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zoom RSS 拝啓、愛しのモンスター。Monsters From the Edge.

<<   作成日時 : 2014/09/02 23:29   >>

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【問い】あなたが愛するモンスターについて、以下の質問に答えなさい。


1.あなたが好きなモンスターは?


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モンスター・マスターこと、故H.R.ギーガー氏デザインによる、映画「エイリアン」(1979年)のエイリアン。SFホラー映画の金字塔となり、後続のエイリアンもののお手本にもなったこの作品は、リドリー・スコット監督が映画界にその名を広く知られるきっかけになりました。しかしながら、これもよくある話で、スコット監督にとっては今作は単なる雇われ仕事だったというのですから、運命とは面白いもんです。ついでながら、元々彼はSFという分野にもあまり興味を持っていませんでしたが、後にやはりカルトSF作品の名作となった「ブレードランナー」(1982年)を撮っています。
実は「エイリアン」には、シガーニー・ウィーバー扮するヒロインが、エイリアンに形を借りた異形のものにレイプされるといった暗喩も含まれているそうです。事実シガーニー自身もインタビューで、この映画はレイプ・ムービーだという見解を示していました。そういう目でこの作品を観直せば、確かにこのエイリアンの造形はかなり猥雑な雰囲気を感じるものでしたね。

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原案と脚本は、ジョン・カーペンター監督のデビュー作にしてカルト作となった(笑)愛すべき珍品「ダーク・スター Dark Star」(1974年)を製作したダン・オバノン。この企画は、本当はオバノンが自分で監督するつもりだったとか。しかし共同脚本を手がけたロナルド・シュゼットに説得されて、渋々脚本を映画会社に売ったそうですが、そうしておいて正解だったかも(笑)。かくいう彼も、1985年の「バタリアン」で念願の監督デビューを飾りました。コメディ・タッチなんだけど所々シリアス風味という微妙な演出と、ぐちゃどろSFゾンビが大活躍するスプラッター映画で大ヒットをものにしました。ああそういえば、こちらにも強烈なモンスターが登場しますよね。オバタリアンではありませんよ(笑)。

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それからもうひとつ、“ダメな方のアンダーソン”こと、ポール・W・S・アンダーソン監督による「エイリアンvs.プレデター Alien vs. Predator 」(2004年)のプレデター!アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「プレデター Predator」(1987年)では、ただひたすら野獣臭さしか感じなくていまひとつだったのですが、このパロディ続編(?)ではえらくかっこいいのですよ!なんだか孤高の野武士みたいな風情で。タイトルどおり、エイリアンと若きプレデターが地球を舞台にして戦いを交えるという、地球と人類にとって迷惑極まりないお話なのですが (笑)、造形の出来は明らかにプレデターの方が上。監督自身、エイリアンよりもプレデターの方に思い入れがあることがまるわかりですね。

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あともう一つ、彼らを“モンスター”と呼びたくはないのですが、故レイ・ハリーハウゼン(Ray Harryhausen)が生み出したクリーチャーたちは全部大好き。

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才能ある職人の手作業によって生み出される独特のぬくもり、映画を観る者の想像力と、子供時代への甘酸っぱい郷愁を掻き立てる純粋さが、ハリーハウゼンのクリーチャーたちには確かにありますね。当館内のレイ・ハリーハウゼン追悼記事はこちら


2.あなたが嫌いなモンスターは?


以前は、SF映画にしょっちゅう出てくる、緑色(あるいは灰色)で小さくて頭でっかちでガリガリの連中が苦手でした。
↓こんなのな。

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映画「コミュニオン/遭遇 Communion」(1988年)に出てくる限りなくチープなこの連中は、よりによってクリストファー・ウォーケン様をアブダクトし、そのお○りの穴に電極を入れて…。一体、何の実験だよ、許せん(笑)。作家ホイットリー・ストリーバーが、自らの実体験だと主張していた出来事―エイリアンにアブダクトされた―を元に執筆したという、宇宙人との恐怖の遭遇を描いた小説の映像化です。その著書「宇宙からの啓示 ―異星人遭遇記録 Transformation -The Breakthrough」と「コミュニオン―異星人遭遇全記録 Communion -A True Story」は発表当時、大きな議論を巻き起こしましたが、真実はあくまでも藪の中です。
そのストーリーバー氏自身が脚色を担当し、製作まで手がけたという入魂の映画ではあるのですが、なにしろ全体的に見所の全くない出来。名のある俳優を起用しても監督に才能がなければ、かくも作品は救いがたいものに堕ちるという見本のような映画でした。

…とまあこんな具合に、昔はリトル・グリーン(グレイ)・マン系列の宇宙人が苦手だったんですが、「宇宙人ポール Paul」を観た後は彼らへの偏見を捨てることができました(笑)。


3.鳥肌のたったモンスターは?


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子供の頃よくテレビで放映されていた「黒い絨氈 The Naked Jungle」(1954年)に出てきた、人喰いアリちゃん達。クライマックス、文字通り黒い絨氈と化したアリの大群が人々に取り付いていき、その肉体を余さず食い荒らしていくんです…。ぞわぞわぞわ。ハリウッド黄金時代に製作されたバイロン・ハスキン監督のパニック・ムービーものの一つなのですが、主演はなんとチャールトン・ヘストン!作品自体もなかなか面白かった記憶はあれど、とにかくあの人喰いアリちゃんたちの大群の映像を思い出すにつけ…(実は今でも覚えてる…涙)…、今作を見返そうという気が萎えてしまいます。正直、トラウマになったほど怖かった。それからしばらくの間、布団の中とかカーペットの下とかに人喰いアリが潜んでいやしないかと、うぶ毛を逆立てながら過ごしていました。


4.ペットにしておきたいモンスターは?


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モンスターというのとはちょっと違うかもしれませんが、「ジム・ヘンソンのストーリーテラー」の第5話“兵士と死に神”に出てきた、赤鬼みたいな風貌の悪魔。劇中、主人公の兵士は、こいつの足を折り取って家来にしてました(笑)。この悪魔、兵士の息子が死にそうになったとき、兵士のために死に神を追い払う方法を授けるんですよ。便利ですよねえ!1匹家来にしておいて、困ったときに呼び出して働かせてみたいものです。

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あと、ペットというより、こんな友達が1人いたら面白かろうと思うのが、「悪魔の毒々モンスター」(1984年)シリーズの毒々モンスター。いじめられっこメルビンがある日核廃棄物の樽の中に落ち、世にもぶっさいくなモンスターに変貌します(でも下半身はバレリーナなの♪)。彼は、自分を虐めた連中を血祭りに上げ、ついでに危険極まりない原発の責任者を始末したため、街を浄化した英雄と謳われます。…手にはモップ持ってますが (笑)。
メルビン君は後に、呼ばれもしないのに東京にやってきて、関根勉や安岡力也などと親交を深めました(苦笑)。ついでに銭湯も初体験。「悪魔の毒々モンスター、東京へ行く」というアホ映画ですが、観るだけ時間の無駄かと思われますので(笑)無視してくださって結構ですよ。


5.あなたが襲われてもいいモンスターは?


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「クィーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」(2002年)の反逆のヴァンパイア、レスタトと、全てのヴァンパイアの母である女王アカーシャ。襲われてもいいというか、このお2人なら、されるがままになるしかないかと思わせてしまいます。この映画でのレスタトは、前作「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」(アン・ライス原作)のトム・クルーズからスチュアート・タウンゼントにスイッチしましたが大正解でした。美形俳優タウンゼントの妖しさ満点の色気と、飛行機事故で22歳の若さで夭折した歌手アリーヤ(アカーシャ役)の説明しがたい存在感は大変魅力的でしたね。やっぱり襲われてもいいと思うからには、モンスターは圧倒的な魅力を持っていなくては。
ただし、作品の質を問うならば、残念ながら前作「インタビュー〜」には及びません。なんとなく、アリーヤのプロモーション・ビデオのようなイメージに終始。


6.こいつにだけは襲われたくないモンスターは?


我らが「ドクター・フー」(英国で1963年から放映が開始された超長寿カルトSF番組。日本でもNHK-BSで放映済み。タイムマシーン“ターディス”を操り、時空間を自由に旅するエイリアン、ドクターとコンパニオンである女性の相棒の冒険譚)の、ドクターの宿敵ダーレク。

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デザインはご覧のとおり非常にレトロなのですが、中に入っているスカロ星の種族“カレド”は、遺伝子操作で憎悪以外の感情を全て抹殺している奴。二言目には「抹殺せよ」「服従しろ」とほざく、見ていて本当に腹が立つモンスターです(笑)。こいつだけには襲われたくないというより、むしろこいつにだけは絶対負けたくない(笑)。昔のシリーズでは、最低最悪の異星人と言われながらも、外側の鎧の構造のせいで階段ひとつ登れないマヌケだとバカにされていたのですが、2005年から放映開始された新シリーズでは、なんと浮遊できるように進化しておりました(笑)。ますますもって負けたくない相手ですな。


7.こいつには勝てる!モンスターは?


「スター・ウォーズ」シリーズに出てきた、惑星タトゥイーンに本拠を置く犯罪組織ハット・カルテルの首領ジャバ・ザ・ハット。失敗したピザのような風貌ですが、彼らハット族は、ジェダイの騎士のフォースも通用しないほど強靭な精神の持ち主。強欲、野蛮、冷酷…と絵に描いたようなワルですが、損得勘定には敏く、ハン・ソロの能力を高く買ってもいました。

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しかし「ジェダイの帰還」では、レイア・オーガナ姫の細腕であっけなく絞殺されてしまうんです。頭はいいけど腕力はからっきしダメ、というタイプだったんでしょうね、意外にも(笑)。


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