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zoom RSS "Winter"

<<   作成日時 : 2017/03/01 22:20   >>

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真冬にあれほど冷え込んでいたところへ、ここ最近の気温の急激な上昇具合に、いよいよ春の到来かと思っていました。
しかし、雨が降ったこともあって、またもや冬期の寒さが戻ってきましたね。
冷え込みから解放された身体がちょっと油断した隙に、再度の冷気の襲来は老体には堪えます(笑)。
日付を跨いでしまったのでもう昨日のことになるのですが、前々から公開を楽しみにしていた映画を観に行くつもりでいました。でも、なんとなく気鬱になる寒さに足取りが重くなり、結局は家の中で過ごすことに。

暖かくなったり寒くなったり、今の季節は冬と春の間を行ったり来たりという状態なのでしょうね。
しかし、ちょっと目を凝らせば、そして注意深く周囲を見渡せば、春がすぐそこまでやってきていることは感じられます。


Winter (1923) BFI National Archive
shared from BFI

『Secrets of Nature(自然の秘密)』という、現在でいうところの自然科学系のドキュメンタリー・シリーズが、なんと1922年から1933年の長きにわたって英国で製作されていました。この『Winter』は、タイトル通り、英国の田舎の風景を定点観測し、冬から早春にかけて、そこに住まう動植物がどのように変化するかを追った内容です。

小さな生き物達をズームで追った躍動感あふれる映像、新芽が種子の殻を破って地上に伸びていく様子を倍速で見せるような、この分野独特の映像処理技術等、1923年の作品とは思えません。さすがは、世界最高峰の自然科学ドキュメンタリー番組を世に送り続けるBBCの国だけあります。正直、今の高度な技術に慣れた目で見ても、全く遜色のない優れた記録映画になっていますね。

そして、ただ単に映像が当時としては画期的であったということだけでなく、英国の田舎の風物もよく捉えられた、非常に情緒的な作品でもあります。冬から春へ、耐え忍んだ寒さが和らいで、生命の活動が一気に活気付く劇的な季節の移り変わりを、瑞々しいシーンの連なりで伝えてくれますね。ほんの8分少々のショート・ムービーですが、とてもドラマティック。科学映画というよりは、もはやアート映画と呼んだほうがいいような佇まいです。


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春は、私の家の庭にも確実に近づいているようです。


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