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zoom RSS もしも…バトンと「トッツィー Tootsie」

<<   作成日時 : 2011/06/23 21:10   >>

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もし〜だったら、あなたならどうする?


【1】もし、あなたの性別が今現在と逆だったら?

私自身は、女性であることに格別不満を感じているわけではありません。むしろ女性で良かったと思っているぐらいで。しかし、もし万が一、男性として生まれてきたならば、やはり異性を理解することに努めるでしょう。簡単なことではありませんが、それが人生を楽しくする大きな要因だと思うからですね。

この設問を見て思い出したのが映画「トッツィー」です。

画像

「トッツィー Tootsie」(1982年製作)
監督:シドニー・ポラック
製作:シドニー・ポラック&ディック・リチャーズ
原案:ラリー・ゲルバート&ドン・マクガイア
脚本:ラリー・ゲルバート&マレー・シスガル
撮影:オーウェン・ロイズマン
作詞:アラン・バーグマン&マリリン・バーグマン
音楽:デイヴ・グルーシン
出演:ダスティン・ホフマン(マイケル・ドーシー/ドロシー)
ジェシカ・ラング(ジュリー)
テリー・ガー(サンディ)
ダブニー・コールマン(ロン)
チャールズ・ダーニング(ジュリーの父レス)
ビル・マーレイ(脚本家志望のジェフ)
シドニー・ポラック(エージェントのジョージ)
ジョージ・ゲインズ(ブルースター医師役のジョン)
ジーナ・デイヴィス他。

マイケル・ドーシーは演技コーチだ。自身も俳優であるが、完ぺき主義のせいでスタッフとよく揉め事を起こしてしまう。よって万年失業中の身である。仕方なく、ルームメイトである脚本家志望のジェフと、生活のためウェイターをしている。
マイケルが教えている俳優の卵サンディは、病院ものソープ・オペラのオーディションに臨もうとしていた。マイケルがテレビ局までついていってやったにもかかわらず、彼女は極度の緊張のためオーディションに落ちてしまう。ディレクターのロンが欲しがっている俳優は、“タフな女性”。一計を案じたマイケルは女装し、女優ドロシー・マイケルズとしてオーディションに向かう。当初ロンは、タフさが足りないと見下した態度でドロシーに接するが、持ち前の演技力でドロシーが怒ってみせると、プロデューサーに気に入られて採用となった。“彼女”の役柄は、病院の理事長エミリーである。予想外の展開となったが、この作戦にはもう一つ落とし穴があった。撮影現場で知り合った、看護婦役のジュリーに“彼女”が一目で恋に落ちてしまったことだ。
マイケルは“ドロシー”のまま、腐れ縁のエージェント、ジョージに会いに行く。はじめはもちろんそれがマイケルとはわからなかったジョージだが、真相を知って腰を抜かす。ジェフは、今執筆している芝居の上演資金のため、ドロシーがマイケルだと知られないように隠蔽工作に協力することになった。
男の姿に戻ったマイケルは、出来心でサンディとベッドを共にしてしまう。サンディとの恋愛を続けながら、撮影現場ではチャーミングなドロシーとしてエミリー役を達者に演じるという、彼の二重生活が始まった。撮影は順調に進み、やがてドロシーの演じるエミリーはお茶の間の人気者になっていく。しかし困った事態になってきた。共演するブルースター医師役のジョンが、ドロシーの正体を知らずに強引に“彼女”に迫り始めたのである。おまけに大本命のジュリーは、あのいけすかないロンと付き合っているし。ロンは、ジュリーをアクセサリーかなにかのように扱っていた。にもかかわらず、ジュリーはロンから離れられない。マイケルは、現場ではあくまでも一人の友人、共演者としてしか彼女に接することが出来ないでいる。歯噛みするマイケルは、うまい具合に、台本の読み合わせをするためにジュリーの家に招かれた。彼女がシングルマザーであったことを知った彼は、ここぞとばかりに彼女を励まし、気持ちを強く持って自立することを説く。表面上は女同士の心おかない会話を装いながら。そんなことをしているうちに、マイケルはサンディとの夕食の約束をすっぽかしてしまう。もちろんサンディは怒り狂い、マイケルはアパートから叩き出されてしまう。
マイケルはドロシーとして、プライベートでもジュリーと親しくなった。彼女から父親のレスを紹介されたのだが、困ったことにレスまでドロシーにぞっこんになってしまう。ドロシーに感化されたジュリーは、ロンとは別れると宣言。うれしさのあまり、つい自分がドロシーであることを忘れたマイケルは、ジュリーにキスしようとした。彼女にレズビアンだと勘違いされ、距離を置かれてしまう。ショック状態のマイケルに、さらにとんでもない事態が持ち上がる。レスからプロポーズされたのだ。それに、業を煮やしたジョンがマイケルのアパートに入り込んできた。すったもんだの末にやっとジョンをアパートから追い出すと、事情を知る数少ない人間であるサンディと対峙することを迫られるマイケル。彼は、これ以上二重生活は続けられないと、サンディにジュリーを愛していることを告白した。サンディは、女装して女性の苦労を理解したつもりでいたマイケルに、痛烈な非難を浴びせて愛想をつかす。
女優を演じることに疲れ果てたマイケルは、番組のライブ放送の際に、自らかつらを取り、裏声から男の太い声に戻って、実は男性であったことを明かした。全米のお茶の間に流されたこの衝撃の事実のせいで、マイケルは再び職を失ってしまう。しかし心は晴れやかであった。その後彼は、男性として堂々とジュリーに愛を告白し、ジュリーもとまどいながらも彼を受け入れてくれたのだった。

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男女入れ替わりモノとして真っ先に思い出すのが、この作品です。手練れのポラック監督の痛快コメディですが、物語の中にさりげなく男女差別の問題を織り込むなど、女性の社会進出の現状にもうまく目配せした内容に仕上がりました。とはいうものの、あくまでもこの作品の本質は、男女入れ替わりの巻き起こすどたばた劇。それを軽妙な会話と、一つ一つ練り上げられたプロット、ダスティン・ホフマンはじめ脇を固める芸達者たちの絶妙な演技でしっかり魅せて飽きさせません。何回観ても、その都度違うおもしろさが楽しめるエンターテイメント作品です。
個人的には、オスカーを受賞したチャーミングなジェシカ・ラングよりも、マイケルの独善っぷりにするどいツッコミを入れるファニー・フェース、テリー・ガーの方が好き。彼女は、女装してしまったがために、女性が社会で働く際に経験する様々な弊害に対峙せざるを得なくなるマイケルを、冷静に見つめる唯一のキャラクターです。職場でのセクハラなどいろんな苦労を体験して、女性性への見方が変化したかに見えるマイケルですが、その実、中身はちっとも変わっていない。女性との恋愛観に於いてはむしろ、彼が嫌悪するロンと同じレベルであることをしっかり指摘してくれます。そんなピリッと辛味の効いたキャラクターがいるからこそ、このコメディが絞まって見えるのに、彼女サンディの扱いが多少ぞんざいなのは気の毒ですね。
サンディの他にも、個性的な登場人物には事欠きません。マイケルのエージェントを演じたポラック監督自身もいい味を出していますし、若き日のビル・マーレーも独特。しかしなんといっても最高なのは、ジュリーの父レスを演じたチャールズ・ダーニング!このキュートなパパは、ぜひ映画でご覧になっていただきたい。あの絶妙なボケ具合は真似しようと思ってもできないわ。「ジェフは承知か?」…映画のクライマックスを見事にまとめてくれます。ダーニングは、巨漢を生かして悪役を演じることの多い俳優ですが、お笑いも達者です。未見の方はぜひご覧あれ。


【2】あなたの余命があと1日だったら?

大好きな映画を観て、大好きな音楽を聴いて、おいしいものを食べる。…今やってることと大して変わらんなあ。まあいいや、家族も一緒にいてくれるなら(笑)。


【3】隣りの奥さんが、実は世界征服を企んでいたら?

放っておく(爆)。やれるもんならやってみやがれ。でも、面白そうだから高見の見物をさせてもらう。


【4】恋人と入れ替わってしまったら?

相手がやりたくとも普段は理性で抑え込んでいることを、代行してあげましょう。例えば、ちゃぶ台をひっくり返すとか、公衆の面前でセーヌ河に飛び込んでみるとか。…いや待てよ、これはひょっとして私自身がやりたいことではないのか(笑)。


【5】朝、起きたら隣りに見知らぬ人が寝ていたら?

それが異性でも同性でも、とりあえず通報。あらま、意外や常識的な答えが(笑)。


【6】友達の背中にチャックが付いていたら?

そらもう、ためらいもなく全開。


【7】殺人の濡れ衣を着せられたら?

ノートとえんぴつは与えてください。拘置所内で日記を書きますから。…でも濡れ衣ということは、自分は本当は無実であるわけですよね。ならば、それをまず証明しなくてはならないんでしょうけど…。もういいや、どうでも。めんどくせーや(笑)。


【8】会計の時に1円足りないと気付いたら?

「あ、お金足らないやー、すいません、これ買うのやめまーす」と明るく言い放って手近な商品をひとつかごから出し、さわやかに会計を済ませる。実話です(笑)。ちなみに、実生活でももちろん実行済みですがなにか。


【9】あなたが電車で座って、杖をついたおばあさんが乗ってきたら?

席を譲りますな。そして一緒に連れている子供達に芸のひとつもさせてみる。…パリに住んでいた時驚いたのは、メトロ内で、若者がお年寄りに席を譲るシーンをついぞ見かけたことがなかった事実。皆さん、見事に知らん振り。とりあえずさあ、お年寄りには席を譲るようにしようよ。それが最低限の人間のマナーちゅうもんじゃないのか。


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