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zoom RSS 子供が子供に戻るひととき―クリスマス絵本と子豆ズ(イラスト付き)。

<<   作成日時 : 2013/12/07 18:15   >>

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ちょっと街を歩くと、もうクリスマス一色の雰囲気ですね。

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クリスマス経済効果のせいか、街をあげて“クリスマス”を演出し始める時期が年々早まっているのは、たぶん私の気のせいではないと思います。

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今年はなかなか体感温度が下がらず、“クリスマス”を実感するのが遅れたような感じですが、一歩外に出れば、いつサンタクロースが来ても大丈夫なように(笑)、万全の体勢が整っておりますよ。

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子豆ズの空手教室がある町には、教室から出てすぐの場所に大きな木があります。毎年この時期になると、この木をクリスマスツリーに見立ててライトアップされるのですが、これがとても綺麗でしてね。空手の練習でくたびれた2号なんぞは、帰宅途中にこの大きなツリーを見るのを楽しみにしているんですよ。



そんなわけで本日は、子豆1号が2歳〜3歳の頃に大好きだった仕掛け絵本をご紹介します。


「クリスマスはドキドキ―12か月のしかけえほん〈12〉」
きむら ゆういち:文と絵 (教育画劇刊行)

今夜はクリスマス・イブ。
こぐまのくーとまーは、お友達を招いてパーティーをしています。すると、きつねくんが言いました。
「サンタさんはこの一年間、いい子にしてた子だけにプレゼントをくれるんだってさ」
くーとまーは心配でたまりません。おやつもつまみ食いしちゃったし…けんかいっぱいしちゃったし…うそもついちゃったし…。サンタさん、ぼくたちにもちゃんとプレゼントをくれるかしら?
その夜、くーもまーもお友達もすやすや眠った頃、鈴の音がリンリンリンと聞こえてきました。
翌朝。きつねくんが目を覚ますと、ベッドの近くに機関車のセットのプレゼントがありました。
りすちゃんたちの家では、大きな箱の中にロボットとお人形のプレゼントが。
ぶたくんの家でも、ジャンボジェットとお菓子のプレゼントがありました。
さて、くーとまーの家ではどうでしょう。目を覚ました2人の前に、サンタさんからのプレゼントが…。ところが、箱をほんの少しあけてみると、大きな目玉に大きな口の怖い顔がギロリとこちらを睨んでいます。
「やっぱりプレゼントじゃなかったかのかなあ…」
でもよく見たら、自動車とあらいぐまのぬいぐるみでした!
早速みんなは、もらったプレゼントで仲良く遊びましたよ。
「サンタさん、ありがとう!」

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いやー、懐かしいなぁー(笑)!

木村裕一さんは、一連の仕掛け絵本で有名な絵本作家ですね。みなさんのおうちにも、1冊ぐらいは木村さんの絵本があるかもしれません。カラフルでキュートな絵柄と、ページをめくると飛び出す意表をついたイラストの面白さで大変な人気です。

数ある木村さんの仕掛け絵本の中でも、うちの子豆1号が2歳〜3歳ぐらいの頃に大のお気に入りであったものが、この「クリスマスはドキドキ」です。くまの兄妹くーとまーは、クリスマスにサンタさんからプレゼントをもらいたいと願っていますが、1年間いい子にしていた自信がありません。果たしてサンタさんは、そんな彼らの元にもプレゼントを無事届けてくれるでしょうか。クリスマス当日、ドキドキしながら兄妹がプレゼントの蓋を開けてみるページが、長男にとっても最も緊張する瞬間であったようです(笑)。子供たちがプレゼントの箱を開けるところには全て仕掛けが施されているのですが、くーとまーの箱を開けるときだけは、長男も恐る恐るといった調子で触れていたことを思い出します。

幼い子供たちにとって、“クリスマスにサンタさんのプレゼントがもらえるかどうか”は、存外大きな問題であるのですよね。サンタさんの正体は実は両親であると知っているお子さんでも、クリスマスのプレゼントとは、1年間自分なりにがんばったご褒美であるという認識があるのでしょう。だからこそ、クリスマスのプレゼントが、自分が1年間どんな風に過ごしてきたかを評価する目安にもなっているわけです。クリスマスの元々の意味合いはそういうものではないのですが、現在では、特に日本では、外来の習慣だということもあって、子供たちにとってのそれは1年間の総括と労いの趣になっているようです。そうですね、我が家でも1号が6〜7歳になるまでは、“いい子にしてないとサンタさんは来てくれないよ!”という伝家の宝刀は相当な効果をあげておりましたね(笑)。

しかし親にとってのクリスマスとは、そんな世知辛い意味を超えて、誕生日と同様に子供へ愛情を伝える格好のチャンスであります。たとえクリスマスの前日まで、子供たちのイタズラとワガママにてこずらされようとも、やはり子供を愛する気持ちに変わりはないわけですから。子供がどう考えていようとも、クリスマスには精一杯の愛情をこめてプレゼントを渡してあげましょうね(笑)。もちろんこっそりと。

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英国のスコットランドで、ジムでトレーニングに汗を流すサンタさんの様子が公開されたこともありましたよね。これはそもそも、“グレート・スコティッシュ・サンタ・ラン”というマラソン大会のPRの一環だったわけですが、来るべきクリスマスに備えるべく、サンタさんたちがこうして密かにトレーニングに励んでいるのかしらんと想像すると、なかなかに微笑ましいものがありますね。



サンタさんからきたてがみ(こどものとも絵本)
福音館書店
たんの ゆきこ

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「サンタさんからきたてがみ」
たんのゆきこ:文 垂石眞子:絵 (福音館書店)

クリスマス・イブ。森の中は見渡す限り雪景色です。いつも元気なねずみの郵便屋さんは、青い制服に赤いマフラーを着込み、黒いかばんに手紙を詰め込むと張り切って出かけました。
ところが、あんまり急ぎすぎたのか、途中で雪に足をとられて転んでしまいました。ねずみは慌てて散らばってしまった手紙を集めましたが、最後に拾い上げた手紙の宛名が雪で濡れてしまい、誰に来た手紙かわからなくなっていました。ねずみはしょんぼりしたまま、他の手紙を配達して廻ります。うさぎもからすもふくろうもくまもりすもきつねも、いつになく暗い顔の郵便屋さんを見て、心配になりました。
全て配り終えたねずみは、森のはずれまでやってくると、宛名のにじんでしまった手紙を前に途方に暮れました。するとそこへ、うさぎやからす、ふくろうなど、森の仲間達が集まってきます。皆、ねずみを案じていたのでした。宛名がすっかり消えてしまった手紙を見ると、皆一瞬黙り込みましたが、うさぎがふと思いつきました。手紙の裏を見れば、誰からきた手紙かはわかるはずです。ねずみは手紙をひっくり返してみて驚きました。なんと、それはサンタさんからの手紙だったのです!皆も目を丸くしています。いったい誰が、サンタさんから手紙をもらえるのでしょう。ひょっとしたら、この中の誰かかもしれません。皆一斉に顔を見合わせました。そして、宛名に書かれている消えかけの絵を、再びしげしげと見つめました。
どうやらそこには、青い帽子をかぶり、青い服を着て、赤いマフラーをつけ、黒いかばんを下げ、黒い長靴を履いている者が描かれているようです。しかしそれならば、そこにいる皆が当てはまります。だって皆マフラーを巻いたり帽子をかぶったり、長靴を履いたりしているのですもの。でもどこか違う。ステッキや傘の柄のようにも見える、細い鍵状のものが描かれているのです。そのとき、皆はっと気がつきました。それはねずみの尻尾ではなかろうかと。そう、宛名に描かれているのは、間違いなくねずみの姿でした。郵便屋さんはびっくりしましたが、皆目を輝かせて中を読んでくれるように促します。
手紙には、今夜プレゼント配るので、ねずみさんに森の道案内をして欲しいと書かれていました。日が暮れたら森一番のもみの木の下に行くようにとも。サンタさんのソリに乗せてもらえるのは光栄でしたが、もうすぐ日が暮れようとしています。このままでは約束に間に合いません。くまは、コートのポケットの中にねずみを入れると、全速力で駆け出しました。他の面々も同じように走ってきます。森はどんどん暗くなっていきます。果たしてねずみの郵便屋さんは、サンタさんとの約束を果たせるのでしょうか。

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この作品は、読んであげるならば3歳からと指定されていますが、子豆たちに読んで聞かせていた時は、むしろ当時8歳だった1号の方が目を輝かせて聞き入っていましたわい(笑)。というのも、ちっこい頃の1号は、クリスマス・ツリーやらリースの制作が大好きでして。クリスマス関連の絵本にも、敏感に反応していたのですよ(笑)。

大切な手紙をぬらしてしまい、宛名が消えてしまった失態に、仕事に生真面目で一途なねずみはたいそう落胆します。しかしそのピンチは、仲間達の助けで辛くも乗り切っていくのですね。皆が額をつき合わせて、誰宛ての手紙だったのかを推理する過程が非常に面白いです。特に、問題の手紙が憧れのサンタさんからのものだとわかるや、推理はむしろその手紙が自分宛てであることをいかにアピールするか、という趣旨に取って代わられてしまうわけです。そりゃあ子供にとっては、年に一度欲しいものをプレゼントしてくれる存在は、やはり特別なものでしょう。誰も彼もが、サンタさんから手紙をもらいたいと思っているに相違ありません。

しかし、その幸運な“誰か”が他ならぬねずみの郵便屋さんだとわかっても、皆やっかんだりはしません。それどころか、サンタさんとの大事な約束に間に合うよう、力を合わせてくれるのです。サンタさんは、そんな彼らの様子をちゃんと見ていてくれたのでしょうね。クリスマスの象徴であるもみの木は尋常ならざる輝きを放ち、皆を迎え入れてくれます。友達のために全力を尽くした彼らを、全員ソリに乗せて素晴らしい空の旅に誘い、その善行を労ったのです。もちろん真面目なねずみの郵便屋さんは、大事な職務を遂行すべく、空の道案内に徹しました。皆にとっての一番のクリスマス・プレゼントは、このサンタさんと一緒に過ごした空中飛行だったかもしれませんね。もちろんサンタさんは、疲れたネズミの枕元にも素敵なプレゼントを置いておくことを忘れませんでした。それは何なのか、ぜひ本を手にとって確かめてみてください。

垂石眞子さんのイラストはどこまでも愛くるしく、寒い冬の物語と感じさせないほどのぬくもりに満ちています。いかにもクリスマスに似つかわしい、愛すべき小品ですね。



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さてさて、このような絵本は既に卒業した現在の子豆たち。1号と2号に、今年のクリスマスには何を楽しみにしているか訊ねてみましょう。


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子豆1号「僕はやっぱり、クリスマスにしか出回らないような、美味しいケーキが食べたいなあ。それと、前々から狙ってる○△ゲームのソフトね。これがないと、ゆったりまったり楽しい聖夜はきませんよ」

…とまあ、さすがに1号の方は、夢のかけらもない(=可愛げのない)回答でしたが、では2号さんの方はどうでしょう。


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2号「……ボク?ボクは、たまには大きなツリーを飾りたいなあ……」


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“たまには”ってな言い方されると、なんか我が家がクリスマス行事をないがしろにしているみたいに聞こえるやないけ。

そんなこたありませんよ?美味しいケーキも、プレゼントも希望通りのものを用意してるし。ただうちは、家の中をリースやツリーで飾り付けるようなことをしないというだけの話です。…ですが、いまだ頭の上に乗っけてる卵の殻が取れないお子ちゃま2号には、それが何となく不満なんですね。

さて、彼が希望するツリーは結構でかいサイズなんですが、今から購入しますか(笑)?それとも、ツリーやリースから関心が薄れる日まで、なんとかんとかごまかし続けるか?どうなる、館長一家のクリスマス!


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