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zoom RSS あなたはイヌ派、それともネコ派?ーDogs or Cats?

<<   作成日時 : 2014/06/21 23:09   >>

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本日のお題はこれ。

あなたはイヌ派、それともネコ派?

わたくしめは、わんこもにゃんこも大好きなクチ。今はマンション住まいゆえ、なかなか動物と同居することも叶いませんが、年老いた暁には、「ハリーとトント」のごとく相棒の動物と一緒に人生最後の旅をやってみたいですな。

わんこが主人公の映画やテレビドラマは、今思いつくだけでも数え切れないほどたくさん製作されていますね。また、脇役的な扱いであっても、印象的に登場する作品も多々あります。それだけわんこというのは、人間の生活に密着した存在であるといえますよね。「名犬ラッシー」などはデフォルトとしても、わんこが印象的な作品って他に何があったかなあ。

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まだ若くて初々しかった頃の(笑)イーサン・ホーク主演作品。身勝手な論理で自然を傷つけ、その恩恵を仇で返そうとする人間社会と、その大自然との共存を終生願った作家ジャック・ロンドンの名作「白い牙」の映画化作品です。

アラスカが“ゴールドラッシュ”という名のバブルに浮かされていた時代。大勢の移民たちと共に、父を訪ねてそのアラスカにやってきた少年ジャックは、ある日、犬と狼の混血種であるホワイト・ファングの子供に出会います。ジャックは子犬にアイア・タックという名前を与え、共に成長していくわけですね。

アイア・タックの身体には野生の狼の血が流れているため、普通の犬のように飼い主に絶対服従するわけではりません。しかもジャックは、父が残した金鉱の地図を頼りに、かつての父の仲間たちと一緒に旅をしている身の上。アイア・タックは、ジャックの属する世界と自らが属する大自然の中での暮らしの中間地点に立ち、微妙な距離を保ちながら徐々にジャックをパートナーとして認めていくのです。ジャックとアイア・タックの関係は、飼い主と動物がべったりひっついているような甘ったるいものではなく、時に互いのプライドが余計な邪魔立てをしてしまうのですが、自立した、非常にすがすがしい絆だといえますね。おそらく原作者は、このジャックとアイア・タックの信頼関係に、人間と大自然の共存の理想像を託していたのではないでしょうか。ゴールドラッシュの恩恵にあずかれなかった人々が、アラスカの野生動物を殺して売りさばくといった悲惨な描写も、今も尚同じような光景が世界のあちこちで散見されるとあれば、観る者に重い課題を残すものでしょう。また、劇中挿入される“ドッグ・ファイト”(いわゆる闘犬)シーンには、かなり衝撃を受けます。お子さんと一緒に今作を観る場合には、充分なケアが必要かと思いますね。でもまあ、そういったこともかつては実際にあったのですから、動物をはじめとする自然と人間のあり方について、私たちは改めて居住まいを正して反省すべきでしょうね。

金鉱を巡る悪漢どもの戦いもさることながら、ジャックとアイア・タックの絆を引き裂こうとする様々な試練のさなか、逆に友情を深めていく1人と1匹の描写には、素直に惹きこまれてしまいます。アイア・タックのためを思い、心を鬼にして彼を自然に帰そうとするジャックと、それでもやっぱりジャックの元に戻ってきてしまうアイア・タック。ええ、予定調和と言われようがどうしようが、やはり涙腺に堪えるものがあるのですよ(笑)。ディズニー製作の作品ですから、驚くほど表情豊かな動物達の巧まざる演技にも感心しますね。テーマ性然り、背景描写然り、児童文学の金字塔である原作をかなり正確に反映した作品だと思われます。


さて、対するにゃんこ映画も、数の上ではわんこのそれに負けていません。以前記事にしたロシア製の映画「こねこ」は、昨今流行の特殊技術を用いた“しゃべる猫”といった類の安っぽいにゃんこ映画ではありません。社会の底辺に生きる男の姿を通じ、猫と人間の絆の不可思議さをさりげなく素描する、本当の意味での“猫のための映画”だと思います。


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そして、個人的に大好きなにゃんこ映画だと認識しているのが、ポール・マザースキー監督の「ハリーとトント」。今作におけるにゃんこ“トント”は、相棒のハリー老人に対して格別けなげな猫というわけではなく(笑)、いたって泰然自若と我が道を歩んでいる、いわゆる猫らしい猫であります。ハリーはトントとの旅の途上、ことあるごとにトントに話しかけますが、それにトントが何らかのレスポンスをするはずもありません(猫だから)。ただ、付かず離れず、孤独な老人の傍に侍り、彼のとりとめもない無駄話を聞いているだけ。しかしながら、ひっそりと影法師のようにハリーに寄り添うトントの存在が、ハリーという男の肖像を如実に物語っているのです。そんなところに、私たちはハリーとトントの固い絆を感じ取るわけですね。
念願のDVDを先日手に入れましたので、「ハリーとトント」については、また別立ての記事で触れてみたいと思います。

また、猫が印象的に登場していた作品として、2013年度のオスカーで複数部門にノミネートされ、カンヌ国際映画祭ではグランプリを獲得していた「インサイド・ルーイン・デイヴィス 名もなき男の歌」も思い出されます。これも、また後日別の機会にお話しますね。


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