfordを演じることになりました。21歳の青年士官が、年上の既婚女性と恋に落ちる内容だそうで、ほろ苦くもロマンチックな作品になりそうですね。監督はルパート・ワイアット、製作は「アルバート氏の人生」や「エージェント・マロリー」等で知られるアラン・モロニーです。
ニコラス君のもう一つの新作は、グィネス・パルトローのご兄弟にあたるジェイク・パルトロー監督の近未来スリラー「Young Ones」です。「ザ・ロード」で天使の佇まいを見せてくれたコディ=スミット・マクフィー君が中心になって、ストリーを牽引する役回りでしょうかね。水こそが最も貴重な資源となった近未来、飢え、野生化した人々が跋扈する荒んだ世界から、コディ君演じる少年が家族を守るために闘うというもの。ニコラス君、コディ君のほかに、「ボードウォーク・エンパイア」で知られるマイケル・シャノン、エル・ファニングも共演予定だそうで、生きのいい若手を集めた印象の作品ですね。製作はTristan Orpen LynchとMichael Auretが担当します。

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3)映画「ザ・マスター」でオスカー助演男優賞にノミネートされている、フィリップ・シーモア・ホフマン様の新作情報(鼻息荒く)。
アントン・コービン監督の新作がポスト・プロダクションに入っているそうです。ファースト・ルックがTHRに掲載されました。前々から噂されていた、ジョン・ル・カレ原作のスパイ小説の映画化作品「A Most Wanted Man」ですね。共演はレイチェル・マクアダムズだわ、ウィレム・デフォーは出てるわ、「声をかくす人」の名演には涙したロビン・ライトも出演するわで、私にとっては鼻血が出そうなリッチな作品になりそうです。脚色はアンドリュー・ボヴェル。「裏切りのサーカス Tinker Tailor Soldier Spy」の成功で、ジョン・ル・カレ作品に再びスポットライトが当てられているのは、本当に嬉しいことです。独特のクールな映像美を追求するコービン監督と、ル・カレ作品の相性はバッチリだと思うので、日本でも劇場公開されることを祈願しております。ていうか、アントン、編集早ぅ。早ぅ公開してくれろ。

そして、このアントン・コービン監督にまつわる映画情報もキャッチ。コービンは当館内での記事でも触れておりますが、元々は、ロック・ミュージシャンのポートレート撮影で有名になったカメラマンでした。やはり伝説的ミュージシャンだったイアン・カーティス(ジョイ・ディヴィジョン)の伝記映画「コントロール」で映画監督に転向し、映画界へのデビューでも鮮烈な印象を与えてくれたというわけ。
そのコービンのフォトグラファーとしての側面に密着して作られたドキュメンタリー映画「アントン・コービン 伝説のロック・フォトグラファーの光と影 Anton Corbijn Inside Out」が4月から日本でも劇場公開されることになったそうです。やったーヽ(*´∀`)ノ♪♪大大大大好きなアントンの世界に迫る貴重なチャンス、絶対見逃してはなるまいぞ。この作品は、アントンと同郷のオランダ出身女流監督クラーチェ・クイラインズのメガホンで、ただいま開催中のベルリン国際映画祭にも出品されています。4月が楽しみになりましたね。

“Anton Corbijn Inside Out” (2012)


ふぅ。

ま、今日のところは、とりあえずこれぐらいにしておいてやります(笑)。


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