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zoom RSS A Dangerous Method in BFI London Film Festival(追記)

<<   作成日時 : 2011/10/25 10:10   >>

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London Calling!!!デヴィッド・クローネンバーグ監督の『A Dabgerous Method』(以下、ADMと略)がBFIロンドン映画祭に登場しました。映画祭は閉幕しましたが、いろいろ追記したので該当記事を再アップしますね。


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 ―source : daylife via Getty Images
原作戯曲、並びに映画用に脚色を手掛けたクリストファー・ハンプトン、デヴィッド・クローネンバーグ監督、ミヒャエル(マイケル)・ファスベンダー、そしてヴィゴ・モーテンセン。ロンドンではこの4名が揃いました。上の画像は、ウェスト・エンドで開催中の第55回BFIロンドン映画祭におけるADMのフォトコール時のもの。ヴィゴとミヒャエルの画像は、もっともっとたくさんあります。
ですが、私にとって一番の写真はこれかな。ハンプトンが、トロント、ニューヨークに続いてロンドンまで同行してくれたことが、とても嬉しかったので。

そして、こちらは“両手に花”(Erikoさんがつい今しがた命名・笑)状態のクローネンバーグ師匠。

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うん、…ミヒャ、君もなんなら『Eastern Promises2(仮)』に…出る(笑)?


順序が逆になってしまいましたが、こちらが記者会見の様子ですね。

David Cronenberg on 'A Dangerous Method' and Freudian Psychoanalysis


source:Londravizyon
記者会見からクローネンバーグが1人でしゃべっている部分を抜粋した動画ですね。これまで当館でも繰り返しお伝えしてきた、“クローネンバーグ監督独自の世界観”からはずれる作品ではないことが確認できて、私は大変嬉しかったです。


A Dangerous Method Michael Fassbender & David Cronenberg Interview


source:LeicesterSquareTV
記者の中からミヒャエルへの質問が出まして、それにミヒャが答えているのですが、その直後ミヒャの代表作品になりそうな『Shame』(スティーヴ・マックィーン監督作。ミヒャはこちらにも主演)に関し、クロ師匠が問題発言をかましてくれます(笑)。もちろん冗談なのですが、最後にペロって舌を出す師匠がそれはもう、大変に可愛らしいのです…。と、ただそれを言いたいがために、動画を共有させていただきます(笑)。

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可愛いーー♪♪ どうしたのかしら、ヴェネチア映画祭のときの満面笑顔&両手ピース・ポージングといい、この可愛い仕草といい。クロ師匠に限っては、年齢とともに丸くなったとは到底思えない、もはや国宝級の変態映画道を揺るぎなく突き進んでおられていると確信しますが、表情はどんどん可愛いい爺ちゃんになっていますよね(笑)。綺麗に年齢を重ねているのだなあと思います。ま、変態には違いないけどね(笑)。


A Dangerous Method David Cronenberg & Christopher Hampton Interview


source:LeicesterSquareTV
元はといえば、クリストファー・ハンプトンの戯曲『The Talking Cure』が原作であるこの映画、戯曲から映画脚本へのリライトについてハンプトン自身が質問に答えています。最初にハンプトンが書き上げた脚本から、クロ師匠が結構な部分を刈り込んで(気のせいか、ハンプトンの言い方がちょっぴりいやみっぽく聞こえたような…冷や汗)、最終稿は非常にタイトになったわけですが、ハンプトンはクロ師匠の演出を信頼してくれたようですね。


A Dangerous Method David Cronenberg & Christopher Hampton Interview - Sexual Prejudice


source:LeicesterSquareTV
どうせね、日本でこの作品が封切られる時には、“あのキーラ・ナイトレイが過激なセックス・シーンに挑んだ!”という部分だけにフォーカスした、三面記事的な宣伝をされてしまうのでしょう。ですので、最初にお断りしておきます。この作品は、断じて、女性の抱える性の複雑さを面白おかしく取り上げ、センセーショナルに仕立て上げようとする映画ではありません。日本で、どの配給会社が今作を扱うようになるのか知りませんが、クロ師匠もここで明言している通り、今作のテーマは、3人の人間が“対話”によってどのように人間性の闇への理解を深め、また変化させていくのかを追求するものです。そこのところを、どうか忘れないようにしていただきたいものですね。

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― source: Mujer.es
ごめんなさい、あくまでもクロ師匠が写っている画像しか見ていません(爆)。ハンプトン先生のお顔が面白いことになってます。

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― source: Mujer.es
さて、ロンドンでのADMの評価は如何に。これから年末にかけて、オスカー戦線を睨みながらのプロモーション活動が続くと思われますが、まずは、作品そのものがちゃんとした評価を与えられることを願って止みません。

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― source: Mujer.es
フォトコール時のクロ師匠。…次はこれをバナーに…いやその。


プレミア会場に到着したヴィゴ、ミヒャエル、クロ師匠の様子。:3player Xposeの動画

さて、記者会見には姿が見えなかったキーラ・ナイトレイ姐御(いや、もう“兄貴”とお呼びしても差し支えありませんな・笑)ですが、ADMプレミアのレッド・カーペットには美しいドレス姿を披露してくれました。

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キーラ姐御が降臨して、宴会部長両巨頭が揃い踏みしました(違)。

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姐御を挟んできっとヴィゴ先生とクロ師匠が向かい合っているに違いない(トロント映画祭夜の激闘編の続きか)の図。…一瞬小ネタが頭をよぎっていったのですが、あまりにもバカバカしいので黙っておきますね(笑)。


これにて『A Dangerous Method』BFIロンドン映画祭死闘編は一旦終了。このBFIが主催するロンドン映画祭は、他にも刺激的な作品を数多く招聘しており、映画好きには見逃せない興味深い企画も盛りだくさん。BFI公式サイトでご確認くださいませ。

さらに追記:BFIロンドン映画祭は10月27日に閉幕しましたが、各部門の受賞作品が発表されましたのでメモしておきますね。punktさん、お知らせありがとうございます。

・Best Film: 『We Need to Talk About Kevin』 directed by Lynne Ramsay
・Best British Newcomer Award: Candese Reidfor『Junkhearts』
・Sutherland Award: Pablo Giorgelli『Las Acacias』
・Grierson award for best documentary: Werner Herzog『Into The Abyss: A Tale of Death, A Tale of Life』

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そしてBFIFellowship賞は、以前もお伝えしたようにクローネンバーグ師匠と、師匠とは「スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする」でコンビを組んだレイフ・ファインズに贈られました。師匠にトロフィー(…円盤というか・笑)を手渡したのは、長年師匠の作品を製作しているプロデューサーのジェレミー・トーマスと、ADMに主演したミヒャエル・ファスベンダー。レイフの方は、初監督作品となる『Coriolanus』(シェークスピア原作を現代風にアレンジした作品)がロンドン映画祭で上映されておりまして、リーアム・ニーソンがプレゼンターを務めました。

上記した受賞者が登場する授賞式と、プレスルームにおける各人のインタビューのハイライト動画が、BFI公式サイトにあげられています。こちらからどうぞ。Best Film賞のプレゼンターとして、お懐かしや「X-ファイル」のスカリー捜査官ことジリアン・アンダーソンが登場しました。彼女は現在、英国を拠点として女優活動を行っています。お元気そうで何より。

…うーん。しかし、渋いラインナップですね。


【オマケ】

ロンドン滞在中に、クローネンバーグ師匠がテレビのトークショーに出演した時の動画があったそうです。Erikoさん、お知らせありがとうございます。大変興味深い内容のトークセッションなので、皆さんにも見ていただきたくべく、最後にご紹介してみますね。

Director David Cronenberg discusses depictions of violence, Gadaffi's death, Freud and his new film 'A Dangerous Method'.

source:KovitchTV
映画という、観る者の五感に最も大きな影響を及ぼすであろう表現手段で、あえてショッキングな暴力・性愛描写を辞さないクロ師匠が、昨今ますます激化するテロや内戦などの現実世界の暴力沙汰と、映像の力との危うい関連性について、ホストと議論を交わしています。
師匠がこれまで製作してきた作品群の総括、そして彼自身がどのような意図をもって、それらに人間の闇の世界を描いてきたのかを解説する内容です。ホストの質問も時にシビアでなかなか考えさせられるものですね。


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