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zoom RSS I, love Robots…「愛しのロボットバトン」

<<   作成日時 : 2011/11/19 22:30   >>

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全く関係ない話で恐縮ですが、私は“ロボット”と聞くと、反射的にStyxの迷曲“ミスター・ロボット”の♪ドモアリガット、ミスタロバット♪という背中が痒くなりそうなフレーズが、頭の中で木霊します(大笑)。1983年のナンバーですから、こういうピコピコしたサウンドが流行ってたんですよ!いやもう、ヘンなプログレッシヴ・ロック・バンドでしたねStyx(微笑)。一時期猛烈に聴きまくってました。懐かしいな。…尤も、彼らをプログレのカテゴリに入れると、怒る方々も一部におられるのですけどね。

Styx Mr Roboto

このビデオにも出てくる“ロボット”のデザインですが、なんとあのスタン・ウィンストンが手掛けています。アルバム(もちろんリアルタイムで買いましたとも・笑)のジャケットにもどーんと登場していました。今見るとシュール…。

そうそう、懐かしついでに恥ずかしい過去を告白すると、Styxのギタリストでボーカルも滅法上手かったトミー・ショウは、多感な少女時代のわたくしめの王子様でございましたよ。はっはっは。でもね、彼がリードボーカルをとった“Boat On The River”は、物悲しいメロディが耳について離れない名曲ですよ、ええ。…本題とは一切関係ないのですが、動画を貼らせてください。お願い、聴いて。

Styx - Boat On The River



世にある映画には、大小様々、見てくれも性格も千差万別のロボットがたくさん登場します。ある者は人間のよきパートナーとなり、またある者は創造主たる人間に反旗を翻したり。しかし彼らに共通していえる事は、人間のために作り出されたロボットが皆、図らずもその人間のアルター・エゴになっているということでしょう。このロボットが従うべき行動原理である、“ロボット工学三原則(ロボット三原則)”についてもう一度おさらいしておきましょう。

「ロボット工学三原則」

第一条 :ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条: ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条: ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

―アイザック・アシモフ著「われはロボット」より抜粋


われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)
早川書房
アイザック・アシモフ

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アシモフの短編作品「われはロボット」に登場したロボット達が、ある一定の原理に則って行動していることをみてとったSF雑誌編集者のジョン・W・キャンベルJrは、その行動原理を3箇条にまとめました。これが上記したロボット工学三原則ですね。この理念は、その後量産されたSF作品すべてに適用され、もちろん映画に登場するロボットたちも、この三原則から逸脱しないよう行動することになります。しかしながら、彼らロボットが創造主の意思に反して自我をもってしまったことで、この非人権的な三原則と己のアイデンティティの板ばさみになって葛藤する部分に、様々なドラマが生まれるわけですね。
ちなみに、この「われはロボット」ですが、2004年にウィル・スミス主演(「アイ,ロボット」)で映画化されています。原作とあわせてどうぞ。


●愛しのロボットバトン

1.友達になれるロボットは?

「天空の城ラピュタ」に出てきたロボット兵。

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「天空の城ラピュタ」(1986年製作)
原作・脚本・監督:宮崎駿
プロデューサー:高畑勲
作画監督:丹内司
原画頭:金田伊功
美術監督:野崎俊郎、山本二三
音楽:久石譲
物語自体は、私には難しい哲学が満載でいまひとつだったのですが(^^ゞ、このロボット兵はいいですね。破壊力抜群の殺人兵器ではありますが、接し方次第で心強い友達になれそうな気がします。映画をご覧になった方はわかっていただけるかな。


2.お出かけにつれて行きたいロボットは?

「スター・ウォーズ」シリーズに登場する、R2-D2。

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このいぢらしいボディのなかにあらゆる機能を備え、しかもあらゆる環境に耐えうる設計がなされているという、実に健気なロボットです。「スター・ウォーズ」サーガを全て記憶している、ある意味語り部的存在。


3.家事手伝いをして欲しいロボットは?

同じく「スター・ウォーズ」シリーズに登場するC-3PO。

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プロトコル用ドロイド(ロボット)らしく、いちいち礼儀作法にやかましいヤツですが、英国上流家庭で働く執事的役割も充分に果たしてくれるでしょう。今C-3POを猛烈に必要としている主婦がここにおります(笑)。


4.家を守ってもらいたいロボットは?

ロボットかどうかは意見の分かれるところでしょうが、昔懐かしいテレビシリーズ「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」の、サイボーグ美女ジェミーにお願い。

画像

「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」(1976年から1978年まで第3シーズンまで放映)
監督&製作:ケネス・ジョンソン
原作:マーティン・ケイディン
脚本:ハーヴ・ベネット
出演:リンゼイ・ワグナー(ジェミー・ソマーズ)
リチャード・アンダーソン(オスカー・ゴールドマン局長)
マーチン・E・ブルックス(ドクター・ルディ・ウェルズ)
リー・メジャーズ(スティーブ・オースティン大佐)他。

元プロテニスプレイヤーのジェミー・ソマーズは、スカイダイビング中の事故により瀕死の重傷を負ってしまいます。婚約者であるスティーブ・オースティン大佐の奔走で、科学情報局(OSI)は彼女の両足、右腕、右耳をサイボーグ化することに。一命を取り留めた彼女は、しかし移植手術の影響で過去の記憶を全て失ってしまいました。新たにバイオニック・ジェミーとして生まれ変わった彼女は、OSIのメンバーとして特別諜報活動に専念します。
懐かしいですねえ(笑)!私このドラマはリアルタイムで観てました。とにかくジェミーの美しさとかっこよさに惚れ惚れ。子供心に憧れたものです。言ってみれば「チャーリーズ・エンジェル」のSF版、「エイリアス」の元祖ですよね。主演のリンゼイ・ワグナーは番組の内容にも深くかかわり、脚本執筆にも参加していたそうです。まあ確かに、単なるお色気アクションドラマに留まらない時事的な面白さもありましたね。核兵器をめぐる攻防戦を描いたエピソードなども、アメリカで高い評価を得ました。しかし今から思えば、ジェミーがコスプレして潜入捜査するというエピソードが多かったような気もしますが(笑)。
元々は、同じ設定のテレビシリーズ「600万ドルの男」で大好評を得たキャラクター、ジェミーのスピン・オフ企画だったのですが、本家をしのぐ人気ぶりに、ついに第3 シーズンまで制作されることになったのだそうです。なんといっても、リンゼイの清楚で健康的な魅力あってのシリーズでしたね。
●エミー賞
1977年ドラマ・シリーズ部門主演女優賞リンゼイ・ワグナー(受賞)
●ゴールデン・グローブ賞
1978年TVドラマ部門女優賞リンゼイ・ワグナー(ノミネート)
1977年TVドラマ部門女優賞リンゼイ・ワグナー(ノミネート)
2007年には、リメイク版のテレビシリーズも制作されました。


5.解体しておきたいロボットは?

「エイリアン」のアッシュ。

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでおなじみの名優イアン・ホルムが不気味に演じていた、一種のサイコパス・ロボットです。研究のため、エイリアンを捕獲する命を密かに受けていた彼は、ノストロモ号の乗組員を怪物の生贄にすることも厭いませんでした。彼のたくらみに気づいたリプリーによって解体され、頭部だけの姿に成り果てても、白い潤滑液を吐きながら彼は愚かな乗組員たちの運命を嘲笑し続けます。その姿はロボットというよりも、一切の良心をなくし、欲望に凝り固まった人間そのもの。姿かたちが人間そっくりであるゆえに、恐ろしさも倍増していました。個人的には、わかりやすいエイリアンの恐怖より、人間社会に紛れ込んでいるアッシュのような“悪意”がより不気味でしたね。


6.あなたがロボットに組み込む三原則は?

第1条:ロボットは絶対に人間に危害を加えてはならない。
第2条:ロボットは第1条に反しない限りにおいて、自由意思と権利を持つべきである。
第3条:ロボットの活動期間は有限とする。


7.あなたがロボットに生まれてきたとき、人間になりたいと思うでしょうか?

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「ブレードランナー」に出てきたレプリカントたちは、創造主たるタイレル社社長になにを望んでいたのでしょうか。彼らは人間になりたいと思っていたのでしょうか。そうではないと思います。人間だってレプリカント同様有限の命しか持ちえません。だからこそ、生きている間の時間が輝き、意味のあるものになっているわけです。人間の酷使から脱走したレプリカントたちの真の望みとは、彼らにも人としての尊厳を与え、活動する間の時間を有意義にさせてほしいということに他ならないでしょう。

もし、ロボットにも人に対するのと同様のリスペクトが与えられるならば、私はロボットとして生きることを厭わないと思います。それに今の世界には、尊厳を奪われた過酷な環境で生きるしかない人々も大勢います。あるいは、飽和状態の物欲社会で、自ら人間らしさを放棄したかのような生を消化するのみの人々も。一口に人間といっても、この社会では多種多様な立場の人間がいます。人間に生まれ、生きることが果たして幸せなのかどうか。それすらわからなくなっている現代社会の皮肉を感じざるを得ません。


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