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zoom RSS 愛すべきミュージシャンたち―Tuck&Patti,Peter Gabriel..and more

<<   作成日時 : 2014/08/04 22:23   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

音楽は、私がどこでどのように生きていようと、常に傍らにあるものでしたし、これからも多分死ぬまでそうなのだろうと思います。

また、私達はコミュニケーションの主な手段を言葉に頼っているわけですが、多くの場合において他者とコミュニケートすることに最終的に失敗してしまいます。世界中で用いられる言語が異なるせいですが、最近では、原因はそれだけではないようにも感じますね。
相手と面と向かい合い、膝を突き合わせて同じ言語を用いて話し合ったところで、あらかじめお互いの意識ははるか彼方まで離れてしまっており、その距離を埋めようともしない。意味も存在意義も持たない空疎な言葉だけが、虚しく辺りを浮遊するだけ。
ならば、いっそのこと口を閉じて音に耳を傾けることに集中した方が良さそうです。

当ブログで触れたことがある方も一部含まれますが、好みの波はあれども何年もの間、片時も忘れず聴くようにしている音楽をまとめてみました。

1.ジョージ・ウィンストン George Winston

アメリカの原風景を、アコースティック・ピアノの音色で綴るピアノの詩人です。彼については、こちらこちらこちらで過去に記事を書いておりますね。折に触れ、聴き直したくなってくる美しいヒーリング・サウンドです。

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フェイバリット・アルバム「ディセンバー December」

2.タック&パティ Tuck & Patti

本当に優れた歌手というのは、無駄にエネルギーを使わないものだと思いますね。彼らは、波が寄せては引き、じわじわと浜辺を侵食していくように、時にはささやくように、またここぞという瞬間には嵐のようなパワーを一瞬で声に込めることができるのです。

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超人的なテクニックを持つ白人ギタリスト、タック・アンドレアスと、ゴスペル、R&B、ロック、ポップスなど、多彩な音楽的バックボーンを持つ黒人シンガーのパティ・キャスカートの夫婦デュオ“タック&パティ”。レスポール1本でバンドのすべての音を奏でてしまうタックのギターの表情豊かな音色に乗って、聴く者の心をしっかりと包み込んでしまうパティの深い深いボーカルが、変幻自在に響き渡ります。それは、己の力を見せ付けるような恐ろしげな声ではなく、あくまでも曲の欲するイメージに即した柔軟性に満ちたもの。真に人を感動させる歌声とは、まさしくこれであろうと確信させるに充分な“声”です。

オーディション会場で初めて出会って意気投合したパティとタックはコンビを組み、1988年の「ティアーズ・オブ・ジョイ Tears of Joy」でアルバム・デビューを飾りました。以来、「ラヴ・ウォーリアーズ Love Warriors」「ドリーム Dream」「ラーニング・ハウ・トゥ・フライ Learning How to Fly」(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)で“デュオ”の可能性を追求し続けました。何度も来日して行われた公演も大好評で、日本にも大変なじみの深いミュージシャンですね。私は学生時代にブルーノートで彼らのギグを観ました。タックは「虹の彼方に」「賛美歌とカロルと雪についての歌」などギター・ソロ・アルバムも制作しています。デビュー以来多くの名盤を発表してきたレコード・レーベル“ウィンダム・ヒル”から離れ、エピックに移籍していた時期もありましたが、ほどなく古巣に戻っておりますね。このウィンダム・ヒル・レーベル、自身もギタリストであるウィリアム・アッカーマンが立ち上げた非常に個性的なレーベルでして、前述したジョージ・ウィンストンなどの優れたアーティストを輩出しています。網羅する音楽は、クラシックからポップス、ジャズ、R&B、民族音楽などなど実に多彩。一貫して、“美しい音色”を厳選して提供することにこだわってきました。

1998年にデュオ・グループ結成 20年、レコード・デビューから10年の節目を迎え、記念アルバム「パラダイス・ファウンド」(BMG JAPAN)がリリースされました。2003年には、初めてのフル・カヴァー集「ア・ギフト・オブ・ラヴ」(ポニーキャニオン)を発表し、いずれの曲も彼ららしいハートウォーミングな雰囲気に仕上げています。“ジャズ”とカテゴライズされることが多い彼らですが、実質その音楽性は多岐にわたっています。ジャズ、フォーク、ロック、ブルース、ソウル…あらゆるジャンルの音楽をミクスチャーし、彼らなりの表現方法で現出した音楽世界は、まさにこの世で唯一のものです。チャンスがあれば、ぜひ聴いてみてくださいね。

Tuck & Patti - 'Time After Time' (great version)

動画のタイトルには“great version”と書かれていますが、まさしく素晴らしいライブ・パフォーマンスです。タック&パティのファーストアルバムに収録され、ライブでも折に触れ演奏されるシンディ・ローパーの名曲「タイム・アフター・タイム Time After Time」のカバーですね。

●ディスコグラフィー

1989年「Tears Of Joy」
1989年「Love Warriors」
1991年「Dream」
1994年「Learning How To Fly」
1998年「Paradise Found」
2000年「Taking The Long Way Home」
2002年「Chocolate Moment」
2003年「A Gift Of Love」
2007年「I Remember You」

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ラヴ・ウォーリアーズ
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1994-07-21
タック&パティ

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フェイバリット・アルバム「ラブ・ウォリアーズ Love Warriors」

中でも表題曲が美しい。切実なエモーションの隆起と、それを慰撫するような優しさがせめぎ合うような、時代を超える名曲です。“私達はすぐに愛することを諦めてしまう。もっと強くなりましょう。愛しい子供たちのことを考えて…”という歌詞も、混乱をきたしている今の社会において一際痛切に響きますね。
彼らのライヴを観ていて思ったのですが、ギター担当のタックって、演奏するときパティから片時も目を離さないんですよ。彼のギターが彼女のボーカルにしっかりと寄り添い、かつそれを支え、時に守り、癒すように感じられるはずですよね。タックは自分の指先など見なくても、演奏出来てしまうのですよ(笑)。彼はいつもパートナーに目を向け、彼女の歌いだしや最初の一音目の声の出方を見ながら、それにギターの音を合わせるのだそうです。だからいつも彼らの声と音は揺ぎ無く一体化しているのです。本当の意味での“デュオ”と呼べる人たちでしょうね。このアルバムは、トータルの流れもカバー曲の選択も良く、オリジナル曲も大変良い出来です。もちろんパティの艶やかで包容力のある深い深いヴォーカルも絶品ですね。

Best of Tuck & Patti
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2009-08-04
Tuck & Patti

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2009年にリリースされたベスト盤。はじめて彼らの音楽を聴くという方は、まずこのベスト盤を試されてはいかがでしょう。

3.サラ・ブライトマン Sarah Brightman

彼女がソロ・アーティストになってからのファンです。彼女はクラシックとポップスのクロスオーバー・シンガーの草分け的存在でありますが、それ以上に、アルバムごとにコンセプトとテーマ・カラーを変え、常に新しい領域の音楽に挑み続けるチャレンジングなアーティストでもあります。

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元々はポップス畑の出身ですが、ダンス・カンパニーにも属し、声楽も学び、ソプラノ歌手として精進したという変わった経歴の持ち主ですね。ご存知のように、ミュージカル界の神様、アンドリュー・ロイド・ウェーバーに見出され、「キャッツ」「オペラ座の怪人」「アスペクツ・オブ・ラヴ」(いずれも初演)などに出演して大スターとなりました。一時期ウェーバーと結婚もしていましたが、6年後の離婚と同時にソロ・アーティストとして独り立ちし、イタリアの盲目のテノール、アンドレア・ボチェッリとのデュエット曲「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」を大ヒットさせました。それから以降の活躍は目覚しく、全てのアルバムをヒット・チャートの上位に送り込み、世界をまたにかけてのツアーも成功させています。特にコンサートの模様は、女性アーティストならではの煌びやかさとしなやかさにあふれ、アルバムごとに行われたツアーを収録したライブDVDも数多く発売されています。

ハレム アルティメイト・エディション(CCCD)
EMIミュージック・ジャパン
2004-06-09
サラ・ブライトマン

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フェイバリット・アルバム「HAREM」

悩んだのですが、コンセプトの統一感、個々の楽曲のレベルの高さ、ポップスとクラシックという分野に留まらぬ、民族音楽までも網羅した真のクロスオーバー・ミュージックに挑戦したという点で、これをプッシュ。特に8曲目の「The War is Over」は名曲だと思いますね。

4.ピーター・ガブリエル Peter Gabriel

他にフィル・コリンズなどを輩出した、英国のプログレッシヴ・ロック・バンド、ジェネシスのヴォーカリストでしたが、1975年にグループを脱退し、沈黙の時期を経てソロ・アーティストとして活躍しました。

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ワールド・ミュージックに傾倒していることでも知られていた彼は、ソロ・アルバムには民族音楽を大胆に導入し、常に時代の最先端を行く技術を取り入れ、革新的で挑戦的な作品を世に問い続けています。しかし一般に最もよく知られたアルバムは、ビルボード誌シングル・チャートで初の全米No.1に輝いた“スレッジハンマー”を収めた1986年のアルバム「So」でしょう。この世界的大ヒットを得て、彼はスタジオ設立やワールド・ミュージックのためのレコード・レーベルを立ち上げ、その普及に尽力するようになります。このリアル・ワールド・レコーズからは、ユッスー・ンドゥールなどが巣立っています。
また、新しい技術の開発にも余念がなく、メディアアートなどを取り入れた創作活動も行い、マルチメディア作品も発表しておりますね。自身のアルバム制作のみならず、映画産業や演劇界ともかかわりが深く、1984年の映画「バーディー」(アラン・パーカー監督)、 1988年の「最後の誘惑」(マーティン・スコセッシ監督)、2002年の「裸足の1500マイル」(フィリップ・ノイス監督)などのサントラを担当しています。多方面にわたる旺盛な活動のせいで、自身のポップ・アルバム制作に関しては非常な寡作振りです。

●ディスコグラフィー

・ジェネシス在籍時
1969年 「創世記」
1970年 「侵入」
1971年 「怪奇骨董音楽箱」
1972年 「フォックストロット」
1973年 「ライブ」
1973年 「月影の騎士」
1974年 「眩惑のブロードウェイ」

・ソロ時代
1977年 「ピーターガブリエル」 (Peter Gabriel I )
1978年 「ピーターガブリエル II」(Peter Gabriel II )
1980年 「ピーターガブリエル III」(Peter Gabriel III )
1982年 「ピーターガブリエル IV」(Peter Gabriel IV )
1986年 「So」
1992年 「Us」
2002年 「Up」

シェイキング・ザ・トゥリー~グレイテスト・ヒッツ
EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
2009-03-11
ピーター・ガブリエル

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フェイバリット・アルバム「シェイキング・ザ・トゥリー グレイテスト・ヒッツ Greatest Hits」

ベスト・アルバムを選ぶのはどうかとも思ったんですが、あまりピーターをご存じない方でも彼の辿った軌跡を知るには最も無理のない、とても流れの良い作品なので。もちろん“スレッジハンマー”も収録されていますが、個人的に好きなのはケイト・ブッシュとの美しいデュエット曲だったりします。あと、「So」以前のまだまだとんがってた頃の大名曲“ショック・ザ・モンキー”もね。

5.ケイト・ブッシュ Kate Bush

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私にとって、ケイトの音楽は人生の一部。彼女に関しては、こちらこちらこちらこちらで、命枯れ果てるまで語りつくしているので(笑)、もう思い残すことはありません。

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フェイバリット・アルバム1「愛のかたち」

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フェイバリット・アルバム2「センシュアル・ワールド」

この2作品は、ケイトに内在するポップス性とアート性の、両極の頂点を示すものだと思っています。


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