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zoom RSS 散見する映画の落穂拾い。...gleaning of movies

<<   作成日時 : 2014/10/29 22:50   >>

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あちこちに散らばってしまった言葉たちを拾い集める企画。


“若い時のメリル・ストリープ” ……派手な顔立ちではありませんが、気品ある端正な美貌でした。年をとっても底にある品格は損なわれることはありません。加齢とともに容姿が急速に衰えていく女優が多い中で、不思議とメリルの面差しは若い頃のそれと印象が変わりありませんよね。本当に、女優になるために生まれてきたような人材とは、彼女を指すのでありましょう。
ただ最近気になるのは、知性と品格を兼ね備えた才女だった彼女が、さすがに老齢に入ってそこに若干の翳りを見せるようになったのかなあと感じることが何度かあったことですかね。一時的な逆風に煽られただけだと信じてはいますけれど。


“隣人は静かに笑う ネタバレ” ……私の古い友人に映画好きなやつがいるのですが、こいつがですね、鬱症状のときにわざわざ映画館でこの映画を観たそうなんです(笑)。落ち込んでるときに、こんなもん観るなよ!と突っ込んでおきました。フォローはしませんでしたが(酷)。これ、本編をご覧になった方はおられますか?“後味の悪い映画は?”という質問を投げかけると、大抵上位にランクインしてくる作品ですね。
FBI捜査官であった妻を亡くした大学教授。そのお隣に引っ越してきた家族は、一見するとごく普通の愛想のよい一家でありました。ところが、彼らにはどうやら“裏の顔”があるらしい。それに気づいた教授は、何とかして彼らの企みを阻止しようと奔走しますが、敵は彼よりも一枚も二枚も上手。教授は自分でも気がつかぬうちに、彼らの企みの捨て駒にされていたのです。彼が全ての真相を悟ったときには、既に死が間近に迫っていたときでした…。

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全てが抗いようもなく惨劇に繋がっていく、その周到さは気分が悪くなるほど。なるほど、確かにサスペンス映画としては、ストーリーの流れもよく計算され、あちこちに張られた伏線はきちんと機能しているので、それなりに面白くは観られます。けれども、初見のときもそれ以降も、観賞後に残った余韻といえば、例えるならストーリーを自分で選択して先に進んでゆくゲームの感覚。それ以上の感慨は持てなかったなあ。おかしな表現ですが、凄くよく出来たRPGゲームをコンプリした時の妙な達成感を覚えこそすれ、そこにプラスアルファのドラマ性を感じなかったというのか…。今の時代に、上質のサスペンス映画を作ることの難しさを痛感しますね。


“地球が静止する日といえば” ……ラジー賞?それともC級SF映画?(自虐) 皆さんが寄ってたかってラジーネタにするリメイク版の主人公を演じたキアヌ・リーヴスは、アクション映画の世界に戻ってきた新作『John Wick』の前評判も興行成績も上々。早くも次回作(SF映画)が決定しました。これは…久し振りに…ホントに暫く振りに、キアヌのキャリアが上向いてきた前兆かと喜んでおりますよ。


“酸性雨 緑の髪” ……「緑色の髪の少年」。この作品の主人公の髪の毛が、一夜にして緑色になってしまったのは、なにも酸性雨が原因ではありません。戦争への恐怖と嫌悪感からです。いわば、彼の緑色の髪の毛という異形は、反戦の象徴であるわけですね。


“メリル・ストリープ 首” ……きっと「永遠に美しく…」のことでしょうね。永遠に死なない(死ねない)薬のせいで、階段から落ちて首の骨を折っても、どてっ腹に風穴を開けられても、決して死なない人間になってしまった女たち。過ぎたるは及ばざるが如し…という教訓が身に染みる、“女の欲望は世界を滅ぼす”映画です。終始ドタバタ・ブラック・コメディ調で、悪ノリ気味な作品ではありますが、避け難い加齢に無様に抗い続け、若さと美に固執する女の本質について鋭い一瞥を投げかけている部分もあり、面白かったですね。メリルの首がぐるぐる巻きになるSFXは結構怖かった(笑)。


“特殊メイクで西洋人” ……「007は二度死ぬ」でのコネリーは、全身タイツ姿で忍者の特訓を受け、麦藁帽子を被って日本手ぬぐいまで身につけて日本人の嫁をもらいうけましたが、努力の甲斐なく日本人にはなりきれませんでした(笑)。


“同性結婚 悪用” ……以前に少し触れたことがある「チャックとラリー おかしな偽装結婚!?」は、ひょっとしたら、この同性パートナーシップ法を悪用したお話になるかもしれませんね。でもそういった現実が、同性のカップルが一緒になる自由を妨げる理由にはならないと思います。


死霊の盆踊り レンタル” ……絶対するなよ(笑)!!


“シェイクスピア ショーン・ビーン” ……ショーンも、映画で悪役をやってるだけじゃございません。若い頃はシェークスピアの舞台「ロミオとジュリエット」にも出ていましたし、「ロード・オブ・ザ・リング」でブレイクした直後にも、舞台「マクベス」で念願のマクベス王を熱演しました。


“必殺 主水は死ぬべきか” 昔、1996年に劇場映画として製作、公開された「必殺!主水死す」という珍品がございましたなあ。必殺仕事人シリーズの終了を告げるケジメ的な作品だったようですが…。うーん、初見時には、何かこうしっくりこなかったのを覚えています。
まあ、物語の流れとしてはやはり、闇に潜んで闇に跋扈する悪を斬る主水は、最終的にひっそり死ぬ最期しか残されていないような気もします…。でも、主水たちを雇い、裏の情報を提供して彼らを束ねる立場の人間(幕府の高官や大奥の実力者など)が、最後に大仕事をして浮世を離れ、仕事人チームは解散…という流れもありかなあと思ったり。
尤も、主水を演じた藤田まことさんご自身が鬼籍の人になって久しいですし、“主水の最期”は結局ニケのヴィーナス像と同じく、ファンの想像の世界の中でこそ、成り立つエピソードのままにしておくのが良いのではと思います。


“クローネンバーグ クルーズ” ……かつてMGMで「マタレーズ暗殺集団」という小説の映画化企画が立ち上がったことがありました。結局MGMが倒産して企画はお流れになってしまいましたが。はたまた「イースタン・プロミス」のパート2版実現にも大きな期待を寄せていたのですが、どうやらこちらもFocus Features社の腰が重く、実現は覚束ない…。師匠ご自身は、今年も悪意たっぷりの新作を完成し、念願の小説家デビューも果たしを発表したり、充実した時を過ごされているとは思いますけどね。


“偏愛映画監督 クローネンバーグ” ……確かにクローネンバーグは、己の偏愛を創造に昇華できる稀有な才能の持ち主です。映画監督という職業があって、そしてその才能に恵まれていて、クローネンバーグは本当にラッキーでした。


“隣の家の少女 豆酢館” ……ジャック・ケッチャム著「隣の家の少女」。申し訳ありませんが、うちではこの小説は絶対にレビューしません。ご紹介する気もありません。ケッチャムは素晴らしい才能を持つ作家ですし、この作品はカルト名作としてかのスティーヴン・キングも絶賛するもの。私も実際に読みました。が、人間の爛れた闇をここまで赤裸々に暴く小説を読んで、一体どうしようというんだろう?というのが正直な感想です。読後の虚脱感、諦念感は…たとえ様もありません。主人公が実感したのと同じ絶望を自分自身の中にも見出し、その先に何の光明も見出せない状況をあらためて確認して…、無間地獄とはこういうことを指すのでしょうね。きっとケッチャムは、読者が一様に絶望する様を影から覗き見て嘲笑っているのでしょうよ。


“野村芳太郎鬼畜”
“野村 鬼畜”
 ……なんだか、まるで野村芳太郎氏が鬼畜みたいですがな(笑)。


“ナチス 旅券 偽造” ……「ヒトラーの贋札」は、近年観た戦争映画の中でも素晴らしい出来だと思われる作品です。反戦というメッセージに硬直することもなく、限られた空間で展開する息詰るサスペンス描写に冴えを見せ、極限状態に置かれた人間のドラマがそこに絡んでいきます。いわゆる映画としての面白さも充分な作品であるのですね。


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こちらも、007映画史上最高の“珍品”でしたね。


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