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zoom RSS デヴィッド・ドゥカヴニーとコメディ、その鼻声の効用。

<<   作成日時 : 2012/01/02 23:45   >>

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さてデヴィッド・ドゥカヴニー氏。……こらこら誰ですか、「きーっ!私、この男大嫌いーっ!」ってPCをオフにしようとしてるのは(笑)。
いや確かに、確かに、寝てるんだか起きてるんだかよくわからない眠そうな容貌、映画俳優にしては高すぎる知性の割りに、案外カツゼツが悪いのね(笑)といった、大変微妙な個性の持ち主ではありますよ。そりゃもう、以前このブログでも、やれカピバラ3兄弟の長男だの(大笑)何だのと、散々イジってきたぐらいですから。

しかし、彼が長寿テレビシリーズ「X-ファイル」にモルダー捜査官役で出演していた頃は、そりゃあハマったものです。かのシリーズで、実際自分がおもしろかったと思える時期は、実は第4シーズンぐらいまでだったんですが、結局彼が番組を降板した後も、ファイナル・シーズンまで全エピソードを見届けました。
「X-ファイル」が終了した後、主役コンビの片割れジリアン・アンダーソンは、活動の拠点を英国に移している状態で、デイヴィッドも製作側への転身を考えているということです。彼がここ数年に出演した作品は、小規模なものか地味な作品が多いため、日本でもいまひとつぱっとしないというのが実情でしょう。「X-ファイル」の映画版第2作目も製作・公開はされましたが、やはり以前ほどの反響は得られなかったようですしね。最近彼が話題になったのも、妻ティア・レオーニとの離婚にまつわるゴタゴタだけという、ちょっとばかり寂しい状況であります。

そんな彼の地味な出演作品の中でも、割と印象に残っているのは、UMA好きの夫にせがまれてDVDを購入した「エヴォリューション」と、こっ恥ずかしいぐらいキュートな役柄だった「コニー&カーラ」でしょうかね。

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「エヴォリュルーション」(2001年製作)
監督:アイヴァン・ライトマン
製作:ダニエル・ゴールドバーグ&ジョー・メジャック&アイヴァン・ライトマン
原案:ドン・ジャコビー
脚本:デヴィッド・ダイアモンド&デヴィッド・ウェイスマン&ドン・ジャコビー
撮影:マイケル・チャップマン
音楽:ジョン・パウエル
出演:デヴィッド・ドゥカヴニー(アイラ)
ジュリアン・ムーア(アリソン)
オーランド・ジョーンズ(ハリー)
ショーン・ウィリアム・スコット(ウェイン)
タイ・バーレル
テッド・レヴィン
ダン・エイクロイド他

アリゾナ州の砂漠地帯。ある夜、未知の隕石が落ちた。田舎の大学で生物学教授としてくすぶっていたアイラと地質学者のハリーは、そこで、異常な早さで増殖・進化していく未知の生物の細胞を発見する。世紀の大発見に小躍りする二人だが、政府から派遣された軍部の調査隊にあっというまにつまみ出されてしまう。
その後、謎の隕石が飛来した際にその場に居合わせた青年ウェインが、人を襲った恐竜の子供のような生き物の死体を、アイラたちのところに持ち込んでくる。同時にあちこちで謎の生物が暴れ始める。なんとそれは、隕石から漏れ出した謎の細胞が進化した結果であった。それは、地球が46億年かけて行った進化の過程をたった1ヶ月で終了してしまう、脅威の生命体であったのだ。
アイラ、ハリー、ウェインに加えて、軍側の調査員であったアリソンも合流して、謎の生命体を退治する方法を探る。彼らはショッピングモールで、翼竜まで進化した生命体をなんとかやっつけるが、このままでは最終進化した化け物に、街をひいては地球全土を占拠されてしまう。
ひょんなことから、その生命体が火の熱を媒介として急激に進化することがわかった。また、シャンプーなどに含まれるセレンが弱点であることも。
しかしアイラたちの訴えも虚しく、軍部はナパーム弾で巨大に進化した生命体を破壊しようとしていた。ついにナパーム弾が発射され、生命体は恐ろしい最終進化を遂げた。アイラたちは決死の覚悟で、生命体の肛門からセレン入りのシャンプーを注入し、見事化け物を粉砕することに成功する。

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「コニー&カーラ」(2004年製作)
監督 マイケル・レンベック
製作:ゲイリー・バーバー&トム・ハンクス& リタ・ウィルソン
脚本:ニア・ヴァルダロス
撮影:リチャード・グレートレックス
音楽:ランディ・エデルマン
出演:ニア・ヴァルダロス(コニー)
トニ・コレット(カーラ)
デヴィッド・ドゥカヴニー(ジェフ)
スティーヴン・スピネラ(ロバート/ピーチズ)
ダッシュ・ミホク(マイキー)
アレック・マパ(リー/ナクリーム)
デビー・レイノルズ(本人・特別出演 )

幼馴染のコニーとカーラは、いつかスターになることを夢見て、誰も歌など聞いていない空港のステージに立っていた。ある日二人は偶然、彼らの雇い主が麻薬の売人に殺害される現場を目撃してしまい、ギャングに命を狙われるハメに。
必死の思いでたどりついたロサンジェルスで、彼らはゲイのナイトクラブのパフォーマー募集の張り紙を見つける。これ幸いと二人は女性であることを隠し、女装するゲイのふりをしながら、舞台に立った。オーディションは大成功で、二人のパフォーマンスはクラブの客に大受けに受けた。バーテンをしながらショービズ界を目指すロバートら、仲間のゲイたちと仲良くなり、長年の夢であった“スター”の気分を味わうのであった。
ある日、ロバートの弟ジェフが訪ねてくる。彼は、ロバートと彼らの両親の間の絆を取り持とうとやってきたのだ。コニーはジェフに一目ぼれ。しかしギャング団から逃げ回っている身の上のこと、自分が女であることを打ち明けられるわけもない。苦しい恋心に耐えかねて、酔った勢いで彼にキスするものの、当惑されるばかりだ。ジェフへの報われぬ恋に心乱れるコニーは、ついにカーラへの友情もぐらつきはじめてしまった。
しかし二人のパフォーマンスは相変わらず大人気で、地元テレビ局からインタビューされるまでになった。ところが、このインタビューを見ていたギャングの下っ端が、二人の居場所をギャングのボスに報告したから、さあ大変。リニューアルオープンしたクラブの幕が上がり、ギャングやジェフ、警察を交えて、大捕り物が始まる。
ギャング達は無事逮捕され、コニーとカーラもやっと逃亡生活から解放される。コニーはジェフに女であることを告白し、心憎からず想っていたジェフの方も彼女の愛に応えてくれたのだった。


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「エヴォリューション」では、監督がアイヴァン・ライトマンということもあり、様々なSF映画やホラー映画のパロディが劇中にちりばめられ、ファンならムフフと含み笑いしたくなる構成になっています。デイヴィッドの役柄も、元政府関係の仕事をしていたことといい、なんとなくモルダー捜査官のその後の人生を思わせるような設定でしたね。
田舎でくすぶっている科学者のダレダレ具合がよく出ていましたよ(笑)。この作品にはジュリアン・ムーアも出演しているのですが、彼女にしては珍しく、えらそうにしているわりにはドンくさいところのある、かわいいエリート女性役を茶目っ気たっぷりに演じておりました。なかなかのコメディエンヌぶりを発揮していましたよ。
私は劇中のデイヴィッド、オーランド、ショーンの3バカトリオ(笑)がえらいこと気に入ったのですが、彼らの、あくまでもゆる〜いボケとつっこみ具合はなかなか呼吸が合っておりました。ショッピングモールで、翼竜を退治するシーンでのアホぶりもよし。映画の最後には、3人が人類を救った(笑)セレン入りシャンプーのコマーシャルに出演している映像が入っていて、結構お笑いの質も念入りでございました。爆笑するまでには至らない微妙な感じなのですが、個人的にはお気に入り。

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ひねくれ気味だった「エヴォリューション」とは違って、「コニー&カーラ」のジェフ役は、観ているこちらが照れくさくなるぐらいストレートなキャラクターです。絵に描いたような好青年ぶりで、ヒロインであるコニーとキュートな恋物語を演じてくれました。無精ひげもなく(爆)、すっきりやせてるし(再爆)、やっぱりデイヴィッドはハンサムだと再認識できる一遍です。
映画的にはニアとトニのドラァグ・クィーンっぷりが最大の見せ場。お二人とも歌がうまいです。そういえば、トニはボーイフレンドのサポートを得て、過去に歌手デビューを果たしてもおります。さもありなん、低いハスキーボイスでなかなか良い雰囲気。
作品のプロットそのものは、「お熱いのがお好き」の変形バージョンという感じでして、特に目新しくはありません。でもまあ、芸達者な彼らの演技で、気持ちよく安心して観られるコメディですね。いい加減トウのたった負け組女2人が、ぎゃあぎゃあといがみ合ったり、びいびいと泣き喚いたり(笑)しつつ、それぞれほんのちょっぴり前向きな未来を掴む流れもいい感じじゃありませんか。私は元々ファニー・ヴォイスのトニ・コレットが好きなのですが、彼女のコケティッシュな魅力も、地味ながら、ハリウッド作品の中ではなかなか得がたい貴重なものだと思いますね。

つまるところ、デヴィッド・ドゥコヴニーという人は、極めて無色透明に近い色の持ち主であり、俳優としても、いわゆる“演技演技した”演技をしない(笑)ナチュラルなタイプであるために、結局目立たないという気の毒な役回りに終わることが多いのですね。様々な役柄を演じられる可能性があるにも関わらず、俳優としては得なのか損なのかよくわからない存在です。しかし、ある程度の年齢に達した今、かのヒュー・グラントのように、自身のプライベートの情けなさをも個性の一部に取り込めることが出来れば、面白い俳優に化けることもできるでしょう。


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なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
もう帰国ですか?
昨日なんて雪降りましたけど、そろそろ日本も春ですよ。
帰って来たら「ボヘミアンラプソティぱーちー♪」が待っていますからね!!落ち着いたらまじでやりましょう。

で、カピバラ長男いえドゥカヴニー!!
ワタシがこの人好きなのはご存知ですね?
この人の声が大好きなんですよ〜あの鼻声がたまりません。
色々ある出演作の中でセクシーむさ男デルトロちゃんと共演した「悲しみが乾くまで」の出てきてすぐ殺されちゃう旦那さんの役と、なんでこの人が女優なんだ?のミニー・ドライバーと共演した「この胸のときめきを」の旦那さん。この2つの普通の人を演じてるドゥカヴニーが大好きです。

ああなんか声聞きたさにXファイルも見たくなってきた!!
ぷりぷり
2010/03/11 13:10
かいちょ、そうなんです。ホントにあと数日で帰国です。…正直、長かった…(本音)。

寒いのは世界的な現象なんでしょうか。パリも冬に逆戻りですよ。最低気温マイナス1度〜最高気温3度とか(涙)。死ぬわ、ホンマに。

凱旋帰国(笑)ぱーちー、私、フレ子の「ブレイク・フリー」歌っていい?コスプレもしたいようおう。

>この人の声が大好きなんですよ〜あの鼻声がたまりません。

ああ〜ん、ワシもワシも〜!あのモニョモニョした声、α波出てます。鼻声といえばアーロン・エッカートさんも忘れちゃいけません。

「悲しみが乾くまで」…たぶん、好き嫌いがはっきり二分割されるであろう映画ですが、私も好きです。悲劇から立ち直ろうとする人間の行動って、えてしてあのようにエゴイスティックだったりするもの。すごくリアルだと思った。カピバラ長男はさー、すんごいお人好しのええ旦那さんだけどさーすぐ死んじゃうじゃん?!あれだけが残念でたまらない。せっかくトロ兄さんがいるんだから、親友2人でイチャコラして欲しかったなー(←違う映画だよ)。

「この胸のときめきを」…ひー出たよー(笑)!ミニー・ドライバーの存在意義とは、“こいつになら私でも勝てる”という勇気を世の女性達に与えるため、その一点につきるのです。
ここでもカピバラ長男、いい旦那さんでしたよね。だってミニー・ドライバーと恋に落ちるんだもの。本当に良い人に違いないよ。
豆酢
2010/03/12 05:02
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