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zoom RSS トロント国際映画祭まとめ。 Toronto International FF

<<   作成日時 : 2011/09/16 10:55   >>

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今年で第36回を迎えたトロント国際映画祭(以下TIFFと略)。ここ最近のTIFFは、きたるべきアカデミー賞の行方を占う指標的な位置づけにあり、年々注目度が上昇しております。というのも、TIFFは他の映画祭と異なり、“審査委員が優秀作品を選ぶ”のではなく、“観客が気に入った作品に投票する”ことで、受賞作品を選出する方式を採用しているからです。

カンヌやヴェネチア、あるいはオスカーもそうですが、観客と審査委員の間にある埋め難い感性の相違が、ときとして諸映画祭の審査結果に対し、観客の支持を得られないケースもしばしば発生します。観客の嗜好を忠実に反映した作品選出方式であるTIFFは、そんな意味でも映画祭大トリのオスカーに大きな影響力を与えるわけですね。今回のTIFFでも、先にヴェネチアで公開されていたジョージ・クルーニー監督の新作をはじめ、ヴェネチアで各賞に輝いた作品が複数出品されていました。もちろん、観客と批評家へのアピールが目的です。

なにしろ、大変な数の作品が世界中から集まる祭典ですので、現地に乗り込みでもしない限り、とても全ての作品を網羅することはできません。私自身は、師匠デヴィッド・クローネンバーグ監督の新作『A Dangerous Method』と、『Hunger』のスティーヴ・マックィーン監督&ミヒャエル・ファスベンダー主演コンビの新作『Shame』に関する動きに注目していました。特に後者は、ミヒャエルがヴェネチア映画祭で最優秀男優賞に輝いたことから、ついに北米での配給権も獲得、映画好きの視線を集める結果となりました。TIFFでも、プレス・カンファレンスとお披露目上映はもちろんのこと、観客との質疑応答というイベントも行われ、インディ映画ならではの草の根的な宣伝活動が進められていたようです。『Shame』は、サン・セバスチャン映画祭やチューリッヒ映画祭等、世界各地で開催される映画祭に出品予定だそうです。

TIFFのレポートをなにもしないまま、肝心の映画祭の方はとうとう閉幕してしまったのですが、最後に第36回トロント国際映画祭各部門の受賞作品だけを一覧で記録しておきます。最優秀作品賞に該当するCadillac People’s Choice Awardは、トロントの観客に驚きをもって迎えられた、レバノン人女性監督Nadine Labakiによる『Where Do We Go Now?』でした。


・第36回トロント国際映画祭受賞作品

Cadillac People’s Choice Award
『Where Do We Go Now?』 directed by Nadine Labaki
Runners-up(次点)
“A Separation”by Asghar Farhadi
“Starbuck”by Ken Scott

Cadillac People’s Choice Award For Documentary
『The Island President』 directed by Jon Shenk
Runners-up(次点)
“First Position”by Bess Kargman
“Pearl Jam Twenty”by Cameron Crowe

Cadillac People’s Choice Award For Midnight Madness
『The Raid』 directed by Gareth Huw Evans
Runners-up(次点)
“You’re Next”by Adam Wingard
“God Bless America”by Bobcat Goldthwait

City of Toronto and Astral Media’s The Movie Network Award Award For Best Canadian Feature Film
『Monsieur Lazhar』 directed by Philippe Falardeau

SKYY Vodka Award For Best Canadian First Feature Film
『Edwin Boyd』 directed by Nathan Morlando

Prizes of the International Critics (FIPRESCI Prize) for Special Presentations Section
『The First Man』 directed by Gianni Amelio

Prizes of the International Critics (FIPRESCI Prize) for Discovery Section
『Avalon』 directed by Axel Petersén

Award For Best Canadian Short Film
『Doubles With Slight Pepper』 directed by Ian Harnarine


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