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zoom RSS 第84回アカデミー賞授賞式、「Hugo」vs「The Artist」ガチンコ勝負の行方は…?

<<   作成日時 : 2012/02/27 09:03   >>

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追記終了。

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第84回アカデミー賞授賞式がハリウッド&ハイランド・センターで開催されています。事前にトラブルのあった司会進行役は、今回で9度目になるというビリー・クリスタル。現地では、招待スターたちが続々とレッド・カーペットに到着し、映画賞の最後を締めくくるオスカー授賞式が華やかに行われました。

The Hollywood Reporterサイトのこのページで、スターたちのレッド・カーペットでの画像が見られます。また、Entaertainment Weeklyのサイトのこのページでは、スターたちの様子、受賞速報等のニュースがライブで見られますよ。

今回のアカデミー賞の結果ですが、やはり「ヒューゴの不思議な発明 Hugo」と「アーティスト The Artist」のガチンコ勝負になりました。技術系部門は「ヒューゴの不思議な発明 Hugo」の圧勝モードでしたが、作品賞等の主要部門は「アーティスト The Artist」がさらっていったという印象ですね。


2012年度アカデミー賞受賞者リスト

・美術賞 Art Direction
「ヒューゴの不思議な発明 Hugo」

・撮影賞 Cinematography
「ヒューゴの不思議な発明 Hugo」

・衣装デザイン賞 Costume Design
「アーティスト The Artist」

・外国語映画賞 Best Foreign Feature
「別離 A Separation」
これも大本命、Asghar Farhadi監督の「別離」が見事外国語映画部門を制しました。

・メークアップ賞 Makeup
Mark Coulier and J. Roy Helland, 「鉄の女の涙 The Iron Lady」

・助演女優賞 Supporting Actress
オクタヴィア・スペンサー Octavia Spencer,  「ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜 The Help」
大本命。おめでとうございました。「ヘルプ」の予告編を見ましたが、オクタヴィアのふてぶてしい存在感は絶品でありました。彼女、口が悪く、斜に構えたメイド役なのですが、クールな見かけによらず、内面では60年代アメリカ南部における黒人女性の人権の低さに熱く怒りをたぎらせる様子は、見ていて共感を覚えますね。

・編集賞 Film Editing
Kirk Baxter and Angus Wall,  「ドラゴン・タトゥーの女 The Girl With the Dragon Tattoo」

・音響編集 Sound Editing
「ヒューゴの不思議な発明 Hugo」

・音響効果 Sound Mixing
「ヒューゴの不思議な発明 Hugo」

・ドキュメンタリー賞 Documentary Feature
「Undefeated」

・長編アニメーション映画賞 Best Animated Feature
「ランゴ Rango」

・視覚効果賞 Visual Effects
「ヒューゴの不思議な発明 Hugo」

・助演男優賞 Supporting Actor

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クリストファー・プラマー Christopher Plummer,  「人生はビギナーズ Beginners」
おめでとうございます!大本命といわれ続けていましたが、「Beginners」におけるプラマーはやはりステキでした。御年82歳で見せてくれた、人生初めての恋に躍動する瑞々しい演技。これにはオスカーも、リスペクトを払うべきでしょうなあ。オスカー受賞年齢の最高齢記録を更新したそうですよ。

・作曲賞 Music (Original Score)
Ludovic Bource,  「アーティスト The Artist」

・楽曲賞 Music (Original Song)
"Man or Muppet" from 「The Muppets」, Bret McKenzie
いやったー!楽曲賞はセサミ・ストリート発のマペットたちが多数出演する映画「The Muppets」の主題歌に贈られました!うわー、嬉しい♪♪

・脚色賞 Best Adapted Screenplay
アレクサンダー・ペイン他 Alexander Payne, Nat Faxon and Jim Rash,  「ファミリー・ツリー The Descendants」
んー!アーロン・ソーキンとスティーヴン・ザイリアンの「マネーボール」、受賞なりませんでしたねえ。残念だなあ。「マネーボール」は脚本だけでなく、演出も役者陣の演技のバランスも良かっただけにすごく残念。

・オリジナル脚本賞 Best Original Screenplay
ウッディ・アレン Woody Allen,  「ミッドナイト・イン・パリ Midnight in Paris」
マージーかー(爆)!!ウッディ・アレン翁がオスカー取っちゃったよ、脚本賞で!!これものすごい皮肉。というか、大変なブラック・ジョーク(アカデミー会員からアレン翁への嫌味)と受け取れるのは私だけでしょうか(笑)?

・短編映画賞 Short Film (Live Action)
「The Shore」

・短編ドキュメンタリー映画賞 Documentary Short Subject
「Saving Face」

・短編アニメ映画賞 Short Film (Animated)
「The Fantastic Flying Books of Mr. Morris Lessmore」

・監督賞 Best Director

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ミッシェル(マイケル)・アザナヴィシウス Michel Hazanivicius,  「アーティスト The Artist」
おおおおお!おめでとうございます!監督賞は「アーティスト The Artist」のアザナヴィシウス監督が受賞。事前に予想はされましたが、今回のオスカーは主要部門の票が割れましたね。突出した力強い作品がなかったために、各部門の受賞作品が全て異なるのでは…という予想通りの現象が起こりました。これをもって、作品賞は「ヒューゴの不思議な発明 Hugo」が制するのか、「アーティスト The Artist」のものになるのか、ますます分からなくなりました。

・主演男優賞 Best Actor
ジャン・デュジャルダン Jean Dujardin,  「アーティスト The Artist」
フランス全土が大喜びです!ジャン・デュジャルダンがジョージ・クルーニー兄貴を退けてオスカー像をつかみましたよ。クルーニー兄貴、今度こそオスカーいけるんじゃないかと思っていましたが、残念でした…。なんちゅーか、賞レース中盤までは“本命本命”と騒がれつつ、結局最後に有力な対抗馬が現れて、いいとこぜーんぶ持って行かれてしまう…というパターンが多くないですか(冷や汗)?

・主演女優賞 Best Actress
メリル・ストリープ Meryl Streep,  「鉄の女の涙 The Iron Lady 」!!!

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メリルやりました!!!一体何度目?!かもう分からなくなっていますが、アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞です!
白状しますと、この「The Iron Lady」、映画館で予告編を見るまでは、私自身の中ではかなり微妙な位置づけにある作品でした。題材が題材ですし、描き方如何では面白くもつまらなくもなります。監督の演出スタイルが、このような伝記映画に向いているかどうかも疑問ですしね。しかし、先日「人生はビギナーズ Beginners」の上映前に見た予告編で、今作が日本で封切られた暁には必ず劇場に行こうと決心しました。
その理由はただ一つ。メリル・ストリープの演技です。2分にも満たない予告編を見ただけで、彼女のたたずまいは全ての観客の注意を引き付けてしまいます。恐るべき演技力、そしてオーラですね。サッチャー元首相の、腹式呼吸をしっかり練習したのであろうと思われる、あの独特の発声も、メリルはまるで自分の地声のようにものにしておりました。現在のサッチャー女史の様子が具体的にどうなのかは知る由もありませんが、女史に近しい人々がメリルの演技を見て動揺してしまったのも分かる気がします。つまり、それほどメリルの演技はリアルであったということでしょう。

・作品賞 Best Picture

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「アーティスト The Artist」

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画像は、主演女優賞獲得のメリル・ストリープ(向かって左側)と主演男優賞受賞のジャン・デュジャルダン(右側)の、“主演”コンビ。

そんなわけで、今年もまた、BAFTA推奨の“今年の一本”映画であった「アーティスト The Artist」が、ハリウッド推奨の“今年の一本”映画「ヒューゴの不思議な発明 Hugo」を下し、オスカーの最重要賞である作品賞を奪取しました。いやー、ここ数年のハリウッド映画の打率が悪いですね、ほんとに。真剣に“良い映画”に投資するという風潮を作っていかないと、いよいよもってハリウッド映画は滅亡の一途を辿ると思いますよ…。

参考記事はこちら


〜個人的に最も印象に残った受賞スピーチ〜

「今、世界中の多くのイラン人がこれを見て、幸せに感じていると思う。この賞が重要なだけではない。戦争や威嚇、侵略に関する話ばかりを政治家たちが交わしている時に、彼らの国、イランの名前がここでは、重い政治の塵に埋もれてしまっていた輝かしい文化、古く豊かな文化を通して語られているからだ」 ―アスガー・ファルハディ(Asghar Farhadi)監督「別離 A Separation」



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