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zoom RSS エイリアン復活―「プロメテウス Prometheus」公式トレーラーついに登場!

<<   作成日時 : 2011/12/23 11:30   >>

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ついに公式トレーラーがお披露目されました。記事の最後に追記してあります。何度か見直しましたが、やっぱ怖いです、ブルブル(笑)。このトレーラーで、期待するなという方が無理ですよ、こりゃ。

SF映画史に残る金字塔「エイリアン」(リドリー・スコット監督、ダン・オバノン脚本、シガーニー・ウィーヴァー主演)。この作品は、後にシリーズ化されまして、今や巨匠となったジェームズ・キャメロン監督がメガホンを取った“今度は戦争だ!”編第2作目、そして今をときめくあのデヴィッド・フィンチャー監督の“終末論”編第3作目…と続きます。シリーズを追うごとに、徐々に作品自体が地味になっていく感はぬぐえませんが、それでもどの作品も、監督の個性を反映した興味深いSF悪夢譚となっていますね。

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そして、シリーズ第3作目をもって、リプリーと「エイリアン」の長い長い戦いに終止符が打たれたものと思われていましたが、そうは問屋がおろしませんでした(笑)。この危機的ともいうべきアイデア枯渇状態のハリウッドで、このドル箱シリーズがそう簡単に終焉を迎えられるとは思えませんし、事実その通りでした(再笑)。結局1997年に、シュールな奇作「デリカテッセン」で名を知られるようになっていたジャン=ピエール・ジュネ監督(後に「アメリ」「ロング・エンゲージメント」など)に白羽の矢が当たり、全く新しい設定で「エイリアン」映画第4作目「エイリアン4 Alien:Resurrection」が製作されました。1979年に製作された傑作「エイリアン Alien」から第3作目までの旧シリーズとは一線を画する、新たなシリーズの始まりとして公開された「エイリアン4」ですが、あまりぱっとしない結果に終わりました。…ここで注意。「エイリアンvsプレデター」シリーズは、エイリアン・シリーズの中に含めていませんのであしからず(笑)。個人的には、あのすっとこどっこいSFアクション、好きなんですけどね。

やはりこの作品にはリドリー・スコット監督の存在が不可欠なのだろうと考えられましたが、肝心のスコット御大がもはや恐怖SF映画への興味をなくしてしまっており、大昔の自分の出世作に先祖がえりすることもありませんでした。今度こそエイリアン・シリーズは終焉した、との見方が大勢を占めていたわけですが、ハリウッドはこの金のなる木をどーしても手放したくなかったとみえ、水面下でシリーズ復活の交渉が続けられていたそうです。なんという執念。それだけの情熱があるなら、新しい才能の発掘や新しいアイデアの創出に全力を注げばいいのに(笑)。

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リドリー・スコット監督の娘さんのボーイフレンドだとかいう(笑)若手の名前が取り沙汰されたりしましたが、すったもんだあって、最終的には御大自ら過去の自作のプリクェール作品を演出する、ということで企画が発進しました。シャーリーズ・セロン、ミヒャエル・ファスベンダー、ノオミ・ラパス(オリジナルの方の「ミレニアム/ドラゴン・タトゥーの女」のリスベット役)、ガイ・ピアースなどなど、人気と実力を兼ね備えた俳優達が集まり、スコット御大のスコット御大によるスコット御大のための「エイリアン」復活作「プロメテウス Prometheus」は、来年2012年6月8日の劇場公開を目指して現在製作作業が続けられています。

なんでも、今週木曜日に初のトレーラー完全版が公開されるそうで、トレーラーのトレーラー(笑)なる短い動画が2本小出しにされましたよ。演出真っ最中のスコット御大のコメントや、撮影中のセットの様子、フィルムの中から断片的に抜き出したイメージ(ほんのちょっぴり・笑)などが垣間見られます。SF系の映画サイトでは、日本時間にして本日未明からこの“トレーラーのトレーラー動画”祭りで大騒ぎになっています。「プロメテウス」関連の情報は、Alien Prequel Newsという公式ブログで確認してみてください。


Prometheus - Pre Trailer Part1


Prometheus - Pre Trailer Part 2


Prometheus - Pre Trailer Part3



ギーガーがデザインした、あの粘液まみれの男根を象徴するエイリアンの造形、圧倒的強さと残忍性を誇る捕食者であるエイリアンと戦うのが、レイプされる側の“女性”であると運命付けられている点、エイリアンという異形を通じて、行き過ぎた科学礼賛主義と人間の尊厳を守ろうとする良心の軋轢が描かれている点など、旧シリーズのお約束事を踏襲した内容になっているのでは、と思われます。
ただ今作は、エイリアンの永遠のライバルとして登場する、“フェミニズムの象徴”たるエレン・リプリーがいません。旧シリーズでは、男根レイプ野郎(“マザー”・エイリアンですけどね・笑)のエイリアンにボコボコにしてやられていたフェミニズム代表リプリーが、最後にマッチョ・レイピスト(エイリアンの卵産んでるのは雌ですけどね・笑)を一発逆転でやっつけるカタルシスが主題でした。今作では、代わりにシャーリーズ辺りが、かつてシガーニー・ウィーヴァーが演じてあたり役となったリプリー的役割を担うのでしょうか。それだと、旧シリーズの焼き直しになってしまう危険性もありますけどね。
登場するキャラクターが、それぞれどのような役割を果たすのかが不明なので、細かいことまで言及できません。しかし、内容はともかく、やはり実際に映像で観ると、本編への期待値が高まりますね。企画が動き始めた当初は、SF映画史の中でも屈指の傑作に泥を塗るような真似だけは止めて欲しいと、落胆したものですが。スコット御大自身も、エイリアン・シリーズ復活企画には乗り気ではなかったそうですが、メガホンをとるからには、やはりSFファンを唸らせるような作品に仕上げて欲しいです。
この“プリクェール”企画が成功して、旧シリーズにまで再び脚光が当たるようになったのは、最近では「X-MEN」シリーズの「X-MEN/ファースト・ジェネレーション」、「猿の惑星」シリーズに属する「猿の惑星:創世記」などが思い当たります。しかし、旧シリーズを手掛けた人物が自分で自作のプリクェールを作るのは、あまり例がないでしょう。スコット御大自身のキャリア活性のためにも、「プロメテウス」が面白い作品になっていることを祈るばかりです。

さて、映画本編の公式トレーラー公開までカウントダウンが続いているわけですが、上に“トレーラーのトレーラー”動画第3弾を追加しました。もうあっちこっちの映画サイトに掲載されているので、どれがどのサイト初出なのか、既に分からない状況です。御容赦ください。公式公開まで一日ということで(あちらの時間で木曜日なのでね)、本編の映像も徐々に明らかになりつつあります。ミヒャエル・ファスベンダーのスチールも登場。

画像

うーむ。
うーむむむ(笑)。
「エイリアン」シリーズって、登場キャラクターの中に必ずアンドロイドがいるんですよね。これもお約束設定のひとつかと。私ずっと前から考えていたのですが、今回のミヒャの役どころって、実はアンドロイドなのではないでしょうか?この金髪ミヒャ(染めている)を観ていると、あの“サンダーバード”の人形達を思い出すのですよね(笑)。なんか似てませんか(笑)?

というわけで、お待たせしました。

「エイリアン」誕生のきっかけを描く作品「プロメテウス Prometheus』の公式トレーラーが、ついに登場です。

Prometheus - Official Trailer [TRUE HD]


うわわわわ、怖い怖い怖い(震笑)。なんかとり憑かれてるとり憑かれてるとり憑かれてる(怖笑)!誰か分からんけど、チェストバスタってる(どういう意味だよ・笑)!!

そして、この1分少々のトレーラーから、なんと50枚ものスクリーンショットをキャプチャした暇人偉人がいます(笑)。このMovie Lineというサイトでご覧いただけます。映画の雰囲気がより掴めると思いますよ。興味のある方はどうぞ。


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…そして、このお方↑の“自分で自作をリメイクあるいはプリクェールする企画”「ザ・フライ」版は、見事に企画が頓挫しました(涙)。泣けてきます。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。

「エイリアン」が復活ですか!
なんだかうれしいですねぇ。「エイリアン4」が見事にわけわからない作品になってもう駄目だと思っていたのでうれしいです。
「エイリアンvsプレデター」も2作目はこけましたし…もう観られないかなと思っていた私には朗報です。

最近はCGと派手さが売りになってきている映画界ですけど、「エイリアン」はやっぱり怖がらせてほしいです。あ、派手さが嫌いじゃないですけど。(^^)
白くじら
URL
2011/12/23 11:29
「エイリアン4」は、シリーズの中に入れちゃダメかもしれませんね(^ ^;)。全然別物として再生しようとしたみたいですが、リプリー・クローン失敗作のようになっちゃって…。
「エイリアンvsプレデター」もね…(遠い目)。ファン・ムービーとしては私は結構好きでしたが、さすがに柳の下にドジョウはそんなにいなかったね。

うん。私もエイリアン・シリーズは“恐怖”がひとつのテーマになっていると思います。リプリーがウーマンリブの象徴だのなんだのといった解釈は、あくまでも後付けのものですからね。技術的な話なら、エイリアンもいくらでも精巧に作られるのでしょうが、私自身は第1作目のローテクな部分が残っていると嬉しいな(笑)。
豆酢
2011/12/26 16:36
僕もこの予告何回も観直しましたよ。僕はエイリアンシリーズでPART1が一番大好きで,その後のストーリーはPART1の設定を完全に無視して別物になってしまいスペースジョッキーという謎の異性人の存在も完全に忘れ去られてしまいました。
父もエイリアンが好きなのですが,スペースジョッキーという存在すら印象に無く記憶にも無いそうなのでエイリアンは出ないがスペースジョッキーが登場するエイリアンシリーズの新作が出ると言っても全然感心がないので,家族で僕だけこの作品を期待しています(泣)
ビッグチャップ
2012/02/15 13:23
ビッグチャップさん、はじめまして。コメントをありがとうございます(^ ^)。
なるほどなるほど。ビッグチャップさんのお父様は、シリーズ第一作目をリアルタイムでご覧になっていたのかな?
確かにこの「エイリアン」という作品は、エイリアンを人類が逆立ちしても敵わない強大な存在にすることで、私達が抱いている未来に対しての不安感を表現しているとも言えます。
結局、エイリアン(男性優位社会の象徴)vsリプリー(虐げられてきた女性の象徴)の終わりなき対決にテーマが絞られてしまい、指摘してくださったスペースジョッキーといった伏線がぶっ飛んでしまいましたね。
このプリクェールでは、後々のシリーズでは無いことにされてしまった(涙)伏線=スペースジョッキーを今度こそ回収し、エイリアンの秘密に迫るような体裁になるかもしれません。
プリクェールという未開の土地で、このシリーズが再び息を吹き返すことを祈っています。ビッグチャップさんもぜひ成功を(作品の内容が良いこと)祈ってあげてくださいね。
豆酢
2012/02/15 16:19

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