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zoom RSS アラン・リックマン先生による、世界一緊張を強いられる紅茶学講座。追記しました。

<<   作成日時 : 2017/01/15 10:59   >>

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何度見ても笑える、これは傑作動画でありますね。…光陰矢の如し、アラン・リックマン氏が亡くなってから、もう1年が経過してしまいました。リックマン氏追悼記事として、2012年5月16日に書いた記事を再投稿します。


---*---*---*---以下、2012年5月16日に書かれた記事---*---*---*---

今朝Facebookで教えていただいた傑作動画をご紹介。Rieさん、Empire Magazineさん(笑)ありがとうございます。そして、日本の迷えるショーン好き達の守護天使様から、この動画の詳細について教えていただきましたので、追記しておきますね。punktさん、ありがとうございました♪♪

英国の重鎮俳優アラン・リックマン Alan Rickman(「ハリー・ポッター」シリーズ他)が出演した、この動画を、まあひとまずご覧くださいませ。

画像

眉間に皺を刻み、世にも恐ろしい顔でテーブルに座るリックマン氏。
髪の毛は白くなり目尻には皺が寄り、年輪を重ねた彼であったが、かつて「ダイ・ハード」シリーズの第1作目で悪役を演じてブレイクした経験があるほど、黙っているとかなりいかつい風貌になるのだ。
その彼が、一層緊迫した面持ちで何をやっているかといえば、湯を満たしたカップの中に紅茶のティーバッグを入れようとしているのだ。
英国人にとって、夫婦円満の秘訣は朝の“アーリー・モーニング・ティー”にあるといわれるほど、紅茶は日常的に飲まれる飲み物だ。
だから、リックマン氏が一息入れるのに紅茶を飲んでもちっともおかしくはない。
むしろ、英国人としてごく普通の光景である。
…銘柄は何であろうか?リプトンだろうか?
いや、今は余計な詮索はすまい。
彼は無我の境地でティーバッグに専念しているのだから。

Epic Tea Time with Alan Rickman
-- shared from Rosenberg Production's channel

Edited by Rosenberg Production
Music “Mind Heist” by Zack Hemsey from “Inception”

(爆笑)

バックに流れる大仰な音楽は、映画「インセプション Inception」の音楽を手がけたザック・ヘムジー氏のスコアですが、リックマン氏がやってることとの間にどえらいギャップを生んでいて、合格(涙笑)。
なんというか、モンティ・パイソンのジョン・クリース John Cleeseあたりがやりそうなスケッチですね。いかにも真面目そうな英国紳士が、世界の命運を決するがごとくの真剣さで、何をやっているかといえば、実にしょーもないことだったという“ギャップ・ネタ”です(笑)。
いえいえ、彼らにとっては、紅茶を飲むのは日常生活の中の大切な儀式なのですから、私達日本人が美味しい緑茶を淹れるのに小難しいマナーを云々したがるのと同様、紅茶のティーバッグをお湯の中で泳がせている間は、その集中力を削いじゃいかんのですわね。
それにしても、こういう小ネタ的ユーモアにも、全身全霊で向き合ってくれる英国人俳優の生真面目さが大好きだ(笑)。これ、百戦錬磨のベテランにして実力派俳優、はたまたヒットシリーズの映画に出演して著名でもある紳士リックマン氏がやるからこそ、ここまで深い味わい(笑)が出るのであって、ポッと出のケツの青いアイドルがやったって、屁のつっぱりにもなりゃしません。

追記
さて、この動画には編集が加えられておりまして、元々はDavid Michalek氏が制作したこちらがオリジナルになるそうです。→ David Michalek :Portraits in Dramatic Time (Alan Rickman) これをみると、元々の映像の方には音楽はついていなかった可能性もあります。
そして、Michalek氏のサイトには、この映像の制作風景を写したメーキング写真集もあります。こちらからどうぞ。→ David Michalek :Portraits in Dramatic Time (Alan Rickman) Making of

その中から、リックマン氏の素顔がとびきりチャーミングな1枚をお借りしてきました。

画像
 from David Michalek
いやん、可愛い(笑)♪これ見ちゃうと、“俳優としてのアラン・リックマン”が、いかに巧みなカメレオン型俳優であるかがわかりますよね。

さて、このリックマン氏ご乱心動画(笑)は、普通の速度で見ると実際どれぐらいになるのか。それをわざわざ検証した再編集クリップもあるそうですので、上記のバージョンと比較のために共有してみます。

Alan Rickman - Portraits in Real Time


えぇと、厳正なる検証の結果、リックマン氏の実際の演技時間は約10秒と判明いたしました(大笑)。これだけ見ちゃうと“あれれ?”ってな印象なのですが、これをスローモーションにして6分以上に引き伸ばし、さらに大仰な音楽をバックに流すことで、なんともいえない可笑しさを引き出した“編集センス”に感心します。David Michalek氏とRosenberg Productionそれぞれの編集センスに拍手。


教訓

英国人(特にアラン・リックマン氏)がティータイムに紅茶を入れている時は、何人たりとも、絶対に、決して、彼らに話しかけたりして、その注意力を削いではならぬ。彼らがティーバッグを熱い湯の中に浸し、スプーンでもって念入りにかき混ぜ、願わくば、レモンの一片、砂糖の一つでも入れてそれが完全に溶け終わるまで、私達はこちら側で沈黙を保ち、粛々と持していなければならないのだ。その英国紅茶学の鉄則を破ると、あっという間に阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されるであろう…。

英国に長年伝え守られる“英国紅茶学”の真髄は、かくも妥協を許さぬものであるのだ。


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