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zoom RSS 「ウォーキング with ダイナソー〜恐竜時代太古の海へ〜」

<<   作成日時 : 2015/06/19 10:40   >>

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BBC ウォーキング with ダイナソー ~恐竜時代 太古の海へ [DVD]
TCエンタテインメント
2006-07-28

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「ウォーキング with ダイナソー〜恐竜時代太古の海へ〜 Sea Monsters: Walking with Dinosaurs」(2003年製作)イギリスBBC ONE製作
製作総指揮:アダム・ケンプ&ティム・ヘインズ
製作・監督:ジャスパー・ジェイムズ
CG制作:フレームストアCFC
プレゼンター:ナイジェル・マーヴェン
ナレーター:カレン・ヘイリー
日本語版監修:平山康(早稲田大学国際教養学部)

動物学者にして冒険家のナイジェル・マーヴェンは、これまで幾多の危機に身を晒してきた。危険な動物の扱いに慣れている彼は、チームと共に数万年の時を遡り、はるか太古に滅んだ恐竜の時代を駆け抜ける。今回の使命は、地球史上最も危険だといわれる7つの時代の古代の海を旅し、獰猛な海生爬虫類たちに遭遇すること。

エピソード1 To Hell and Back

1.オルドビス紀へ

4億5000万年前の地球。ナイジェルは酸素ボンベをかつぎながら、太古の海を冒険する。彼は波打ち際でウミサソリを捕まえる。ところが彼が油断しているうちに、巨大なはさみで足を挟まれてしまう。
しかし懲りない彼は、巨大な三葉虫をえさにもっと大きな怪物をおびき寄せる算段をする。防護スーツに身を固め、海の怪物たちがえさを捕食する様子をカメラに収めようというのだ。1日21時間しかないオルドビス紀の午後。何者かにカメラを破壊されたナイジェルは、ついに自ら危険な海に潜っていく。ウミサソリ以上に凶暴な直角貝に遭遇した彼は、直角貝がウミサソリを捕食する様を目の当たりにする。なんと彼は直角貝につかまり、深海まで引きずり込まれそうになる。海まで戻った彼は、ウミサソリが浜辺で産卵している様子を目撃。

2.三畳紀へ

2億3000万年前の地球。地球上は既に爬虫類によって支配されていた。海生爬虫類を間近で目撃するため、ナイジェルは防護スーツに加えて電気棒を武器にしてノトサウルスを捕まえてみせる。首が異様に長いタニストロフェルスは、ナイジェルに捕まえられた際とかげのように尻尾を切って逃げ出した。と、どこからかキンボスボンディルスが悠然と現れた。魚竜類の原始的なものだ。彼らはこの後1億年に渡って海に存続し続けるのだ。キンボスボンディルスはナイジェルを敵と判断し、威嚇してくる。

3.デボン紀へ

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3億6000万年前の地球。巨大な甲冑魚が海を闊歩している。カメラマンがデボン紀の海の模様を撮影するのに成功した。甲冑魚の名の通り、ダンクレオステウスは5センチの厚さの固い皮膚に体表を覆われている。なんでも噛み砕く強靭なアゴ、獰猛な性格。ナイジェルは防護ケージの中に入って、直接ダンクレオステウスにえさをやるという無謀な計画を立てた。彼はえさを抱えてカメラマンと共にケージ内に入り、捕食者が血の臭いをかぎつけるのを待った。アイロン台のような背びれを持つ、ステタカントゥスという奇妙なサメの先祖が現れる。そしてついにダンクレオステウスがナイジェルに向かって牙を剥いた。その巨大な身体もろともケージに体当たりを食らわしてきた!ナイジェルたちはどうなってしまうのか。

エピソード2 Into the Jaws of Death

1.ダンクレオステウスから生還

ダンクレオステウスの体当たり攻撃でケージは曲がってしまった。えさを覆った鎖ごとチェーンソーのような牙で噛み砕く。甲冑魚は5000万年前まで海で繁栄を誇ったが、現在では全て絶滅している。なんとダンクレオステウスは、子供のダンクレオステウスを食べ、消化できない部分を吐き出すと、またどこへと知れず泳ぎ去っていった。共食いも辞さない恐るべき殺人魚である。

2.始新世へ

3600万年前の地球。ダンクレオステウスから無事生還したナイジェルは、恐竜が絶滅した時代と現代のちょうど中間の時代である始新世へやってきた。哺乳類はこの時代、陸地も海も支配することになる。海の中では、新しいタイプの海生哺乳類が生まれていた。
ナイジェルは、マングローブが生い茂り一面沼地の地上に出た。驚くべきことに、ここは将来サハラ砂漠となる土地だったのだ。ナイジェルは沼地で奇妙な足跡を見つけ、その主のものらしき糞を発見した。どうやら果物を主食とするようだ。巨大な2本の角を持つサイのようなアルシノイテリウムだった。ゾウに近い種で、生態はカバに似ている。水陸両生の哺乳類で、陸地でももちろん生活するが浅瀬で泳ぐ方が快適なのだ。ナイジェルは始新世の海に入り、完全に海の環境に適応した哺乳類を見つけた。古代のクジラの仲間、ドルドンだ。ところが彼は今回、ドルドンを捕食するようほどの海で最大の肉食動物、バシロサウルスを見つける使命を帯びている。バシロサウルスの化石は1832年に発見され、今ではクジラの先祖と分類されているものだ。
ナイジェルのチームはバシロサウルスを追って海を航海して行く。スピーカーでクジラの声を海に向かって流し、彼らをおびき寄せる試み。すると、突如高い波しぶきが上がり、目的の生き物が姿を現した。ナイジェルは急ぎ防護スーツを着込み、海中に潜っていく。彼は探査チームの船を盾にして、間近でバシロサウルスを目撃した。体長15メートルほど。ダイエットしたクジラのような体型だ。スピーカーはバシロサウルスに噛みくだかれたものの、その姿は無事カメラに収めることができた。

3.鮮新世へ

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400万年前の地球。地上では人類が直立歩行を始めた頃だ。太古の海は姿を消し、バシロサウルスも絶滅していた。ナイジェルはペルーの太平洋沿岸にやってきた。ここで古代のサメ、メガロドンを発見しようというのだ。だが船はいつのまにか危険水域に入ってしまい、チームの間に緊張が入る。メガロドンの生態がわからないため、まずは子供のメガロドン発見から始めることに。子供のメガロドンは海の浅瀬にいる。ナイジェルは早速浅瀬に潜り、海藻でいっぱいの中で、口の両端に長い牙を持つオドぺノケトプスを見つけた。そのオドペノケトプスを狙ってメガロドンの子供が現れる。子供といっても既に体長6メートル。大人になるとその20倍の重量となるのだ。
彼らが狩りをする現場を間近で見てみたいナイジェルは、オドペノケトプスの精巧な模型を作りボートで流してみることに。わずか15分後に子供のメガロドンが現れたが、カメラも一緒に破壊されてしまう。メガロドンはホホジロサメと同様、下側から模型を真っ二つに引き裂いていた。どうやら狩りの仕方はホホジロサメと同じようだ。
大人のメガロドンを求めて船を沖へ進める。ナイジェルはえさの魚を詰めた袋を用意した。釣られてメガロドンが近づいてきたら、その背びれに小型カメラを仕掛けるという寸法だ。うまくいけば、そのカメラによって謎に包まれたメガロドンの生態を記録できる。間もなくメガロドンが不気味な背びれを見せつつ現れた。ナイジェルは防護ケージを海に下ろし、自らケージ内に入る。メガロドンは真っ直ぐナイジェル目がけて迫ってきた。ホホジロサメなど比較にならない巨大な身体、ぎっしりと生えそろった牙。ナイジェルは史上最大の肉食サメにカメラを取り付けることが出来るのか。船上ではチームがえさの袋を上げ下げしてメガロドンを引きつける。だが苛立ったメガロドンはケージに体当たり。ケージの中からではうまくいかないため、メガロドンを船の横にぴったりと引きつけ、デッキ上から背びれ目がけてモリを打ち、カメラ装着を試みることにした。そのとき、すさまじい水しぶきが上がり、メガロドンが空中に身を躍らせたのだった…。

エピソード3 Dangerous Seas

1.メガロドンへの接触

海面が盛り上がり、メガロドンが船もろとも押し倒そうとする。ナイジェルは一瞬の隙を突いて見事背びれにカメラを取り付けた。喜びに沸くチーム。カメラは一定の時間が経過すると背びれから離れて、海上に浮かぶ仕掛けになっている。数日後信号をキャッチしたナイジェルたちは、カメラの無事を確認した。カメラはメガロドンの生態を逐一記録し、その貴重な狩りの模様が収められていた。氷河期に入ると、厚い脂肪をまとったクジラは北極へと移動し、繁栄を誇ったメガロドンもえさを失って絶滅してしまうのだ。

2.ジュラ紀へ

1億5500万年前の地球。地上では史上最大の恐竜たちが闊歩していた。そして海にも、さらに大きな怪物が潜んでいる。ナイジェルはそんな危険なジュラ紀の海に潜り、いきなり史上最大の魚リードシクティスの大群に出会う。ナイジェルは彼らを捕食するさらに獰猛な海生爬虫類を追って、群れについていく。リードシクティスは海中のプランクトンを食べ、群れで行動する。群れから脱落したリードシクティスは、メトリオリンクスやヒポドゥスなどに生きながら食べられてしまった。
チームは、獲物になっているリードシクティスに沿って船を移動する。4つのひれを持つ巨大な海生爬虫類、リオプレウロドンが血の臭いに惹きつけられて姿を現した。その模様を撮影するため、ナイジェルはカメラを海中に沈めた。リオプレウロドンは船影に驚いて逃げてしまった。そうなると、ナイジェルは直接海中に潜ってみたくなる。防護スーツから腐った肉の臭いを発散する仕掛けを作り、嗅覚の鋭いリオプレウロドンと対抗できる術を得た彼は、先ほどのリードシクティスの死骸の近くに潜っていった。カメラが捕えたリオプレウロドンの姿。彼らは短い首によって噛む力を増しており、鋭い牙で肉を切り裂く。彼らがふとナイジェルたちに気づき、猛然と近寄ってくる。ナイジェルは防護スーツから悪臭を放って難を逃れた。

3.白亜紀へ

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7500万年前の地球。巨大隕石が地球に落下し、地上の恐竜たちが絶滅する直前の頃だ。白亜紀の海岸沿いでは、ヘスペロルニスが群れを成していた。空を飛べない鳥類で、くちばしの中には鋭い歯が並んでいる。白亜紀の海には、史上最も凶暴な肉食動物が揃っているのだ。サメの仲間、肉食海生爬虫類など。彼らに対抗するため、魚類でさえ獰猛であった。まさに地獄の水族館だ。
ナイジェルは血に染まった海面を見つけた。潜望鏡には、醜い顔のクシファクティヌスや、白亜紀の海を支配した海生爬虫類モササウルスが映る。モササウルスは海ヘビの仲間だが、沖には体長18メートルまで成長する大物がいるという。ナイジェルは、プテラノドンやティラノサウルスに別れを告げ、沖に向かった。
船は現在のカンザスシティ沖の海を航行中だ。ここで、大型のモササウルスを音波で感知する追跡装置をセットするのだ。船首と船尾にカメラもつけ、遠隔操作可能なカメラも用意。さすがのナイジェルも、今回ばかりは直接海に潜ることはできないからだ。船上をプテラノドンが優雅に滑空する。プテラノドンは魚を捕食するが、ここでは逆に魚に捕食されることもある。
翌朝明朝、船に衝撃が走った。真っ二つに食いちぎられた巨大カメ、アーケロンの死骸が船のそばに浮かんでいた。モササウルスの仕業だろう。彼らを求めて海を航海するうち、ナイジェルはすっかりプテラノドンと仲良くなってしまった。船の真下に、海生爬虫類エラスモサウルスの影が映る。イルカのように、船が作る波に乗って泳いでエネルギーを節約していたのだ。群れで移動中のようだ。遠隔操作カメラでエラスモサウルスの群れを追跡する。彼らは頭は小さく、首は異様に長い。生きているアーケロンの姿も発見した。ナイジェルはアーケロンを見ると、いてもたってもいられなくなり、防護スーツを着て海に潜る決心を固める。アーケロンと一緒に泳いでみたいのだ。彼は遠隔操作カメラを頼りに巨大カメの背中にしがみついた。ところが不気味な影が船に迫りつつあった。ナイジェルは急ぎゴムボートに避難し、船に戻ることに。そのとき遠隔操作カメラは、巨大なモササウルスがナイジェルたちの乗ったゴムボートを簡単にひっくり返す様を捉えていた。モササウルスはゴムボートをカメと間違えたのだった。ナイジェルたちは丸腰のまま、モササウルスの群れる海中に放り出されてしまう。モササウルスも子供を守るために群れで行動しているのだ。モササウルスたちは今のところボートに攻撃を加えており、人間の存在には気づいていない。ナイジェルたちは隙をついて船に泳ぎ帰る。
命からがら逃げ延びたナイジェルたちの旅は終わった。チームはようやく船室で安眠をむさぼる。ところが、その頃船には、複数の不気味な影が忍び寄っていた。センサーはけたたましく非常事態警報を発している。おびただしい数のモササウルスの群れが、牙を剥いて襲い掛かってきたのだった…。


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ナイジェル・マーヴェン Nigel Marven

1960年11月27日、英国ロンドン生まれ

幼い頃から動物が大好きで、両親の教育方針もあり、いつもなにかしらの動物を飼って触れ合う生活を送ってきた。学業を修めた後は一年間アメリカを遊学し、広大なアメリカ大陸に住む野生動物への見聞を広める。英国に戻ってからはブリストル大学に進み、動物学を専門に学んだ。ナイジェルにとって幸いだったのは、ブリストル大学が動物学に関して英国一の専門性の高さを誇っていたこと。彼はここで野生動物の習性についてあらゆる知識を身につけた。英国BBC放送制作のドキュメンタリー番組の現場で、彼はカメラマンのアラン・ヘイワードからドキュメント映画製作の方法を学んでいった。
それが縁でBBCに職を得たナイジェルは、デイヴィッド・アッテンボローの野生動物ドキュメント番組シリーズで、リサーチャーとして働くチャンスを与えられる。その働き振りと彼の専門知識に着目したBBCは、ジェラルド・ドゥレル著「My Family and Other Animals」を新たにドラマとして映像化する企画の製作補に、彼を指名。5ヶ月に渡る撮影期間中、彼は大好きな著作の原作者ジェラルド・ドゥレル本人にも会い、貴重な体験を積む。シーンのうちのいくつかを実際に監督もし、動物に演技させることのできないシーンでは、彼が動物の動きを演じても見せた。
彼は10年以上に渡って、BBCで数々の野生動物ドキュメント番組を制作し、1998年にグラナダテレビ局に移動した。より刺激的なドキュメント番組制作に乗り出すためだ。ナイジェルはそこで番組を制作するだけではなく、自ら案内役としてカメラの前に立つことになった。以下は、彼が案内役としてナビゲートした番組である。

●フィルモグラフィー

2015年『Eden Shorts: From Lens to Screen』
2015年『Nigel Marven's Cruise Ship Adventures』
2014年『Eating Wild』(AFC)
2014年『Ten Deadliest Snakes with Nigel Marven』
2013年『My Family & Other Turkeys with Nigel Marven』
2013年『Ten Deadliest Snakes: China』
2013年『Whale Adventure with Nigel Marven』
2012年『Wild Colombia With Nigel Marven』
2012年『Hainan Adventure with Nigel Marven』(UKTV Eden)
2012年『Yunnan Adventure with Nigel Marven』(UKTV Eden)
2011年『Untamed China with Nigel Marven』
2010年『Panda Week with Nigel Marven』
2009年『Invasion of the Giant Pythons: Florida with Nigel Marven』
2009年「プライミーバル恐竜復活 Primeval - Episode 3.4」
2008年『Weird, True & Freaky Shark Attacks』
2008年『Help! I'm No Bigger Than A Bug』
2008年『Jaguar adventure with Nigel Marven』
2007年『Shark Island with Nigel Marven』
2007年『Polar Bear Week With Nigel Marven』
2007年『Arctic Exposure』
2007年『Hider in the House』
2007年『Killer Whale Islands』
2007年「マイクロ・サファリ―ナイジェル・マーヴェン in ミクロの世界へ大冒険!―Micro Safari: Journey to the Bugs」
2006年『Penguin Week』
2006年「プレヒストリック・パーク Prehistoric Park」…NHK「地球ドラマチック」にて放映済み。
2006年『Ugly Animals』
2006年『Rhinos』
2005年『Nigel Marven's Venom Hunters』
2005年『Nigel Marven's Animal Detectives』
2004年『Scream if you Want to Get Off!』
2004年『Bull Sharks』
2003年『The Human Senses』
2003年『Meerkats』
2003年『Piranhas』
2003年『Anaconda』
2003年「ウォーキング with ダイナソー〜恐竜時代太古の海へ〜」
2003年「ウォーキング with ダイナソー タイムスリップ!恐竜時代」
2002年『Alligators』
2002年『Rats』
2001年 - 2002年『Nigel's Wild Wild World』
2001年『Big Cats』
2001年『Giant Creepy Crawlies』
2000年『Shark Week』
2000年『Bloodsuckers』
1999年『Giants』

NHKにて放映された「プレヒストリック・パーク Prehistoric Park」でも、動物学者にして冒険家のナイジェル・マーヴェンは大活躍でした。
そもそも彼のナビゲートする番組が初めて日本で紹介されたのも、NHKの「地球ドラマチック」枠内でのこと。 記事は前後しますが、ナイジェルが太古までタイムスリップして陸上恐竜と接近遭遇するという、冒険ドラマ仕立ての空想科学ドキュメンタリー「ウォーキング with ダイナソー タイムスリップ!恐竜時代」ですね。2004年5月に全2話が放映されると、この番組自体日本でも大変な反響を呼びました。そこで第2弾として、今回ご紹介した「ウォーキング with ダイナソー〜恐竜時代太古の海へ〜」が同じ「地球ドラマチック」枠内で2004年8月に全3話が放映されたというわけです。
恐竜たちの恐ろしく精巧なCGは、「アルマゲドン」や「トゥームレイダー2」「サンダーバード」等で知られるフレームストアCFCチームが出がけています。そのせいか、テレビ番組の規模とは到底信じられないほどの緻密な古代世界の映像が、画面いっぱいに広がります。観ている私たちも思わず本物かと錯覚するほど。加えて、映画「ジュラシック・パーク」や「インディ・ジョーンズ」シリーズからの影響を多大に受けたと思われるドラマ仕立てのプロットは、もはやドキュメンタリー番組の域を超えておりますね。遠く古代に滅んだ巨大な恐竜たちが闊歩する様を観るだけでもワクワクするのに、その中に現代の冒険家たちが現代の装備で挑んでいくというストーリーは、画面に奇妙な真実味をプラスしています。真面目なドキュメントとエンターテイメントの融合が、質の高い新しいタイプのドキュメンタリー番組を生みだすことに成功したといえますね。ちなみにこの「ウォーキング with ダイナソー」シリーズは、総額12億円もの巨額の製作費がかけられ、エミー賞も受賞しています。

ナイジェルが実際にウミサソリを手に取ったり、防護ケージに入ってダンクレオステウスの攻撃を受けたりするシーンでは、CGだけではなく遠隔操作できるロボットも使われました。NHKでは反響を受け、番組の撮影メイキング・シーンも加えた再放映も行われました。このシリーズの人気の程が伺えます。そしてとうとう待望のDVD化もされたわけですね。日本では、この2つのシリーズは同時に発売されず、別々のDVDに収められています。特に「ウォーキング with ダイナソー〜恐竜時代太古の海へ〜 Sea Monsters: Walking with Dinosaurs」の方は、同じBBCの恐竜ものドキュメンタリー番組「ウォーキング with モンスター Walking with Monsters」(俳優ケネス・ブラナーがナレーションを務める)と抱き合わせで発売されました。私が購入したのはこちらのカップリング版です。「〜モンスター」の方も大層面白い番組でしたが、アメリカなどではナイジェルの「ウォーキング〜」シリーズは一緒に発売されているので、日本でのややこしい販売方法は実に残念です。

しかし今回再見してしてみて改めて、そのCGと実際の自然の映像の見事な融合と、ナイジェルの俳優顔負けの迫真の演技(笑)、緊迫感溢れる冒険ストーリーに感心することしきり。監督の演出も非常に手堅く、ドキュメンタリー映画と劇映画双方の良さが実に良い形で組み合わされていますよ。ナイジェルが追う獰猛な恐竜の他にも、その行く手には様々な恐竜たちが登場し、目移りするほどの豪華さですが、ナイジェルはそれらについてわかりやすく解説を加えてくます。冒険譚に則りつつ、ごく普通の教育番組ならば途中で飽きてしまうであろうテーマ(恐竜たちの生態の解説)を最後まで見せ切ってしまいます。英国は、刺激的かつ内容の濃いドキュメンタリー番組の宝庫ですねえ。

我が家のアイドル(笑)、ナイジェル・マーヴェンさんの公式サイトはこちらからどうぞ。→The Official Site of Nigel Marven:記事中の画像は、こちらからお借りしています。

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最後に、ナイジェルと2004年にめでたくご成婚された奥様ジルの画像を。

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