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zoom RSS 館長、「お国言葉バトン」で里心がつく。

<<   作成日時 : 2012/02/05 21:30   >>

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あれですね、バトン記事も書かなくなって久しいです。ブロガー仲間が大勢いて、ブログ間でバトンを回すのが流行っていた頃は、面白いバトン記事がたくさん出てきたものですが。

…年寄りの昔話は長くなっていけません。

大昔、「口調バトン」というものをいただいたことがあります。要は自分のお国言葉で質問に答えよ、という趣向ですな。

実は私、生まれは愛○でして(名○屋市にあらず)、小学生のときに岡○県に越して参りました。学生時代は福岡に在住、かの地のあまりの住み心地のよさに、もうおうちに帰りたくなーいとごねたものの(笑)、その後は故あって大阪、奈良さすらいの旅に出ることになりました。いったん岡○に戻ってから、父豆にくっついて再び愛○に住むことになり、名○屋市の片隅でひっそりと生息。しかし、何の因果か1年間限定パリ生活を体験して帰国した後再度転居したという、実に忙しないというか腰の落ち着かない人生を送っております。

まあそんなわけですから、私の岡○弁にはかなり他の地方の訛りが混入していると思われます。ネイティヴの方からみれば、「そんなん違うが!」とお叱りを受けそうな怪しい表現もあるでしょうが、どうかご勘弁を。


『口調バトン』

この標準語を自分が普段使っている言葉にして下さい


・今何してますか?
「いまなんしよん?」

・上手ですね。
「上手いのう」

・この曲名は何ですか?
「この曲なんじゃろか?」

・それおもしろいですか?
「それおもしれえか?」

・それどうしたんですか?
「それどうしたんなら?」

・あなたに馬鹿って言われる筋合いはありません
「おめえにあんごう言われる筋合いはねえ!」

・あの人格好いいですね
「あの人かっこええな」

・あんたうざいんだよ
「うぜぇのお、おめえは」

・先生の馬鹿
「先生のあんごう」

・テレビ見よう
「テレビ見ようええ」

・おすすめはありますか??
「おすすめゆぅてある?」

・私って関西弁なの??
「うちらあ、岡山弁じゃが?」

・この問題分かりません。
「こげぇな問題わからんわ」

・ジュース取って下さい。
「ジュース取ってちょうでぇ」

・この席は私が取っています。
「うちが取っとる席じゃ」

・元気にしてる?
「元気しとるか?」

・岡○弁だと顕著にわかる例文がなかったので、ここで岡○弁特有の表現を補足させてください。

帰る→いぬる
あそこに→あっこに
ダメだ→おえんわ、いけんわ
触る→いらう
たいへん、とっても→ぼっけぇ
叫ぶ→おらぶ
臆病→おんびん
大変臆病→おんびんくそ
怖い→きょうてぇ
冷酷な、ひどい→ぎしい
のろい→ぐしい
転ぶ→こける
けち→こしい
滅茶苦茶→ごじゃ
許す→ こらえる
つかまる、触る→さばる
死ぬ→しぬる
早くしなさい→はようしねえ
手伝いして→てごして
すごい→でぇれぇ
片付ける→とらげる

また、同じ岡○弁でも、北部と南部ではかなり異なる表現もあります。話し言葉は、その地に住む人の生活背景と密着するもの。訛りって、各地方の文化の根幹を成すものなんですねえ。なかなか興味深いです。
今回自分が育った岡○の言葉を思い出しながらふと感じたのは、“やっぱり訛りは大切にせんといけん”ということです。英国の鉄鋼の街シェフィールドで生まれ育ったショーンが、国際的な俳優に成長した今も尚、頑固に訛りを押し通す気持ちが分かる気がしました。
訛りとは一種のアイデンティティの証明なんですよ。訛りを口にすることで、自分の心が常にふるさとと結びついていると感じられるのです。社会の中で人がいともたやすく孤立してしまう現在、自我の拠って立つところを少なくとも一つ、心の中に確保しておくことは、健やかに生きる上で重要なのではないでしょうか。特に1年間日本を離れて暮らしてみて、尚更強くその必要性を実感します。

画像

ショーン・ビーンの出演作「トムとトーマス」から。このとき演じた画家ポールも、相当訛っていたような気が(笑)。彼はハリウッド作品では比較的聞き取りやすい英語をしゃべっているので、英国に戻った際の彼のリラックスした訛りは、逆に安心感をもたらしてくれますね(笑)。ええ、ちっとも聞き取れないんですけどね。


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