House of M

アクセスカウンタ

更新情報

zoom RSS 銃を取るのは誇りのため−「荒野の七人The Magnificent Seven」

<<   作成日時 : 2016/09/09 12:19   >>

ナイス ブログ気持玉 14 / トラックバック 0 / コメント 0

「最後にはいつでも農民が勝つのだ」

画像

「荒野の七人 The Magnificent Seven」(1960年製作)
監督:ジョン・スタージェス
製作:ジョン・スタージェス
共同製作:ルー・モーハイム
製作総指揮:ウォルター・ミリッシュ
原作:黒澤明&橋本忍&小国英雄「七人の侍」
脚本:ウィリアム・ロバーツ&ウォルター・バーンスタイン(クレジットなし)&ウォルター・ニューマン(クレジットなし)
撮影:チャールズ・ラング・Jr
音楽:エルマー・バーンスタイン
出演:ユル・ブリンナー(クリス・アダムズ)
スティーヴ・マックィーン(ヴィン)
チャールズ・ブロンソン(ベルナルド・オライリー)
ジェームズ・コバーン(ブリット)
ロバート・ヴォーン(リー)
ホルスト・ブッフホルツ(チコ)
ブラッド・デクスター(ハリー・ラック)
イーライ・ウォラック(カルヴェラ)
ウラジミール・ソコロフ(長老)
ジョン・アロンゾ(ミゲル)
ロゼンダ・モンテロス(ペトラ)
ヨルグ・マルティネス・デ・ホヨス(ヒラリオ)
リコ・アラニス(ソテロ) 他。

メキシコの寒村イストラカンでは、毎年収穫の時期になると、カルヴェラ率いる野盗の一味になけなしの収穫を奪われていた。目の前で村民が撃ち殺されるのを目の当たりにしたミゲル達は、村長ヒラリオの制止を振り払って長老の教えを仰ぎにいく。長老は銃を持って野盗一味と戦うことを指南し、街へ下りて銃を手にいれるよう諭す。ミゲルら3人の村民は、銃を購入すべく、村の財産を全てもって街へ赴く。
ところが偶然出会ったガンマン、クリスは、村民達に銃ではなくガンマンを雇うことを提案する。街には賞金稼ぎの仕事にあぶれたガンマン達があふれているからだ。しかし貧しい村のことゆえ、今回のカルヴェラ一味との戦いという仕事に対しては、ガンマン1人につき20ドルの報酬しか支払うことは出来ない。さすがのクリスも割に合わない報酬の低さに躊躇するが、村民達の必死の願いに心打たれ、彼らのために働くことを決意した。
クリスは40名の野盗に対抗するため、凄腕のガンマンを探し始める。街で出会ったヴィン、クリスがその腕に惚れ込んでいるナイフ使いの名手ブリット、噂を聞きつけて自ら志願したお調子者のハリー・ラック、たった1人で大勢のチンピラをのした武勇伝を持つオライリー、キザな賞金稼ぎで早撃ちのリー、農民出身ながら銃の扱いに長けた若者チコ。彼らはイストラカンに乗り込んだが、銃を持った人間を極端に恐れる村民達は7人のガンマンに対しても冷ややかだ。冷静沈着なクリスは、ガンマン達のリーダーとして村民に接し、カルヴェラ打倒の為両者の密な協力関係が必要だと説得する。

画像

ようやくガンマン達を受け入れた村民は、クリスの指導の下、村の周囲に防護壁を築いたり銃の訓練を行い、来るべき一味との決戦に備える。当初はギクシャクしていたガンマンと村民の間の関係も次第に親密さを増し、ガンマン達の方でも、はじめて味わう仲間意識と村民との擬似家族めいた暖かな環境に居心地の良さを覚えるのだった。
やがて村にやってきたカルヴェラ一味は、ガンマンをはじめ、予想外の村民達の反抗にでくわし、慌てて逃げ帰る。はじめて野盗を追い払った喜びに沸く村民であったが、カルヴェラは反撃の機会を虎視眈々と狙っていた。野盗といえど、カルヴェラ達も日々の食糧にこと欠くほど飢えは切迫していたのだ。そしてクリスの懸念どおり、血で血を洗う戦いの恐怖に耐えられなくなってしまった村長ヒラリオは、子供達を守るためにカルヴェラに永遠の降伏を示すことにする。肝心の一味との決戦を目前にして、ガンマン=村民の連携は崩れ、7人のガンマン達は心を村に残したままカルヴェラ達に屈辱の武装解除を強いられる。
こうして、一度は村の外に出たガンマン達であったが、村民達への愛着と己の誇りのため、彼らはたった7人で40名の盗賊達に戦いを挑むのだった…。

荒野の七人 アルティメット・エディション [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2007-02-02

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る


私が西部劇好きになった原因を作ったのは実父です。普段は短気で気難しい父も、西部劇の話をし始めると目がキラキラ輝き始めたのをよく覚えていますねえ。そして、日曜洋画劇場で西部劇が放映される日には、特別に夜更かしする許可を与えてくれたものです。
彼の一押しはやはりジョン・ウェイン。私は「真昼の決闘」のゲイリー・クーパーにベタ惚れしていたのですが(スマートで素敵でしたし)、父にしてみれば、あんまりいい男過ぎるのは気に食わない模様(笑)。ですが、私達双方が揃って気に入っていた作品は、この「荒野の七人」でした。

黒澤明監督の名作中の名作「七人の侍」に感動し、これを西部劇に翻案すればいい映画が撮れると踏んだユル・ブリンナーは、東京在住の知人を通じて、かの作品に関するあらゆる権利を買い占めるよう指示。そしてこの作品で、念願の監督デビューを目論んでいたそうです。ところが、この「七人の侍」のリメイクに着目していたのは彼だけではなく、共同製作としてクレジットされているルー・モーハイムとアンソニー・クィン(「道」)も同様でした。当初はユルが監督、モーハイムが製作、アンソニーが主演という形で企画がスタートしたそうですが、やはりユルに主演を望む声が大きく、いつのまにかアンソニーは企画からはずされてしまったとか。新たに、製作総指揮に大手の映画会社に属さぬ独立系プロデューサーであったウォルター・ミリッシュを迎え、監督に「ガンヒルの決斗」などのジョン・スタージェスを抜擢、以降は彼らの采配で配役等も進められたそうです。
「七人の侍」オリジナルのストーリーを、メキシコの寒村を舞台にした西部劇に仕立て直した脚本家は、実はウォルター・ニューマンでありました。無駄のないテンポのよい展開と、7人のガンマンそれぞれのキャラクターを上手く描き分け、さらに村民達と盗賊団の内情にまで踏み込んだプロットは、どこもいじり直す必要のないほどタイトな脚本であったそうです。ところが配役も決まり、メキシコでロケが始まった段階で、メキシコ政府側から映画に登場するメキシコ人の描き方について、かなり細かい注文が入りました。撮影を円滑に進めるため、製作側は脚本の細部の手直しを要求されます。メイン脚本家であったニューマンがメキシコに赴くことが出来なかったため、代理でウィリアム・ロバーツらがリライトを手がけました。ニューマンは映画完成後、脚本家として単独のクレジットを製作陣に要求するも却下され、“共同”脚本家として明記すると宣告されました。それに腹を立てたニューマンは、結局クレジットから自らの名前をはずすよう返答。そこで、せっかく脚本のアウトラインを纏め上げながら、彼の名前は永遠にクレジットされない羽目になってしまったのです。

画像

あまりにも有名なメインテーマを作ったのは、当時まだ駆け出しであった作曲家エルマー・バーンスタインです。エキゾチックな民族音楽のリズムとダイナミズムを併せ持つメインテーマは、映画冒頭から印象的に流され、観る者を一気に「荒野の七人」の世界へ誘ってくれます。この作品が、単なる時代劇のリメイクではなく、ひとつの独立した西部劇としてユニークな世界観を持っていることを感じさせてくれるのですね。バーンスタインは、その後スタージェス監督と何度もコンビを組むことになりますが、この作品は彼らの記念すべきコラボレート第1作目でもあったわけです。
スタージェス監督は、映画作品として望み得るすべてのドラマ要素を備えた「七人の侍」に敬意を表しながらも、そこは西部劇らしさを尊重した絵作りを心がけたそうです。まず肝心要の俳優選びは、脇役に至るまで細心の注意を払って行われ、主役のユルと拮抗する魅力を持ちながらも、まだブレイク未明の者が多く選出されました。

画像

常にリーダーのクリスと行動を共にし、明るいムードメイカー的役回りのヴィンにはスティーヴ・マックィーン。彼はこの映画に出る前は駆け出しのテレビ俳優にすぎず、なんとかこの役を足がかりにチャンスを掴みたいと願っていたそうです。セリフの少なさを補うため、現場ではユルが演技する隣で帽子を被りなおしたり、ハエを追い払う仕草をしてみせたりする小芝居(笑)で目立とうと画策。終いにはユルに大目玉を食らったそうです。とにかく彼の上昇志向と野心はすさまじく、自分の見せ場が少ないことを共演のジェームズ・コバーンやブラッド・デクスターらに愚痴ることしきり。

画像

しかもマックィーンは、本当はドイツ人ホルスト・ブッフホルツが演じた、農民上がりのガンマン、チコの役が欲しかったのだとか。確かに、ヨーロッパ人が激しやすく単純なラテン系の若者を演じるというのは、当時でも周囲を驚かせたキャスティングだったようですね。ですが、ブッフホルツはいささかの違和感もなく、やがては村の美しい娘ペトラと不器用な恋に落ちるチコを瑞々しく演じています。このチコという男、腕はいいが血気盛んで暴走気味な青年で、冷静沈着なクリスにすぐさまその欠点を看破されてしまいます。憧れていたアイドルにバカにされて荒れるものの、結局小犬がシッポを振りながら飼い主についていくように、7人目のガンマンとなるわけですね。

画像

私が個人的に一番気に入っているオライリーは、メキシコとアイルランドの混血児という設定です。後年の「デス・ウィッシュ」シリーズのポール・カージーを髣髴とさせる、孤高の暴れん坊といったキャラクターですね。厚い胸板、引き締まった身体で、男の色気ムンムンだったチャールズ・ブロンソンが扮しています。薪を割ったり、あるいは村で防護壁を建てたりといった肉体労働に従事するシーンが、こんなにしっくりくる俳優も珍しいでしょうね。天涯孤独の身の上であるオライリーが、ひょんなことで親しくなった村の子供達3人組と微笑ましい交流をするシーンが大好きです。特に、土壇場でガンマン達を裏切って盗賊団に屈してしまった村長ヒラリオを、負け犬呼ばわりする子供達に怒りを爆発させるシーン。「家族を守るために必死で働いているお父さんたちが世界一の勇者だ」という名セリフも彼のものです。ガンマン達は皆、村民と触れ合う中で、大なり小なり擬似家族のような連帯感を抱くに至るのですが、村民達に最も近しい感情を持っていたのは実はオライリーではないかと思うのです。あくまでガンマンとしてのこだわりを捨てきれない他の6人に比べ、彼は銃でもって子供達を守り、立派に父親の身代わりを果たしたいと内心願ったのではないでしょうか。だとすれば、彼がいまわの際に、子供達に自分の名前を忘れないでくれと乞う姿は痛ましいものですね。ブロンソンは、1963年の「大脱走」でもスタージェス監督やマックィーンと組み、またしても雄のフェロモン満載な役に扮することになります。

画像

銃よりも実はナイフの扱いの方が達者なブリットを演じたのはジェームズ・コバーン。ひょろっと背が高く、いささか長すぎる手足を持て余し気味に動かすブリットも、劇中ではかなり印象的でしたね。彼だけは報酬の額など眼中になく、ただ自分より強い敵と戦いたいという信念だけで立ち回ります。無口で、滅多にクリスに意見することなどない男ですが、村民達に裏切られても尚、真っ先にカルヴェラ打倒に立ち上がるのは実はこのブリットなんですね。無言実行。高倉健も真っ青です(笑)。男はかくあるべし。

画像

出番は少ないですが、ハンサムでキザったらしい早撃ちのリーを演じたのは、テレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」で大スターとなるロバート・ボーン。腹の中では一体なにを企んでいるのかいまひとつ読みきれない、油断ならない男といった役回りを、持ち前の冷ややかな容貌で表現していました。そんな怖いもの知らずのリーでさえ、いつ自分の腕が衰えて殺されるかという恐怖に苛まれ、それにたった1人で耐えねばならない現実に押しつぶされそうになっているのです。
あくまでこの7人のガンマンは契約で結ばれた仲間に過ぎません。友達ではないわけです。いくら愛着が沸いたといっても、村民達との関係も契約の上に成り立つもの。基本的にガンマン達は皆孤独なのです。仕事ゆえ家族も家も持つことを許されず、仲間といえば、いつも腹の探り合いをしなければならぬ人間ばかり。劇中彼らが初めてその苦しい心中を吐露しあうシーンは、従来の西部劇にはなかった重苦しい雰囲気ですね。それゆえ今作は、本来単純明快な構造の作品がほとんどであった西部劇映画の中でも、異色の作品と位置づけられます。

7人の中で最も報酬に固執していたのはハリー。演じるのは、ロバート・ワイズ監督の「深く静かに潜航せよ」や、1962年のユルの主演作「隊長ブーリバ」にも出演したブラッド・デクスターです。しかしハリーは持ち前の陽気さで、とかく沈みがちな村民達にユーモアを振りまきます。ありもしない“どでかいヤマ”を最後まで信じ、カルヴェラ達との激戦中、7人の中で最初に命を落としてしまうのです。ドライなプロらしく、村民が契約を反故にするやいなや、すぐさま彼らに別れを告げるものの、結局良心の呵責を無視することができなかったお人よしでもありますね。

画像

カルヴェラという悪党を演じて強烈な印象を与えたのが、イーライ・ウォラック。彼は元々演劇畑出身の演技派俳優です。ですから、ただ単に銃を振り回して暴れるだけの役なんてイヤだとごねていたらしいのですが、脚本に盗賊達ののっぴきならない内情にも触れるシーンがあったため、出演を決意したそうです。素顔は穏やかな彼が、劇中ではまるっきりラテン系のワルにしか見えないのですから、さすがは役者。最後の激戦でクリスにとどめを刺されますが、一筋縄ではいかない男を生き生きと演じていましたね。

画像

劇中では、ガンマン達と最初に交流する村民ミゲル役を演じたジョン・アロンゾは実はアメリカ人で、俳優から後に撮影監督として名声を博した変り種です。ロマン・ポランスキー監督の「チャイナタウン」や、マーチン・リット監督の「ノーマ・レイ」、ブライアン・デ・パルマ監督の「スカーフェイス」等々、そのフィルモグラフィーにはキラ星のごとき作品群が名を連ねます。スペイン語が堪能であったため、イーライ・ウォラックの手下役のメキシコ人エキストラ(英語はまるで話せない)や、作品の監修にもあたっていたペトラ役のロゼンダ・モンテロス(同じく英語はダメ)の通訳や、メキシコ政府と製作スタッフとの間の調停役も買って出る活躍だったそうですよ。度重なる脚本のリライトを経て、悪と正義の間で揺れ動く村民達の悩める心情や、断腸の思いでガンマン達を裏切るに至る経過が加えられ、ストーリーはより深みを増していきました。生き残ったクリス達を見送る長老の言葉「最後にはいつでも農民が勝つのだ」が、一際大きな意味を持つようになったわけですね。これでこの作品が、単なるドンパチに終始しない翳りを伴った西部劇になり得たと思います。
現場での努力の成果か、この作品は娯楽映画としては珍しく、メキシコ政府から内容に対して抗議の出なかった作品となりました。撮影中は、抜き打ちでメキシコ側の視察団がやってきていたそうですから、スタッフの苦労たるや相当なものだったでしょう。おまけに俳優達は皆、隙あらば目立とうとチャンスを窺っている連中ばかり。7人のガンマンが馬に乗ってイストラカンへ向かうシーンで、よーく目を凝らすと、皆それぞれ帽子を触ったりタイを締めなおしたり、好き勝手なアドリブ芝居をしてるんですね(笑)。カメラの向こうでスタージェス監督は頭を抱えたそうですが (笑)、これだけクセのある野心的な男どものアンサンブル演技を纏め上げた監督の功績は、もっと評価されてもいいのでは。

画像

しかし俳優達の間にも、撮影が進むごとに強い連帯感が生まれます。彼らは一緒にガンさばきの練習に打ち込み、また必ず「七人の侍」を観てから撮影に臨んでいたそうですから、その気合いの程が伺えようというもの。ただ完成した作品は、アメリカで封切られた当初は芳しい評価を得ることができませんでした。当然興行収入も伸び悩み、早々に公開打ち切りの憂き目に合います。ヨーロッパでの大ヒットを受けて、アメリカで再公開された際にようやく正当な評価を与えられた作品は、以降テレビでも繰りかえし放映され、シリーズ第3作まで製作されることになります。
この作品は、古きよき西部劇としては最後の名作だと言われています。この後西部劇は様々に変容を遂げ、イタリアでは異色のマカロニ・ウェスタン誕生を促し、またアメリカ国内では“ニュー・シネマ”という新しい潮流に少なからぬ影響を与えます。完全無欠と信じられていたヒーローも、実は悩み多き人生を送っている1人の人間にすぎないという定義は、この作品に映画史上非常にユニークな位置づけを与えていると言えるでしょうね。現在に至るまで、アメリカ映画のヒーローは皆不完全な人間ばかり。その雛形になったのは、疑問の余地なくこの「荒野の七人」です。だからこそ、観客の共感と感情移入を得て、この作品は今も尚広く愛され続けるのでしょう。

黒澤明監督は、「荒野の七人」完成後、スタージェス監督やプロデューサーのウォルター・ミリッシュに祝いの電話をかけたそうです。彼は映画をオリジナルと比較するような無粋な真似は一切せず、優れて面白い西部劇の誕生を純粋に喜んでいたとか。西部劇とは、時代や文化の相違を超えて、観る者を童心に戻す力を持つ不思議なジャンルであるのですね。

さてさて。この作品のユル・ブリンナー的見所ですが。

画像

そりゃあもう、自分のために企画した映画ですから、初登場のシーンからいきなりかっこつけてますよ(笑)。ブーツのかかとでマッチを擦り、葉巻に火をつける仕草なんざあなた、“喧嘩売ってんのか?!”というぐらい(笑)、映画的キザの極致。ミュージカル作品でオスカーをとった俳優ですから、普通に喋る声も張りがあっていいですしね。
ただまあ難を言えば、今回例冷静沈着なリーダー役ということで、感情をむき出しにするシーンがないため、物語を通じて表情があまり変わらないことでしょかね。いつでもどこでも同じ顔をしているというか。彼は、他の作品でも同じような役回りを演じることが多いので、余計に気になる点であるでしょう。
それから、ガン捌きが存外下手だという事実(笑)。銃を構える様がなっちゃいないというので、マックィーンらが手ほどきしたという逸話まで残っています。それもありうるかもしれません。だって画面をよく見ると、発砲する瞬間、ユルったら目をつぶっているんですよ(笑)。百戦錬磨のガンマンがそれじゃまずいでしょう(笑)。安心して見ていられるガンアクションを披露してくれているのは、やはりマックィーン、ブロンソンだと思いますね。

ああ、それにしても。

かのクリント・イーストウッドが西部劇との決別を宣言して以来、本当に面白い西部劇映画はなくなってしまったように思います。元々市場の厳しいジャンルゆえ、優れた脚本とカリスマ性のあるスター俳優が生まれなければ、いよいよもって西部劇映画の未来は暗いでしょう。寂しいですねえ…。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 14
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い 面白い 面白い

にほんブログ村

銃を取るのは誇りのため−「荒野の七人The Magnificent Seven」 House of M/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる